愛着障がいとは? 2

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 「愛着障がい」の特徴は以下の通りです。

主たる特徴】
・意地っ張り
・強情(強気)
・度が過ぎるわがまま
・体調を崩しやすい(頻繁に風邪をひく)
・体つきが周りの他の子どもより小さめ(極端な低身長)
・自傷行動
・他害行動(人をたたくなど)
・不眠
・食欲不振
・大人など周りの人を試すような言動が多い
・理由もなく嘘をつく

反応性アタッチメント障がい(反応性愛着障がい)
・他者を警戒しすぎて頼ることができない
・無表情(笑顔が極端に少ない)
・他の子どもとの交流がない

 これらの特徴はASD(自閉スペクトラム症)HSC(HSP)スペクトラム(繊細っ子)(繊細さん)とよく似ていることから診断や判定が難しいです。

脱抑制型対人交流愛着障がい
・初対面の人にも関わらず、抱っこなどのスキンシップをせがむ
・なれなれしく場にそぐわない言動を繰り返す

 これらの特徴はADHD(注意欠如多動症)サイコパス(反社会性人格障がい)解離性障がい(多重人格)と区別をつけるのが難しいです。

 繰り返しになりますが、メンヘラ(精神系の問題)は'ほぼ100%原因不明'のため「これを行えば治る」という確立された治療法はありません。

 ほとんどは医療機関から処方される漢方薬などによる「薬物療法」や児童心理治療施設などによる「カウンセリング(心理療法)」などの「対症療法(その日その場しのぎ)」しかありません。

 そして何よりも、心を癒し、トラウマから耐えられるようになるにも5年以上かかることも珍しくなく、'年単位'の長期的なアプローチが必要です。

 そして「診断」がついたからと言ってあきらめたり絶望したりする必要はありません。あくまで、「診断がついた今現在まで」に問題行動が見られただけです。

 親を始め、周りの人たち全員の対応が必要です。

 まず第一に子どもにとって「安全基地」であること、「最大の味方」になれるようケアや理解に努めましょう。
 親子カウンセリングなどの「第三者介入」が治療やケアとして薦められています。

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