引き続き、発達障がいとHSPスペクトラム(繊細さん)についてお話します。
さて、私の母の口ぐせが「それは思い込みでしょう?」という一言。
かつて受けたカウンセリングでも同じような一言がありましたので、考えたいと思います。
繰り返しになりますが、両者とも「生まれ持った脳みそによる気質特性」です。
しかし、そうであるがゆえに、この「それは思い込みでしょう?」が引っかかるところでもあります。
特に、HSPスペクトラム(繊細さん)は「病気でも障がいでもありません」。それがこの一言で思い詰めてしまう人もいると思います。
私自身の気質特性も人から見れば、もしかすると「思い込み」という可能性もあり得ます。
しかし、脳みそのことで、かつ「根本原因」が不明である以上、そう思う人もいるのは私個人としては孤立感、疎外感でしかありません。
だからこそ、前回でもお話した通り「医療関係者、研究関係者の皆さんはより脳みそ研究、心の研究を加速化し、両者の『根本原因』を突き止めるまで、そして効果的な支援の在り方、接し方まで示してほしい」のです。
特に、HSPスペクトラム(繊細さん)は「病気でも障がいでもない」ため、気質特性を治す必要はないと思います。
しかし、この一言は場合によっては「(私たち当事者の存在を)否定する」、「この気質特性を否定する」ことにつながりかねません。
ココナラの同業者の皆さんはどう思いますか?
本当に全ての気質特性から来る行動は本人の「思い込み」なのでしょうか?
研究が全く進んでいない以上、おそらく答えは出ないと思います。皆さんの「仮説」や「考察」にゆだねるしかないと思います。
そして、繰り返しにはなりますが気質特性は成長過程で変化します。それも人それぞれ千差万別です。これも今どきでいう「親ガチャ」が関わっている可能性もあるかもしれません。
「親ガチャ」は人によって「嘆き」に感じるかもしれません。
『すべては脳で実現している』(毛内拡著:総合法令出版)の中でも、「子どもの性格は精子が決める!?」と示している通り、「父親がそのとき置かれていたストレスなどの環境情報を子孫に遺伝している」と最新の脳科学で明らかになりました。
これは、両者とも「生まれ」と「育ち」どちらの要素からもこの気質特性はあり得るのかもしれません。
確かに、そうなると「親ガチャ」と言わざるを得ないと思います。
しかし、私の好きな言葉に「願兼於業(がんけんおごう)」があります。
「願いは業(行い)を兼ねる」という意味です。
確かに、「発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん)」の併存当事者、そして「田舎コンプレックス(いなコン)」も抱えて生きるのは正直しんどいです。
それこそ、「親ガチャ」という言葉が流行る前から、まだ発達障がいやHSPスペクトラム(繊細さん)の概念が普及する前から「嘆き」に値するほどの心身の苦しみを尽くしました。正直、集団生活があまりにも長かったため周りの人との「比較ぐせ」も激しかったです。
しかし、こうしてココナラで皆さんのお役に立てるならということでもしかすると「あえてこうした姿」で生まれてきたのかなと思います。