『心はちゃんと覚えてる』

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コラム
昨日の晩ご飯のことは忘れても、優しく声をかけてくれた人の
"ぬくもり"は、ちゃんと残っています。

心は感じている

記憶があいまいになっても、
すべてが消えてしまうわけではありません。

◎名前を忘れても、笑顔の人に会えば心がほっとする。
◎昔好きだった歌を聞けば、自然と口ずさむ。
◎手をつなげば、安心した顔になる。

その瞬間、心の奥にある「感情の記憶」が目を覚ますんですね。

頭では覚えていなくても、心と体はちゃんと覚えている。
人は言葉に出さなくても、優しさを感じて生きていますから。

心が教えてくれること

心理学では、記憶にはいくつかの種類があると言われています。

「何かあったかな?」という出来事の記憶が薄れても、
「心地よかった」「安心した」という感情の記憶は、
 ずっと深いところに残り続けています。

これは、誰にでも当てはまることなんですね。
あなたも、細かい出来事は忘れても、「あの人といると安心する」
という感覚は覚えていませんか?

それと同じです。
人の心は、大切なものをちゃんと覚えているんです。

いまの自分にできること

だからこそ、無理に「思い出そう」とすることはありません。
大切なのは「今を、心地よく感じてもらうこと」です。

◎穏やかな声で話す
◎そっと手を握る
◎一緒に歌う
◎ゆっくり笑い合う

そのひとつひとつの優しさが、言葉にならなくても、
ちゃんと心に届いていますから。

今日の笑顔は、明日の穏やかさに

◎今日あなたがかけた優しい言葉。
◎今日見せた笑顔。
◎今日の温かいひととき。

その記憶が明日どうなっているかは、誰にも分かりません。
でも、確かなことが一つあります。

今日の心地よさは、明日の穏やかさにつながるということです。

やさしさは、消えない

たとえ言葉を忘れても、名前を思い出せなくても、
"やさしさ"は心の奥にずっと残り続けています。

人は言葉に出さなくても、心でちゃんと感じていますから。
あなたの優しさは、確実に誰かの心に届いているんですね。

心は、いつだってちゃんと覚えている。
あなたの優しさも、きっと誰かの心に残っています。
もちろん、いちばん近くにいる自分にも。



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