正しいのに潰される人へ|職場の人間関係が逆転した話
「もう限界かも」と思いながら、それでもなんとか出社している。そういう人、本当に多いんです。実際に、そういう状態でご相談に来られる方も少なくありません。今日お話しするのは、ある男性のことです。(プライバシーへの配慮から、一部内容は変えています)彼は大手企業に勤めていて、仕事に対してとても誠実な人でした。上のやり方に違和感を持ったとき、黙っていられなかった。「それは違うんじゃないか」「こうした方がいいと思う」そうやって、きちんと伝え続けていた方です。でも組織って、正しさよりも空気を優先することがある。気づかないうちに彼は、少しずつ「扱いにくい人」になっていきました。休日も頭が休まらない。不自然なタイミングで干渉が入る。はっきりした形ではないけれど、「辞めさせようとする流れ」に乗せられているような感覚。それがじわじわと、体と気持ちを削っていたんだと思います。そんな状況で、私がお伝えしたのはとてもシンプルなことでした。👉「反応しないでみてください」正面から戦うんじゃなくて、あえて乗らない。違和感があっても、流す。相手の動きをいちいち意味づけしない。最初は、やっぱり苦しかったと思います。正義感がある人ほど、「黙っていること」って消耗するんです。何か言いたい、正したい、という気持ちがあるから。でも、ある時期を境に、流れが変わりました。干渉がなくなって、周囲の態度も自然と柔らかくなって。気づいたら「普通の職場」に戻っていたんです。なぜそんなことが起きるのか。怒ること、対抗すること、正そうとすること——これって全部、相手との関係を「続けること」になるんです。反応しないと、その回路が切れる。干渉
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