『交渉が上手な人ほど感情的にならず、断られても落ち込まない』
私自身は昔から、断られること自体はあまり気にしません。
言わなければ、可能性はゼロ。言えば、可能性は生まれる。
だから私は、とりあえず言います。
私は、断られることよりも、
「あの時言えばよかった。」と後悔する方がずっと嫌です。
言わなければ可能性は0%。言えば1%でも可能性はある。
だったら私は言います。
私は年収交渉もそう。
「言ってみてダメなら仕方ない。」
そう考えています。
なぜなら、言うのはタダだから。
もちろん、無茶な要求をしろという話ではありません。
でも、自分の市場価値に見合う条件を伝えることまで遠慮する必要はない。
言わなければ、相手は「この条件で満足しているんだな」と判断します。
つまり、何も言わないことも、一つの意思表示なんです。
---
外資に入って思ったのは、この考え方は普通だったことです。
日本では「空気を読む」が美徳ですが、外資では「希望を伝える」が前提でした。
また、私がこれまですっと外資の世界に身を置いていて、
強く感じてきたことがあります。
それは、交渉選別を軽々とクリアしていく「本当に交渉が上手な人」ほど、
驚くほど感情を交えないということです。
彼らは、相手と戦っているわけでも、
どちらが上かを競っているわけでもありません。
ただお互いの手持ちのカードを見せ合い、
ビジネス上の「条件をすり合わせている」だけなのです。
だから、もし提示した条件が通らずに断られたとしても、
「今回は条件が合わなかったんだな」とドライに受け止め、
必要以上に落ち込むこともありません。
逆に、多くの日本人は、条件を断られた瞬間に
「断られた=自分の人間性やこれまでの人生が否定された」と、
情緒的に受け取ってしまいがちです。
この「交渉をただの実務として捉えるか、自己否定の恐怖として捉えるか」
という心理的な距離感の違いは、キャリアの格差を生み出す決定的な境界線になります。
私がサポートしているのは、英語ではありません。
「言っていい」というマインドを、英語に変換することです。
【対エージェント戦略】交渉を有利にすすめるためのチャットサポート