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'怒り'の対処

できることから始めよう!!【薬物療法】  最も手っ取り早いのが「自分に合った薬物療法」です。  西洋薬や漢方薬などあくまで「自分に合ったもの」を継続服用しましょう。特に、漢方薬は即効性はあまりありません。最低でも数ヶ月以上は飲み続けるしかありません。どちらにせよ、'自己判断による中止'はリバウンド(禁断症状)の観点からNGです。  副作用も気になりますが、それは飲み合わせなどが間違っている場合がほとんどです。かかりつけのお医者さんや薬剤師さんなどとまめに相談しましょう。 【カウントバック】  数を数えることは「集中をそらすこと」で怒りを忘れることですが、同じ方法では慣れてしまい、怒りから意識をそらすことはできません。  即効性はありますが、数え方を常に変えて6秒間やり過ごすしかありません。大事なのは、「怒りに反応しない(問題に関わらない)」のが目的です。 【ストップシンキング】  名前の通り、「頭の中を真っ白にする(思考停止)」ことです。  自分の頭の中に「大きく白い紙(白いカーテンなど)」がいっぱいに広がっているイメージを続けることです。  人によっては、暗幕や砂浜を頭の中いっぱいにしてもかまいません。  または、頭の中に緊急停止ボタンをイメージさせ、「ストップ!!」と声に出したり、頭の中で唱えてながらボタンを押しましょう。  あるいは、「面倒くさいからやーめた」など頭の中で唱えて頭の中をリセットするのも効果的です。 【グラウンティング】  '目の前にあるものだけ'に意識を集中させることです。これは「保続行動(何度も繰り返し怒りを覚えてしまう)」にも効果的です。  コップやペ
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子育ての'秘訣'!?

人生の黒幕はやはり「親(家族)」!? 今回はフィリッパ・ペリー先生著の『自分の親に読んでほしかった本』(日経新聞出版:英)の内容をもとにお話します。  こちらの書籍はすでにYoutubeなどの映像でも紹介されていますが、改めて児童心理学を身につけた私も含め、「全人類必読書」と言っても過言ではありません。  ずばりですが、結局「人生の黒幕はやはり'親(家族)'」だということです。  詳しくは別の書籍などの内容をもとにお話しますが、私も含め「発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん)」という併存当事者がこの世に'存在'する以上はやはり'身近な人間関係'-とりわけ母親からの影響を強く受けた結果なのではないかと思います。(だからこそ、児童心理学や家族心理学の研究を強く求めます!!!!)【子育ての遺産は連鎖する】  「人生の黒幕はやはり'親(家族)'」なのはこの上記のためではないかと思います。  まずは皆さんの子ども時代を思い出してください。どのような家族でしか?  そして今現在子育て中(0歳~12歳のお子さんを抱えた)皆さん、どのように子どもと接していますか?  結論として、「(過去に体験した)あなたの行動や感情」がそのまま子育て活動に反映されていると思います。  もちろん、地域性や時代によってずいぶん子育て活動も変わりました。とりわけ、出生率1位の沖縄県と最下位の東京都は子育て活動に対する価値観が180度違うものでしょう。  しかし人間も'生き物の一種'である以上、必ず'親(家族)'の影響を多大に受けているはずです。  繰り返しですが、「子どもは自力でお金を稼ぐことはできません」。「
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ビッククエスチョンとは?

「関わらない」行動も大切  「怒り」は本来、「怒る必要がある」と判断された場合どのような行動をとるかで変わります。【関わる】  自分が「当事者」である場合や身近な人間関係に及ぶ場合は、思いっきり関わりましょう。 (例) ・仕事上、どうしても同期に言わなくてはいけないことがある ・子どもに教育上の理由があって、言う必要がある ・良好な人間関係を続けるために、言いにくいことだけど言わなくてはいけない 【関わらない】  自分が部外者など関わる必要のないものは'関わらない'が吉です。 (例) ・政治家の不祥事にむかついた ・カフェの隣の席の会話が不愉快だった ・路上で歩きスマホをしている人に腹が立った  この「関わる」、「関わらない」の判断する基準は「ビッククエスチョン」と言います。  これは「自分の人生において、それ(怒りになりそうな現場)に関わることで自分や周りの人が長い目で見たときに幸せかどうか?」という基準です。  当たり前ですが、「人生は一度しかない有限なもの」です。 このラインより上のエリアが無料で表示されます。  自分の人生をよくするために、関わる必要のあるものは全力で「関わり」ましょう。  一方で、余計なことまでエネルギーを使っていると、自分が一番力を入れたいことに集中できません。それこそが、「無理・無駄・無茶」なのかもしれません。  人生に限られた時間やお金、労力は本当に関わる価値のあるものだけに使いましょう。  私もそうですが、「発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん)」の併存当事者は心理学面でも福祉面でも'珍しい事例'ですので、「当事者意識」が高い人たちも多いで
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怒りのメリット&デメリット

'怒り'は「百害あって一利なし」!? 結論としては、「百害あって一利なし」です。(笑) それでも過去に書きましたが、人間も'生き物の一種'である以上「防衛感情」として怒りが出ます。【メリット】・やる気や気力になる→選手などは負けた悔しさや怒りをバネとして「次こそは勝つ!!」と闘志を燃やします。このように、怒りが「自分自身を鼓舞する(動かす)エネルギー」にすることができます。・真剣さ、必死さが伝わる→子どもが「命に関わる」ような危ないことをしたとき、親は怒ります。このように、相手の真剣さ、必死さ、「いかにそれが危険なことか」を伝えることができます。【デメリット】・人間関係が悪化する→相手を責めたり、相手が理解できない怒りだとけんかに発展します。最悪の場合、仲違いとなり人間関係が壊れることがあります。・場の雰囲気が悪くなる→家庭や学校、職場、友だち関係など誰か一人でもイライラするとその場の雰囲気が悪くなります。 繰り返しですが、人間も'生き物の一種'である以上怒りは自然な感情です。 しかし残念ながら、私もそうですが、怒りの感情と上手く付き合うのが難しいのが現代社会です。【考えられる原因】・日本社会はとりわけ、「失敗は恥」、「失敗は損」という失敗に寛容ではない教育、文化の影響が多いです。対して欧米は、「失敗は当たり前」という雰囲気が根付いています。'人の失敗'をとことん叩くのが日本社会のゆゆしき文化なのです。・特に現代社会は「叱らない教育」ということで、子ども時代から「怒ってはだめ」、「怒ることは損」としつけられてきました。しつけはもちろん必要ですが、あまりにもひんぱんにそうだと反っ
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障害認定区分とは?

支援に必要な振り分け 多くの相談員(SW)によって活用される「障害認定区分」。  これはお国の「障害者総合支援法」および「児童福祉法」に基づいて認定される「福祉支援サービス」を受ける上で必要な区分です。  しかし、基準は各地の事情によってまちまちです。それでも、大雑把には障がいの程度による質問はだいたいお決まりのようです。  多くの相談員(SW)によるYouTube配信などである程度の解説はされていますが、改めて見てみましょう。  なお、区分に必要な質問や項目は「認定調査」によるヒアリングと主治医のお医者さんによる意見書で判断されます。 【移動や動作について】  主に「身体障がい者」向けの項目です。 1.寝返り 2.起き上がり 3.座位保持 4.移乗 5.立ち上がり 6.両足での立位保持 7.片足での立位保持 8.歩行 9.移動 10.衣類の着脱 11.じょくそう(※1) 12.えん下(※2)  (※1)「じょくそう」は長時間の寝たきり状態に伴う、下半身部の血行不良のことです。一般的には「床ずれ」と言います。  (※2)「えん下」は、主に食べ物などを飲み込む能力のことです。最近は、「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」のリスクが高まっていることから注目されています。 【身の回りのことや管理について】  主に、「セルフマジメント(自己管理能力)」に関する項目です。 1.食事 2.口腔清潔(歯磨きなど) 3.入浴 4.排尿 5.排便 6.健康・衛生管理 7.薬の管理 8.金銭の管理 9.電話等の利用 10.日常の意思決定 11.危機の認識 12.調理 13.掃除 14.洗濯 15.買
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ヤングケアラーとは? 2

「ヤングケアラー」の正体!? 更新が大変遅れまして申し訳ございません。m(_ _)m  さて、そもそも「ヤングケアラー(未成年の子どもや若者が日常的に家族の世話などを継続すること)」はどうして起こるのでしょうか? 表面上では「格差社会」などの経済的な理由が挙がりますが、実は心理学面で意外な理由が挙がります。 それは、「家族の役割逆転」です。これが大きな原因ではないかと思います。 「???」と思う人もいるはずです。 今回は加藤諦三先生著の『子供にしがみつく心理』(毎日新聞出版)の内容をもとにお話します。 ざっくり言うと、「(親自身が)子供時代の悔しさ(虚しさ、寂しさ、悲しさ)を自分の子供で晴らしている」心理状態です。 例えば、「母親はよく子供とサッカー(観戦)へ連れていく。母親は『子供が喜ぶから』と言って、その時は学校を休ませる。普段子供が『お腹が痛くて学校を休みたい(起きることができなくて学校を休みたい)』と言うときには(母親は)いい顔をしない。子供が学校を休むと母親は落ち込んでいる。ところが家族皆でサッカー(観戦)に行くときは、子どもが学校を休むのは平気。この母親は、子供と自分の欲求が'一致'するときには子供の欲求に敏感になる。親の気持ちに都合がいい時には平気で子供に学校を休ませる」 「実は母親が子供と一緒にサッカー(観戦)に行きたい。母親はそれを'家族の団らん'と言う。しかし家族の団らんを求めているのは、愛情飢餓感の強い母親であって、子供ではない」 「つまり、経済的、肉体的、心理的に自立出来ていない子供を使って、母親は『昔の傷』を癒している。子供は'母親のぬいぐるみ'になっ
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明けましておめでとうございます。(ヘルプマーク擬人化より)

 新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。m(_ _)m 今年はいきなり地震で揺れて多少は大変な幕開けとなりました。(> <) さて、改めて「ヘルプマーク擬人化」です。 実際のものも含めまして、まだ認知度は低いです。 なかなか使う人が限られているため、認知度が低いのは止むを得ないかもしれません。(^-^; 
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懲罰的自己責任とは?

「全て自分のせい…」の末路は「自己敗北性人格障がい」… 見出しのように「全て自分のせい…」思う人はいるはずです。少なくとも私自身もそうです。 この「懲罰的自己責任」はNPOあなたの居場所理事長の大空幸星さんよって発表された単語です。 昨今のインターネットの普及、長引く不況、発達障がいやHSPスペクトラム(繊細さん)の顕現化や長引くメンヘラ(精神系の問題)などに伴い、日本社会に普及したのがこれです。 「懲罰的自己責任」は、平たく言うと「全て自分のせい…」、「自業自得」と思い詰めてしまうことです。 特に、0年代の流行語に「自己責任」という言葉がありますが、そこから始まったのではないかと思います。 そしてそれが、家庭においても大きな影響を及ぼしました。 そしてそれによって「望まない孤独」へと発展したり、最悪の場合'自死'につながる恐れがあります。 特に、私のように「16テスト」の「N(iNtuitive)→(外からの刺激に対して)主観視」の気質特性だとこの「懲罰的自己責任」に陥りやすいそうです。 繰り返しで申し訳ないですが、「N(iNtuitive)→(外からの刺激に対して)主観視」の気質特性は'課題の分離'が苦手です。そのため、「全て自分事」に無意識に捉えてしまい、「懲罰的自己責任」へ発展してしまいます。 特に、Y世代(アラサー)やZ世代(アラトニ)、そのさらに下の今現在思春期(ティーン期)はこの気質特性が強いそうです。 やはり0年代の流行語、「自己責任」の影響が根強いことが伺えます。 そして、「懲罰的自己責任」によって「人に頼ってはいけない」、「相談は恥ずかしい」、「(病気などの
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16テストとは? 9

「同一関係」のメリット&デメリット 「自分がもう一人いたらな…」多くの人がそう思うでしょう。 16テストなどの心理学上、これに当たる人は「同一関係」と言います。 「同一関係」は16の気質特性の中で'自分のものと全く同じ気質特性'となります。 それでも、「持って生まれたもの(氏)」と「成長過程や周りの環境(育ち)」によっては'自分のものと全く同じ気質特性'でも男女差や世代差など多少の違いはあります。【メリット】・「類は友を呼ぶ」法則から同じ気質特性のため、誤解なくスムーズにやり取りができる。・(特にINFP(ウサギ型)などのHSPスペクトラム(繊細さん)は)世界中でも'マイナー(少数派)な人種'のため「同一関係」の相手と関わることができたら喜ぶ。(これが特に多いと思います)・「自分がうれしいこと≒相手もうれしいだろう」という期待感・ずっと平和に過ごせる。・距離感もちょうどいい。・お悩み相談しあえる(ケアしあえる)。・お互いの「限界値」が同じため一緒にいると疲れにくい(病みにくい)。・(お互いに世代差や経験差がかなりある場合)お互いにかなり魅力を感じる。(特に、既婚か独身か、子育て中か子育て卒業したかなど…)【デメリット】・苦手なこと困りごとが同じため、同じ問題に対処できない。・(マイナスなこともやらざるを得ないため)ゆっくり成長する。(早い変化を望む人には不向き)・(ずっと平和に過ごせる一方で)退屈になりやすい。(ある程度の時間が過ぎたら、どちらかが独立(巣立つ)のがよい)・同じことを仕切りたがるので協力しずらい。・議論に発展しやすく、マウント合戦になりやすい。・相手が自
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病院について

本当は「病院が全てではない」!? さて、一口に「病院」と言ってもその規模、内容はそれぞれ異なります。【メンヘラ(精神系)は何科?】・精神科/精神神経科/メンタルヘルス科→基本的に「メンヘラ(精神系)」と言えばここです。・心療内科→ストレスなどが原因で体に支障をきたすもの(胃腸系やぜんそくなど)を対象とした診療科です。しかし実際は、「精神科」などとセットの病院も多く、精神科のお医者さんが兼業で診察に当たることがほとんどです。 最近では、「精神科」と「心療内科」の定義があいまいになっています。・神経内科→主に、脳みそや神経系に関する診療科です。ここ最近はてんかんや認知症などを診てくれますが、「メンヘラ(精神系)」は基本的に診ません。 また、来年から始まる「医療関係者の働き方改革」に伴い、てんかんや認知症の扱いも「メンヘラ(精神系)」として変わるかもしれません。・小児科→主に、赤ちゃんから人によっては思春期前期までのお子さんの診療科です。 ここ最近は、発達障がい(未成年者)の診断などを行っているところもあります。・児童精神科→発達障がいはもちろんですが、赤ちゃんから人によっては思春期前期までのお子さんの「メンヘラ(精神系)」全般を扱っています。 しかし、全国区ではありませんので普及が急がれます。 繰り返しで申し訳ないですが、「いい子症候群」、「HSCスペクトラム(繊細っ子)」、「HSPスペクトラム(繊細さん)」、「カサンドラ症候群」、「自律神経失調症」、「ギフテッド」は'お医者さん(WHO)が正式に認めた病気ではありません'。ただの気質特性(状態)の1つとして扱われるので、どんなに困
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「いい子症候群」&「そう的防衛反応」とは?

「笑ってごまかす」必要なほど心身ともにしんどい!? 両者とも私が過去に経験したことであり、おそらく発達障がいないしHSPスペクトラム(繊細さん)の当事者あるあるではないでしょうか? 両者の共通点はどちらも外の顔が「笑ってごまかす(愛想笑い:苦笑い)」ではないでしょうか? さらに「いい子症候群」の場合は、自覚と分別のない割と幼い頃から継続されていることが多く、周りの人の指摘やYoutube、専門書などによって初めて気が付くことが多いようです。 また残念ですが、「いい子症候群」は自律神経失調症と同じくお医者さんたちが'正式に認めた病気・障がい'ではありません。 ただし、大人になって症状が長引いている場合「アダルトチルドレン」という名称で初めて病気・障がいと認められることが多いです。 何度もくどくて申し訳ないですが、やはり脳みそ研究、心理研究を「国家戦略」として加速し、「いい子症候群」も'正式に認めた病気・障がい'として認めるべきです。【考えられる原因】 最も考えられる原因は、家族などの「身近な人間関係」だと思います。 「親ガチャ」や「二世(三世)」という言葉が流行るように、残念ながら今現在は'子ども自ら自分の意思で'住む場所・育つ環境を選ぶことは不可能です。 経済など分野では、子どもは「競争社会」から外れた存在として認知されるためではないかと言われています。 何度も繰り返しで申し訳ないですが、「子どもは自力でお金を稼ぐことができません」。一方的に庇護や保護が必要な存在です。 そのため、経済などの分野では「'子ども自ら自分の意思で'住む場所・育つ環境を選ぶこと」は子どもを「競争社会」
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16テストとは? 7

HSPスペクトラム(繊細さん)たち 今回は「HSPスペクトラム(繊細さん)」のメンヘラ(精神系の問題)を採り上げます。 なお、「INFP(ウサギ型)」についてはすでに考察しましたので、割愛します。【ISFP(ヒツジ型)】 こちらは典型的な(?)「HSP」に多い気質特性だそうです。 主に、「回避性人格障がい」と「依存症」、「摂食障がい」、「共依存」が多い傾向です。 ただし、「ISFJ(シカ型)」と同じく、田舎のような「閉鎖的」、「排他的」環境では「第三の居場所(サードプレイス)」が極端に乏しく、問題につながりやすいです。 かと言って、人間の脳みそは「原始時代のまま」ですのでせいぜい身近な100人ほどのコミュニティーしか受け入れることしかできません。 そのため、大都市のような「情報過多」は「HSP」を始め、刺激を求めやすい「HSS型HSP」などHSPスペクトラム(繊細さん)にとっては「慢性疲労」が治まらない環境です。 人間の脳みそは「人々にもまれて幸せ」とは感じにくい特徴です。 私も含めてですが、HSPスペクトラム(繊細さん)の当事者や併存当事者のほぼ100%が「渋滞」や「満員列車」を嫌う傾向にあるのはこのためではないかと思います。 特に、「人間が発する」人工的な刺激、雑踏は'強い刺激'、'強い情報'として脳みそに刻まれます。それが多すぎだといかがでしょう? 「頭が真っ白」になります。 ただし、「環境」の解消にも時間がかかります。 おすすめの対症療法は、「音楽鑑賞(できれば、「インスト」のような「歌なし」がおすすめです)」です。 「自然に触れる」のもおすすめですが、田舎への移住はよ
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ワーキングメモリとは?

 「ワーキングメモリ」は単に「短期記憶」を指すものではありません。 例えば買い物の場合、「1つ〇円だとしてXつ買い、1000円札を出すとおつりはいくらか?」を算出する場合、まず計算に必要な数字を一時的に頭に入れます。これが「ワーキングメモリ」です。 「ワーキングメモリ」のほとんどは「理論(Thinking)」で用いられます。 何か動作を行う場合の必要な情報を集め、その情報を一時的に広げたり、整理したりするための'作業スペース(机)'と考えられています。 この「ワーキングメモリ」は情報を一時的に頭に留めておきながら考える働きと言えます。 その反対として、「長期記憶」はそれまで経験したことを脳内に蓄えた(既知の)情報で、いつでも取り出せる記憶です。 発達障がいのある子、人やHSCスペクトラム(繊細っ子)、HSPスペクトラム(繊細さん)はこの「ワーキングメモリ」が生まれつき不足し、体得するのに'かなり時間がかかる'そうです。 この「ワーキングメモリ」不足が気質特性の1つの「マルチタスク(同時処理)の苦手」、「うっかりミス」となって顕現化するのです。 「ワーキングメモリ」は使って鍛えるほど脳みそが刺激され活性化されます。【食事療法】・オメガ3系の油(青魚など)・肉類(赤身のみ)・緑黄色野菜(葉物など)・ベリー系果物(いちご、ブルーベリーなど)・赤ワイン(またはベリー系果物100%のジュース)・緑茶、紅茶・牛乳 これらは「ワーキングメモリ」におすすめの食べ物です。 ただし、全て取ろうとするとかなり面倒くさいものです。(^-^; また、HSPスペクトラム(繊細さん)は「カフェイン」や「アル
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ヤングケアラーとは?

 最近問題視されている「ヤングケアラー」ですが、多くは'核家族化'やミックスルーツ(外国人親)の普及、メンヘラ(精神系病気)の長期化など多岐にわたります。 残念ながら、法整備されておりませんので「法律上の定義」はありません。 しかし、一般的には「日常茶飯事として家族の世話や家事を行う未成年者の子どもたち」のことを指すそうです。 繰り返しですが、「子どもは自力でお金を稼ぐことができません」。また、高齢者も歳を取るごとにできることが限られてきます。 さらに、こうした社会性に必要な仕事を「エッセンシャルワーク」と定めていますが、子育てや介護、そして家事全般は「その仕事(行い)に見合うだけの評価(対価)が得られていない」という現実が大きいです。【家事全般】 ヤングケアラーの多くがこちらに従事せざるを得ない状況にさらされています。【介護】 高齢者はもちろん、障がいのある親やきょうだいの世話や見守りで四六時中家を空けるのが難しい状況です。 特に最近は、がんや難病、メンヘラ(精神系病気)の治療の長期化に伴いより在宅介護の必要性が高まっています。 また、感染症の不安から病院側も長期入院を断りざるを得ない状況から在宅介護の必要性が高まっています。【育児】 最近は歳の差きょうだいも当たり前となりましたが、それでも親の共働きなどで家を空けることが多い家族にとってヤングケアラーは貴重な存在となってしまいました。 親が在宅ワーク(内職)へ働き方を切り替えたりすればいいはずですが、なかなか普及しずらいのが現実です。 やはりこれらも含め、抜本的な法整備しか解決がございません。【通訳や仲介】 日本語が第一言語
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子ども食堂とは?

 クローズ支援の代表格である「子ども食堂」。 クローズ支援と私が定義するのも、それに対する法整備が全くないためです。(今後法整備が進めば、オープン支援として公的保証が認められます) きっかけは、とある飲食店がそれこそ'自分たちの意思'で自主的に始めた活動に由来します。これもクローズ支援である1つの理由です。 福祉(オープン支援)の多くは「お国(法整備)→自治体(各地)→現場(支援機関)→当事者・家族」と「トップダウン型」となります。 しかし、これでは実際の当事者・家族に支援が届くまでに時間がかかります。そして、時代遅れになりがちです。 一方、'自主性'からのクローズ支援は「当事者・家族→現場(支援機関)→自治体(各地)→お国(法整備)」と「ボトムアップ型」となります。 繰り返しますが、現代社会は「経済安定≒精神安定」という構成です。 そしてそれは、一番最低ランクの「生理欲求」にまで及んでいます。ここが満たされないまま見過ごしにされる子どもたちが現代社会はあまりにも多すぎています。 人間が動物である以上、「生理欲求」は避けられないものです。 残念ながら、共働き家庭の急増に伴い、この「生理欲求」以外にも「安全欲求」、「所属欲求(愛着欲求)」、「承認欲求(評価欲求)」という'人間らしさ'の根幹を担う欲求も不十分な子どもたちが急増したのです。 こうした背景から「ご飯を満足に食べることができない」、「栄養バランスの取れた食事ができない」状況の家庭が急増しました。 こうして、お国(法整備)を待たずに救いの手を差し伸べているのが「子ども食堂」です。 20年現在、全国で約5000ヶ所以上の「子
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児童虐待とは?

 今なお後の絶たない「児童虐待」。 大きく分けて5つに分かれますが、多くが「複合虐待」や「教育的虐待(毒親問題)」が最近の傾向とされています。【身体的虐待】 一番わかりやすい例です。・殴る、蹴る、叩く・やけどを負わす・激しく揺さぶる・溺れさせる・身体拘束(手足などの自由を奪う)など【性的虐待(性加害)】・子どもへの性行為・ポルノの被写体にする・性行為を見せびらかすなど【ネグレクト(育児放棄)】・家の中へ閉じ込める・食事を与えない・ひどく不潔にする・重い病気になっても病院へ連れて行かない・親が他の異性や同性に走る・ヤングケアラー(親がメンヘラ(病的)で、子どもが日常的に家事や世話を担うことが多い)など【心理的虐待】 最も心身に大きな影響を与える例です。・暴言・無視・きょうだいへのひいき(差別的扱い)・DV(家庭内暴力)を見せる・親の口げんかを聞かせるなど【教育的虐待(毒親問題)】 「子ども時代、親は'絶対'の存在」というのは「神が神でなかった」に近いという感覚かもしれません。・過干渉、監視(子どもの意思、意見を奪う)・子どもを利用する(子どもの手柄を横取りする)・条件付きの愛情(結果だけをほめる)・(子どもの)幸せを横取りする・偏見(こだわり、完璧主義)など しかしこれはあくまで、「氷山の一角」でしかありません。 最近では、虐待の陰湿化が後を絶たないため、周りの人が気づかない事例が増えています。 虐待の原因は、特に「実家(生みの親)」が最も多いです。逆に、「義理家庭(里親や養両親などの育ての親)」は少ないです。受け入れる前に厳重な審査を通過しないといけません。【頼れる人がいない】
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教室からの脱走

 小学生でさらに多いのが「教室からの脱走」です。 こちらも不登校と同じく、子どもなりの背景や理由があります。【感覚過敏(聴覚過敏)(学校や教室の環境に耐えられない)】 幼稚園・保育園や開業保育とは異なり、学校は「大規模な組織(集団)」になります。 他の子どもたちの声、放送などの機械音、足音、先生方の声など常にざわざわした雑踏の中にいる状態です。さらに、都市部の学校は外からの音も加わり、より多くの音であふれています。 発達障がいないしHSCスペクトラム(繊細っ子)は「生まれつき脳みその構成上」、'無意識に全ての音を情報'として仕入れやすい特徴が挙がります。 いわゆる「カクテルパーティー効果(音の選別)」が普通の人に比べて脳みそにその機能が備わっていませんので、そうした環境が騒音として耐えきれないのです。 この場合は、物理的な対策として遮音性イヤーマフや耳栓、ノイズキャンセリング機能付きイヤホン・ヘッドホンなどの着用を相談してみましょう。 ただし、遮音性イヤーマフやノイズキャンセリング機能付きイヤホン・ヘッドホンは一度試着をしてから使用しましょう。 耳はもちろん、接続部分は頭に負荷がかかるのと、学校では長時間同じ姿勢(椅子に座っりぱなし)ですので意外と肩や首にも負荷がかかります。 遮音性はもちろんですが、軽くて長時間の使用でも疲れにくいものを選ぶのがおすすめです。 とはいえ、田舎では一般的なホームセンターや電気屋さんにはない可能性が多いです。その場合は割高ですが、ネット通販を頼るしかありません。 今後当事者の声がより多く上がることで、多くのところで一般販売などを普及してくださること
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不登校とは?

 お国の定義では「病気や経済的な理由を除いた何らかの心理的、情緒的、あるいは社会的要因・背景により登校しない、あるいはしたくてもできない状況にあるため年間30日以上欠席した者」が不登校とされています。 社会人(成人以降)になると「引きこもり」に変わり、定義はあいまいになります。 不登校の主な理由は「学校生活」、「家庭生活」、「本人」と分かれますが、きっかけは特定できないことが多いです。 周りの人が問うても、本人自身もはっきりとした理由が分からない場合がほとんどです。 そして様々な理由が複雑に絡み合い、要因や背景の特定は難しいです。 また、不登校の初期状態か、ある程度年数が経過しているかによって対応が変わります。 また、引きこもりも初期状態か、不登校からの延長などある程度年数が経過しているかによって対応が変わります。 【小学校低学年(1~3年生)の不登校】 考えられる要因は「親と離れたくない」、「新しい生活へ順応しきれていない」、「校則などルールや規則への拘束感になじめない」などが挙がります。【小学校高学年(4~6年生)と思春期(ティーン期)の不登校】 考えられる要因は「人間関係の複雑化」、「性差(LGBTX(Q)の自覚)」、「家族への反抗」、「学力不振」などが挙がります。 また最近は、「ヤングケアラー(未成年・青年期介護者)」など家庭生活の世話や介助を従事することに伴う不登校も存在します。(「ヤングケアラー(未成年・青年期介護者)」については後日お話します) 【望ましい対応】 ・子供の話に耳を傾ける(理由を問い詰めたり、頭ごなしに否定することなく、じっくりと話を聞くに徹しましょ
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中1ギャップとは?

 「園→小学校」の時に「小1プロブレム」という問題行動があるように、「小学校→中学校」の時に起こる問題行動を「中1ギャップ(違い)」と言います。 しかし最近では、「小中一貫教育校」や「義務教育学校」など一貫教育が普及したため生活環境の変化があまりありません。 とはいえ、「児童期(キッズ)→思春期(ティーン)」への'大幅な心身の変化''生活習慣や文化の変化'を通過するため発達障がいないしHSCスペクトラム(繊細っ子)など「何かしらの脳みその気質特性」を備えている子どもは普通の子どもよりもスムーズに通過しずらいこともあります。 さらに、「LGBTX(Q)」のような'新しい性別や愛情対象'を自覚したり、カムアウトする子どもが増えるのもこの時期に当たります。(早い子では3歳ぐらいで自覚しますが、言語化が難しく、自己認知ができていません)(「LGBTX(Q)」は後日お話します) 考えられる「中1ギャップ(違い)」の原因は以下の通りです。【学習面】 中学校以降は「教科制(各教科で先生が入れ替わる)」、「移動教室の多さ」、「算数」は「数学」と名を変え、「国語」も「現代文」と「古典(古文・漢文)」、「理科」は「理科Ⅰ(物理と化学)」と「理科Ⅱ(生物と天体など)」、「社会」は「地理」、「歴史」と「公民」に分かれてより幅広く、専門性を掘り下げて学んでいきます。 実技分野も「図工」から「美術」へ。「体育」は「保健」と一体となり「保健体育」。「音楽」、新たに「技術(DIYや農作業)」と「家庭科(衣食住など)」、そして最近は「情報(IT分野)」とかなり専門性が上がります。 そして授業のスピードも速くなり
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失言とは?

 「失言」と一口に言っても、結局は'相手の人次第'になることが多いです。 基本的には、嘘と同じく「心の理論」が発展すると他者の言葉の裏にある'真意'が理解できるようになります。 「社会的失言」はだいたい平均9歳ごろに身につくそうですが、脳みその構成上、発達障がいのある子は自然に身につくことが難しく、技術(SSTなど)や経験を普通の子どもの何倍もかける必要があります。また、薬物療法を初診から継続すると遅れますが、「社会的失言」に気づくことが可能です。 また、HSPスペクトラム(HSCスペクトラム)(繊細さん(繊細っ子))は早い段階で「社会的失言」に気づくことが多いですが、同時に「子どもらしくない」と周りの人から言われることも多いそうです。 ここで社会的失言の課題例を紹介します。 【クラスである競争がありました。その競争に勝ちたいと思ったエマが学校を休んでいる間に、アリスの優勝が決まりました。 アリスはエマが登校したときに、「残念だったわね」と言いました。エマに「どういうこと?」と聞かれて、アリスは「何でもない」と答えました】 さて、質問です。これは誰の台詞で気まずくなりましたか? 代わりの台詞は何でしょうか? これは、アリスがエマの事情を考えず、「残念だったわね」と言ったことが原因です。 代わりの台詞の例が「ごめんね」でしょうか?(まずは謝る)(他にもある人は教えてください) 特に、何の治療などを受けていない発達障がいのある子はアリスと同じような'しくじり'をやらかす可能性はあります。 そして、ギフテッド(IQ120以上)の人たちも発達障がいの当事者と同じく「思ったことをそのまま
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小1プロブレムとは? 2

 引き続き「小1プロブレム」についてお話します。 特に、「子ども自身の不安」に多いのが日々の「通学」と「給食」、「掃除の時間」、そして「人間関係」です。 「学習(授業)」の不安は始めこそあるものの、入学後しばらくたつと薄れることが多いです。【通学】 幼稚園・保育園では、通園に保護者が付き添うことが多く、通園バスでの送迎が主流です。 しかし、小学校に上がってからは通学は'子どもだけ'で行うものがほとんどです。 朝の登校は集団登校や個人での登校の場合がほとんどです。下校も同様です。さらに、場合によっては一般の路線バスや普通列車による通学もあります。 特に、1年生の下校は'だいたいお昼すぎ'と他の学年の子よりも早いことが多く、人数も少ないです。 道のり(ルート)によっては、1人になる状況もあります。 最近は、こうした「通学中(帰宅途中)」の子どもを狙った悪質な犯罪も多く、親子ともに不安を抱きやすいです。 まずは、入学前に親子で散歩がてら道のり(ルート)の確認、一緒に一般の路線バスや普通列車によるお出かけが予防として有効です。 「自宅から学校まで危険なところはないか」、「危険な状況にあったときに避難したり、助けを求められるところはあるか」など'地道に'1つずつ確認しましょう。 道中の地域の方とのあいさつもお出かけとセットで行うと、「しつけ」にもつながり一石二鳥です。【給食】 幼稚園・保育園で給食があったか、なかったかで異なります。 特に、給食がなく、毎日お弁当持参の場合、保護者はついつい子どもの好きなものばかり入れることが多く、感覚過敏の場合「いつもの味とは違う」ということで頑固な偏食
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小1プロブレムとは?

 さて、今回は小学校入学後あるあるの「小1プロブレム」についてお話します。 幼児期までは、園での「遊び=学び」が中心の「幼児教育(保育活動)」の生活から「学校教育(授業)」が中心の「義務教育」への生活の'切り替わり'が上手くできないことを「小1プロブレム」というそうです。 特徴としては、「パニックを頻繁に起こす」、「授業中じっと座っていられない(頻繁に脱走する)」、「話を聞けず私語(おしゃべり)が絶えない」、「いつもふざけている」、「集団行動ができない」などがあります。 原因は複数に渡り、一つとしてはやはり「発達障がい」、「HSP(HSC)スペクトラム(繊細さん)(繊細っ子)」などの'生まれ持った脳みその特徴'が隠れている場合があります。 繰り返しですが、これらは全て今現在'原因不明'です。 そのほかにも、都市化、地域における地縁的つながりの希薄化、価値基準の流動化など'社会の在り方'によるものもあります。 その根底にあるのが、昨今の「超少子高齢社会」と「超格差社会」です。 そして繰り返しになりますが、「親ガチャ」や「二世(三世)」という言葉が流行ることは「超少子高齢社会」と「超格差社会」の根本原因が'家庭(家族)'ということに縛られているのではないでしょうか? 特に、キリスト教(ミッション)は「家族(家庭)至上主義(家族は絶対であること)」のところもあります。欧米ではクリスマスやハロウィンなどの行事・催事は「家(家族)で過ごす」のが一般的なのも納得できますね。 また、里親制度や養子縁組などの'家族としての養育'にも欧米が積極的なのもうなづけます。 さらに欧米は「元祖福祉国家」
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愛着障がいとは? 2

 「愛着障がい」の特徴は以下の通りです。【主たる特徴】・意地っ張り・強情(強気)・度が過ぎるわがまま・体調を崩しやすい(頻繁に風邪をひく)・体つきが周りの他の子どもより小さめ(極端な低身長)・自傷行動・他害行動(人をたたくなど)・不眠・食欲不振・大人など周りの人を試すような言動が多い・理由もなく嘘をつく【反応性アタッチメント障がい(反応性愛着障がい)】・他者を警戒しすぎて頼ることができない・無表情(笑顔が極端に少ない)・他の子どもとの交流がない これらの特徴はASD(自閉スペクトラム症)やHSC(HSP)スペクトラム(繊細っ子)(繊細さん)とよく似ていることから診断や判定が難しいです。【脱抑制型対人交流愛着障がい】・初対面の人にも関わらず、抱っこなどのスキンシップをせがむ・なれなれしく場にそぐわない言動を繰り返す これらの特徴はADHD(注意欠如多動症)やサイコパス(反社会性人格障がい)、解離性障がい(多重人格)と区別をつけるのが難しいです。 繰り返しになりますが、メンヘラ(精神系の問題)は'ほぼ100%原因不明'のため「これを行えば治る」という確立された治療法はありません。 ほとんどは医療機関から処方される漢方薬などによる「薬物療法」や児童心理治療施設などによる「カウンセリング(心理療法)」などの「対症療法(その日その場しのぎ)」しかありません。 そして何よりも、心を癒し、トラウマから耐えられるようになるにも5年以上かかることも珍しくなく、'年単位'の長期的なアプローチが必要です。 そして「診断」がついたからと言ってあきらめたり絶望したりする必要はありません。あくまで、「診断
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愛着障がいとは?

 そもそも「愛着障がい」は幼少期の愛着形成が何かしらの理由で上手くいかず、大人になると自己肯定感などが低くなりやすく、コミュニケーションがとりずらい(コミュ障)や日常生活、心身の健康などに大きな影響を及ぼす可能性もあります。 大きく分けて「反応性アタッチメント障がい(反応性愛着障がい)」と「脱抑制型退陣交流愛着障がい」があります。 残念ながらこちらも脳みそ関係(メンヘラ)ですので、実際のところ'原因不明'です。 ですが、原因として考えられる可能性に「毒親」が関わっているはずです。・虐待があった・頻繁に親や養育者の交代があった(離再婚を繰り返すなど)・ネグレクト(育児放棄)・過干渉(子どもの自主自律を妨げ、支配する)・幸せの横取り、人格否定(「あなたは○○(いやな親族など)とそっくり」など)・きょうだい比較、子ども比較(子どもの'比較ぐせ'や恨みなどにつながります)・親自身がメンヘラ(精神系の病気)(特に、「新型うつ病」や「躁うつ病」、「境界型人格障がい」、「解離性障がい(多重人格)」「カサンドラ症候群」は周りの環境や自身の気分体調、対人関係に振り回されやすいです)(そして残念ですが、「カサンドラ症候群」はお医者さんたちが認めた「正式な病気」ではありません) 厄介なのが、気質特性が'発達障がい'、'HSC(HSP)スペクトラム(繊細っ子)(繊細さん)'と非常に類似しているため、医療関係者や心理学の専門家は特に慎重に診断、告知しないといけません。 そしてさらに厄介なのが、「発達障がい+愛着障がい」、「HSPスペクトラム(繊細さん)+愛着障がい」などの「併存当事者」も少なからず存在す
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てんかんとは?

 「てんかん」は今や「100人に1~2人」という割合で発症する決して珍しくない病気ですが、いわゆる'国民病'として認知されていません。 こちらも「広い意味での発達障がい」の一つとされていますが、「発達障害者支援法」の対象外です。 けいれんや意識障害、ろれつが回らないなどの「発作」を繰り返します。 しかし、この「発作」が突然意図せず何回も繰り返されるのが、他のけいれん症状とは異なります。 主にこちらも脳みそ関係ですので、実際のところ'原因不明'です。 知的障がいの有無、発作の症状、発作型、発作の対象性などによって細かく分類されます。 主に、「部分てんかん(一部の脳機能などによる発作など)」と「全般てんかん(脳みそ全般や全身性の発作など)」に大きく分けられます。 また、'明らかな脳みそ系(メンヘラ)の異常'を伴う「症候性てんかん」と異常が伴わない「突発性てんかん」に分けられます。 てんかんも他の発達障がいなどと同様、「これを行えば治る」という確立された治療法はありません。 多くは、精神科などのお医者さんから処方された抗てんかん薬や漢方薬などの薬物療法などの「対症療法(その日その場しのぎ)」で「発作」などを抑えるしかありません。 また、路上で「発作」が起き、その場で倒れることも想定して「ヘルプマーク」と「ヘルプカード」は'お守り'として鞄につけたり、首にぶら下げたりしておきましょう。「ヘルプカード」には枠いっぱいに情報を書きこむと、救急通報などをスムーズに進めることができます。(レスキュー隊や搬送先の病院にも情報共有できるため) 何よりも、お国が「てんかん」を「広い意味での発達障がい
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アレルギーとは? 2

 引き続き「アレルギー」についてお話します。【動物アレルギー】 動物(犬や猫の毛や皮膚)に対してアレルギー反応することが多いです。 動物の毛はもちろん、爪に引っかかれた、噛まれた場合も要注意です。【ダニ(ハウスダスト)アレルギー】 室内の粉塵の大半が、ダニなどの「ハウスダスト」によるものです。というよりも、粉塵そのものが有害物質ですので、アレルギー反応を起こしやすいです。 そして、私も含め多くの乳幼児期のお子さんが起こりやすいアレルギーの一つでもあります。【アトピー性皮膚炎】 主に湿疹やじんましんなどの「はれ」、「かゆみ」を引き起こす皮膚炎です。 残念ながら、原因不明のため「これを行えば治る」という確立された治療法はありません。 多くがステロイド剤などの薬物療法や「日焼け止めクリーム」で紫外線を予防するなどの'対症療法(その日その場しのぎ)'で何とかするしかありません。 また、食物アレルギーを合併症や二次障がいとして抱えることも多いです。【カビアレルギー】 カビ自体も有害物質ですので、アレルギー反応が出やすいです。 腐食、腐敗した食べ物は決して食べないことが必須です。【香アレルギー(科学過敏症)】 最近当事者が増えたアレルギーです。 実際のところ原因不明ですが、考えられる原因として「劣化した住宅環境に伴う'さび'や'焦げ'を呼吸により体内吸収される」そうです。 主に、香水や柔軟剤などの'人工物'による香りによって、吐き気やめまいなどを引き起こすそうです。 しかし、専門的なお医者さんが少ないせいか認知度は低く、病気に気がつかず苦しむことが多いです。 議員の皆さん、「香アレルギー(
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アレルギーとは?

 今現在、「国民の3人に1人」レベルの'国民病'がアレルギーです。 一口にアレルギーと言いましても、障がい特性同様「人それぞれ」です。 それのみならず、「見た目での判断(第一印象)が分からない」という厄介さもあります。 ほとんどは乳幼児期のような幼い頃に発症することが多く、人によっては周りの環境や成長過程でアレルギー対象物が変異したり、大人になっても長引くこともあります。また、複数のアレルギー対象物を抱えることもあります。【食物アレルギー】 「アレルギー」と聞いてまず思い浮かぶのがこれです。 食物の成分などによりアレルギー反応を起こすものです。・卵→卵黄や卵白に含まれるたんぱく質などに反応することが多いです。いわゆる「生ワクチン」による予防注射の場合、卵を原料としていることが多いためお医者さんなどとよく相談をお願いします。・乳(ミルク)→特に、牛乳に含まれるたんぱく質などに反応することが多いです。粉ミルクでも成分によっては要注意です。・粉(小麦粉)→グルテンというたんぱく質に反応することが多いです。お菓子や麺類、パン類なども要注意です。・そば→そばの実などに含まれるたんぱく質に反応することが多いです。また、そばの花から生成されたはちみつも要注意です。・米→米に含まれるでんぷん質などに反応することが多いです。・甲殻類(エビ、カニなど)→身や殻に含まれる繊維質やたんぱく質などに反応することが多いです。出汁として提供されているものもありますので、要注意です。・アニサキス(魚介類)→寄生虫、アニサキスによる'後遺症'としてアレルギー反応が残ります。生魚はもちろん、加熱済みのもの、そして
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「なぜ嘘をつくのか?」 3

 それでは、そもそも「嘘」とは何でしょうか? 「嘘」には大きく分けて、4つに分類されるそうです。【自分も相手も傷つけない嘘】 主に、「物語(フィクション)」と分かって楽しめる嘘です。それ以外にも、相手や周りの人を思っての「見て見ぬふりの嘘」もこれに当たります。 他愛のない噓ですので、お互いプラスとなる嘘です。【相手のための自己犠牲の嘘】 主に「相手をかばうための嘘」がこれに当たります。友達(恋人)をかばうために「自分がやった」という嘘や虐待、DVを受けていても家族をかばうため「自分はやられていない」と言う嘘、周りを心配させまいと「学校でいじめられていない」と言う嘘もこれに当たります。 特に、HSPスペクトラム(繊細さん)、発達障がい(ASD)(併存当事者含む)や精神系被害者にこの傾向が強く、嘘が積りに積もると'うつ'や'依存症(共依存)'などのメンヘラ(精神病)へ発展しやすいです。 最悪、精神科などの医療機関や児童心理治療施設などの専門機関に頼るしかありません。【相手も自分も傷つける嘘】 自暴自棄となったときにつく嘘です。本当は「大好き」なのに、家族に「大嫌い」という嘘です。これには「自己嫌悪」や「後悔」を伴います。 境界性人格障がいや解離性障がい(多重人格)に多い傾向だそうです。 本心とは真逆なことが多く、お互いマイナスとなる嘘です。 ひどい場合は、精神科の医療機関などでの長期入院も覚悟しないといけません。【相手を傷つけて、自分を守る嘘】 自分の利益や保身のため、相手を陥れる嘘です。 多くが「私ではなくて、○○さんがこうしたからミスをした」という自分の過失(失敗)を相手の責任
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緘黙(かんもく)とは?

 「…」 「……」 これは無言や詰まりを表す、「リーダー」という文章記号です。 字幕などでも見かけると思います。というよりも、もう無言と言えばこれとおなじみですね。 さてこれが、学校や会社という集団生活で見かけたらどうでしょうか? そして、この無言は「話したくても話せない」という一種の'ジレンマ'ならどうでしょうか? それが、「緘黙症(かんもくしょう)」なのです。 「緘黙症(かんもくしょう)」も「広い意味での発達障がい」の一種ですが、残念ながらまだ研究が進んでおらず、「発達障害者支援法」の対象から外れています。 「緘黙症(かんもくしょう)」には「全緘黙症」と「場面緘黙症」の2種類あります。【全緘黙症】 「全ての状況で言葉を出すのが難しい」状態です。【場面緘黙症】 「ある特定の状況(大規模な集団生活など)のみ言葉を出すのが難しい」状態です。 どちらも5歳以降に発症することが多いようですが、話す機会が急増する学校生活や社会人まで「当事者でさえも自覚なし」という場合がほとんどです。 特に、「場面緘黙症」は'(家庭など)比較的小規模な社会や慣れた環境'では普通に話せたり、小声で話せることが多いので「不真面目」とか「甘え」と言った差別偏見も多いです。 これが、「緘黙症(かんもくしょう)」の理解と支援の遅れを招いています。 特に、社会人以降は「最も話す機会が急増しやすく」、「緘黙症(かんもくしょう)」の正しい理解と支援なしでは会社生活での評価が下がり、それがお給金などの対価(生活)に直結しやすいです。 中には、HSPスペクトラム(繊細さん)や他の発達障がい(ASD、ADHD、SLD)などと
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トゥレット症候群とは?

 こちらも「広い意味での発達障がい」の一つとされています。 しかしこちらも、「発達障害者支援法」の定義からは外れています。 軽いものは「チック症」ということで、一種の「くせ」という形で片付けられることが多いからです。 しかし、こちらも「吃音障がい」と同じくそれ自体もコミュニケーションや日常生活、社会生活の'妨げ'となっているのも事実です。 そして、「チック症」でも1年以上続くと、「トゥレット症候群」として扱われることもありますが、やはり「定義」がないがゆえに「適切な治療」「適切な支援」が難しいのは事実です。(「発達障害者支援法」の改正、「トゥレット症候群」の定義づけ、頼みます!!!) 神経医学の世界でトゥレット症候群(チック症)は、「脳性まひ」の人たちの特性あるあるの「不随意運動(自分の意思とは無関係に体などが勝手に動いたり、声が出てしまう)」の一種として定義されています。 大きく分けて「運動チック」と「音声チック」の2つあります。【音声チック】・(風邪などではないにかかわらず)咳払いが頻繁に出る(咳払いが頻繁に繰り返される)・突然「あっ!!!!!」、「あ"ぁあ"ぁあ"!!!!」、「ぎゃあー!!!!」などの大声が出る(奇声)(主に子ども時代に多い)・法律などルール上認められない単語などをうっかり出てしまう(汚言症)【運動チック】・頻繁にまばたきをする(目をぱちぱちさせる)・頻繁に鼻をすする(主に思春期以降に多い)・頻繫に口を開けたり曲げたりする・頻繁に顔をしかめる・腕をぴくぴくとする・足をばたんとするそして、もしかすると「貧乏ゆすり」も「運動チック」の一つかもしれません。研究の
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吃音とは?

 今回は「吃音」についてお話します。 吃音は「吃音障がい」と分類されることが多く、「広い意味での発達障がい」と定義されつつあります。 ただし、今現在は「発達障害支援法」内での定義からは外れています。そのため、「適切な支援」などが難しいのが現実でです。(議員の皆さん、頼みます!!!!「吃音も発達障がい」と認めてください!!!) また他の発達障がいと同じく、「これを行えば必ず治る」という確立された治療法はありません。脳みそのことで、原因不明のためまだ「原因療法(根本療法)」ができません。多くは「対症療法(その日その場しのぎ)」で何とかするしかありません。 そして、発症率にお国や言語による差もありません。 当事者は全人口の約1%、大人になっても長引いている人もいますが、少数派になります。 男子(男性)に多く、男女比は4:1程度、他の発達障がいでも当事者が男子(男性)が多いため、本当に研究を加速してほしいです。 特性として以下の3つが分かっています。【連発(音の繰り返し)】「あ、あ、あ、あ、あ、ありがとう」のような一つの音が多く出ること。【伸発(音の引き伸ばし)】「あーあーあーあーあーあーりがとう」のような一つの音が長く出ること。【難発(言葉の詰まり)】「……、ありがとう」「あ、……りがとう」のような発音に詰まりが生じること。 専門的には「非流暢性」と言います。だいたい3歳ぐらいに始まり、約7割は自然に治るとされています。しかし、大人になっても長引く人もいます。 根本原因は実際のところ不明ですが、'仮説'として考えられる原因があります。【体質的要因】「生まれつきの気質特性」として…・遺
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「面倒くさい」とは?

 ずばり私の'口ぐせ'です。(^-^; しかし、あの宮崎駿監督のような一流の人たちさえも「面倒くさい」が口ぐせとなっていたそうです。 「人生は'面倒くさい'との戦い」も監督の名言です。 というよりも私たち「現代人」も現実にそうではないでしょうか? 現代社会、そして人間社会はここわずか100年で非常に構造や仕組みが複雑化、巧妙化されました。 約1万年前の狩猟が主たる生業だった頃は、少ない集団が主流でしたので非常に'生きやすかった'時代だったかもしれません。 平均寿命も「人間50年」と織田信長公が亡くなる間際の舞で示した通り、常に危険と隣り合わせの時代でしたので緊張感が絶えない短命でした。 そのため「生存本能」として繊細さなどは人類が生き物として生き残るのに必要なものでした。 しかし、現代社会は産業革命やIT革命などに伴い平均寿命も延びました。「人生100年時代」と叫ばれるほど医療技術も進化しました。 そして、国際化や医療技術の進化に伴い「様々なルーツ(背景)のある人たち」ともかかわらないといけない時代になりました。当然、集団は複雑かつ大規模化し、時代の変化も急激なためそれに対応しようと「必死」になります。 そこから、「面倒くさい」という台詞もすぐ出やすく、覚えやすいのかもしれません。(^-^; そしてこの「面倒くさい」にはだいたい5つの原因があるそうです。【手間がかかる】 こちらはだいたいイメージしやすいと思います。手順、工程が複雑、段取りに時間がかかるなどです。 特に、発達障がいのある人やHSPスペクトラム(繊細さん)は「同時処理(マルチタスク)」が苦手な特性を抱えています。む
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子育て支援施設(サービス)とは?

 改めて「子育て支援施設」についてお話します。 関連する法律が、「児童福祉法」と「学校教育法」、「認定こども園法」など多岐にわたっております。【認可保育所(公立・私立)】「児童福祉法」に基づいたサービスです。 「保護者が働いていたり、あるいは保護者の病気等の理由により、家庭において十分な保育が受けられない乳幼児を預かり、保護者に代わって保育することを目的とする施設です」 「保育士により、養護と教育が一体的に行われます」 「乳幼児に対する保育だけでなく、利用者や地域の子育て家庭のために、育児相談などを行っている施設もあります」 対象年齢は0歳から可能ですが、あくまで保護者が就労中など「(育児に対して)何かしらの制限がある」場合など入園(入所)が限られています。また、保育士と利用児との相性(マッチング)が上手くいかない場合もあります。 私の場合も、保育士に当たる先生方との相性(マッチング)が上手くいかず、「早期発見」「早期療育」に結びつきませんでした。それは、時代のせいもあると思います。それこそ、発達障がいやHSP(HSC)スペクトラム(繊細さん、繊細っ子)の概念が昭和時代からすでに存在したら違っていたかもしれません。【認定こども園(公立・私立 ほぼ8割が私立)】「認定こども園法」に基づいたサービスです。 「教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設です」 「就学前の子どもに幼児教育及び保育を提供する機能と地域のおける子育て支援を行う機能の双方を備え、認定基準を満たす施設は、都道府県等から認定を受けることができます」 対象年齢は施設によって
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