アレルギーとは? 2

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 引き続き「アレルギー」についてお話します。

動物アレルギー
 動物(犬や猫の毛や皮膚)に対してアレルギー反応することが多いです。
 動物の毛はもちろん、爪に引っかかれた、噛まれた場合も要注意です。

ダニ(ハウスダスト)アレルギー
 室内の粉塵の大半が、ダニなどの「ハウスダスト」によるものです。というよりも、粉塵そのものが有害物質ですので、アレルギー反応を起こしやすいです。
 そして、私も含め多くの乳幼児期のお子さんが起こりやすいアレルギーの一つでもあります。

アトピー性皮膚炎
 主に湿疹やじんましんなどの「はれ」、「かゆみ」を引き起こす皮膚炎です。
 残念ながら、原因不明のため「これを行えば治る」という確立された治療法はありません
 多くがステロイド剤などの薬物療法や「日焼け止めクリーム」で紫外線を予防するなどの'対症療法(その日その場しのぎ)'で何とかするしかありません。
 また、食物アレルギー合併症や二次障がいとして抱えることも多いです。

カビアレルギー
 カビ自体も有害物質ですので、アレルギー反応が出やすいです。
 腐食、腐敗した食べ物は決して食べないことが必須です。

香アレルギー(科学過敏症)
 最近当事者が増えたアレルギーです。
 実際のところ原因不明ですが、考えられる原因として「劣化した住宅環境に伴う'さび'や'焦げ'を呼吸により体内吸収される」そうです。
 主に、香水柔軟剤などの'人工物'による香りによって、吐き気やめまいなどを引き起こすそうです。
 しかし、専門的なお医者さんが少ないせいか認知度は低く、病気に気がつかず苦しむことが多いです。
 議員の皆さん、「香アレルギー(科学過敏症)」も立派な「アレルギー病気」であることを認めてください!!!!
 頼みます!!!!

 と一口にアレルギーと言いましてもいろいろあることがお分かりでしょう。
 そしてアレルギー反応の中で最も危険なものは「アナフェラキシーショック」です。ここまで来ますと、'致死率100%'というくらいの重度の呼吸困難や意識障害などを引き起こします。手遅れになる前に、すぐ救急車を呼びましょう。

 現在、アレルギーの多くは薬物療法などの「対症療法(その日その場しのぎ)」に限定されます。
 そして、アレルギーの原因物質を取り除く「除去」が求められますが、過度の「除去」は反って日常生活などに大きな'障がい'となることが多いです。

 最近では、医療機関限定で「食物経口負荷試験」を通して「本当にアレルギー反応が起こるのか?」を検査してもらえます。
 それこそ、環境や成長過程でアレルギー反応が'変異'することも多く見られます。

 特に乳児期の赤ちゃんに「新しい食べ物」を与える場合、ティースプーン1杯のような少ない量からスタートさせ、食べた後の反応を観察しましょう。
 その際は「①何を与えたか? ②与えた時間 ③症状が現れた時間 ④症状の特徴」を詳しくメモして、病院へ持参しましょう。

 そして、できるだけかかりつけの医療機関が開いているときに与えましょう。
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