ビッククエスチョンとは?

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「関わらない」行動も大切

 「怒り」は本来、「怒る必要がある」と判断された場合どのような行動をとるかで変わります。


関わる
 自分が「当事者」である場合や身近な人間関係に及ぶ場合は、思いっきり関わりましょう。
(例)
・仕事上、どうしても同期に言わなくてはいけないことがある
・子どもに教育上の理由があって、言う必要がある
・良好な人間関係を続けるために、言いにくいことだけど言わなくてはいけない

関わらない
 自分が部外者など関わる必要のないものは'関わらない'が吉です。
(例)
・政治家の不祥事にむかついた
・カフェの隣の席の会話が不愉快だった
・路上で歩きスマホをしている人に腹が立った

 この「関わる」、「関わらない」の判断する基準は「ビッククエスチョン」と言います。
 これは「自分の人生において、それ(怒りになりそうな現場)に関わることで自分や周りの人が長い目で見たときに幸せかどうか?」という基準です。

 当たり前ですが、「人生は一度しかない有限なもの」です。
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 自分の人生をよくするために、関わる必要のあるものは全力で「関わり」ましょう。
 一方で、余計なことまでエネルギーを使っていると、自分が一番力を入れたいことに集中できません。それこそが、「無理・無駄・無茶」なのかもしれません。

 人生に限られた時間やお金、労力は本当に関わる価値のあるものだけに使いましょう。

 私もそうですが、「発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん)」の併存当事者は心理学面でも福祉面でも'珍しい事例'ですので、「当事者意識」が高い人たちも多いです。

 また、「16テスト」の「NF型」は「N(iNtuitive)→(外からの刺激に対して)主観視」と「F(Feeling)→感情的判断」を併せ持った気質特性で、「共感」、「思いやり(道徳)」、「協力」をつかさどる「右脳」の働きが活発な分、「全て自分事」としてそれこそ「当事者意識」が高い人たちがほとんどです。

 これはまさしく私がそうでした。
 毒親家庭に育った私のため、「私が何とかしなくちゃ…」みたいな思い込みであふれていました。

 しかし、インターネットやSNSの普及、そして自ら心理学を勉強することで、「ああ…うちはあまりにも特殊過ぎたな…」とがっかりに。
 特に、「全ての人間関係の'黒幕'はお母さん」だということに納得。
 やはり、「引き算発想」-「離れることも親孝行」しかないと痛感しました。
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