廉清生織のブログの部屋へようこそ
前回に引き続きまして発達障害について
学んで正しい認識をしていただけたら
幸いです
発達障害は脳の障害であることを
お話させていただきました
また種類と特性のお話をさせて
いただきました
今回は「読む」」「書く」「聞く」「話す」
「計算する」などの能力のうち1つないしは
複数に困難を抱える特性を持つSLD(限局性
学習症)はどの部分の機能に障がいがあるのか
また特性傾向の強弱によって特徴が様々なので
いくつか代表的なものをご紹介します
読み書きや計算が困難な場合
SLDの人はそれぞれ「読字障がい(ディスレ
クシア)」「書字表出障がい(ディスグラ
フィア)」「算数障がい(ディスカリ
キュラ)」の症状で読み書きや計算が非常に
困難だという特徴が出ます
他の知能は正常な範囲にあるので穴が抜けたように
その機能の部分だけが苦手なのです
たとえば「似ている次の区別が難しい」「音読スピ
ードが極端に遅い」「繰り上げや繰り下げの計算が
できない」「暗算ができない」などが挙げられます
マス目から文字がはみ出してしまうという場合
書字表出障がいの人は文字の形がうまく認識が
できないと言われています
そのためマス目の中に文字を書くときに完成した
文字の形をうまくイメージできないまま書くため
マス目の中で文字を完結させることができないの
だそうです
学生の頃は単に「字が汚い」「成績が悪い」で
見落とされ大人になってから「メモを取るのが
遅い」「記録が取れていない」などのトラブルが
表面化して初めて診断を受ける場合もあります
会議を聞きながらメモができない場合
社会人になった時に「会議を聞きながらメモが
できない」などの特徴があります
「聞く」機能に障がいがある場合に聞いたことを
理解できずメモを取る能力には問題がないのに
聞いたことが理解できないからメモできないと
いった問題が起こります
もちろん聞く能力は問題ないのに字を書くことが
できなくてメモが取れないといったことも起こって
しまうのです
発達障がいとは「脳機能の特性」です
子育てが原因で生じるものではありません
早期発見・素早い対応・介入が重要
早期発見・素早い対応力が重要とはいえ子供のころは
グレーゾーンで判断するのが難しいでしょう
なので専門的な相談窓口が各自治体に用意されています
自己肯定感の低さと二次障がいを防ぐことが重要
最新の研究によると理不尽に怒られることで自己肯定感が
低下して何に対してもやる気がなくなるなどの二次障害が
起こることが分かってきました
特定ジャンルだけが時間がかかったするので気付きにくい
ことがあるので注意が必要です
何も対処・対策しない場合のリスク
友達とのコミュニケーションがスムーズに行かず学校が
楽しくなくなることがあります
また自分の興味を優先しがちなことで周囲の学習ペースが
合わずに授業のペースに合わせづらくなる子もいます
友人関係を構築しづらい上に勉強もできずとなっていき
不登校になる可能性があります
発達障がいを持っていなくても皆それぞれ個性があります
私は発達障がいのような特性も個性も皆グラデーションの
ように混ざりあって「何かしらの色」を持っていると考えて
おります
発達障がいについてもはっきり色濃くわかる人・少しだけ
色が見えるという人もいます
皆が何かしらの色を持ち合わせていて振れ幅が「どんな色を」
「どのぐらい」持っているかと考えるようになると良いのです
私自身は大きな音に驚いたり・怖い映像・悲しい曲調・天気に
気持ちが影響されたり匂いや光にも敏感で気分が左右されたり
する色を持っています
ひとつとして全く同じ子がいないように「普通ってないんじゃ
ないのかな?みんな違っていて当たり前なんだよね」と思うと
発達障がいだから大変だという視点は消えて子ども一人一人に
しっかりと目を向けて特徴を受け止められるようになるのでは
ないでしょうか?
自分自身に対して「みんなはできるのに私はなぜ同じことが
できないのか」と責めてしまうことがあります
しかし・・・
みんながみんな同じように出来ないのはそれぞれの色を持って
いるからであり同じ色でなくて良いのです
歩き方を例にすると
真っすぐ歩くのに何も補助具を使わなくても歩ける人がいれば
線を書いてから歩く人がいて時には手を繋いで歩く人もいれば
杖を使えば歩ける人もいて車いすを使って進む人もいます
みんながそれぞれに合った形で補助具を使ったりしながら工夫
しています
それと同様に「どうしてできないのか?」ではなく「どのよう
にしたらよいのだろう?」「何か補助具になれる方法はないの
かな?」「こうしてみたらどうだろう?」と支援の方法に目を
向けて欲しいのです
言葉が出ない頃は何かとかんしゃくやイライラしてしまいがち
ですよね
大人だって風邪をひいて声が出ないとき上手く伝えられないと
ストレスを感じることがありますよね?
ましてや子どもさんならば気持ちを伝える手段が分からないので
なおさらイライラしたりしてしまっても仕方のないことです
そんなときはお子さんの気持ちを考えて代弁して気持ちを「〇〇
だったんだね」と言葉で表現してあげて背中をさすってみると
徐々に落ち着いてきますよ
またイラストや指差しをしながらお子さんに伝わるように説明
したり前もって心構えをさせておくのもよいでしょう
自己肯定感を高めてあげて欲しいのでマイナスな言葉ではなく
そのお子さんが出来たことに目を向けて自分自身を信じる力を
高められるように存在価値を認めて褒めて自信を持たせて欲しい
と強く願っています
色は単色だけではなく混ぜることで様々な色が生れます
それと同じように人の色も人と人が支え合って環境を整えていく
ことで様々なことに可能性が広がって様々な色を作り出せるのです
ぜひ悲観的にならず一人一人の個性的な色を守りつつ新たな可能
性に目を向けて「産まれてきてくれてありがとう」「会えて嬉し
かったよ~」「大好きだよ」と声をかけてそれと同時にハグをし
たりと愛情表現を沢山して欲しいと願っています
気持ちは言葉や態度できちんと表現しなければ通じません
お子さんに変わって欲しい・成長して欲しいと願うのであれば
パパ・ママにも変わって欲しいのです
お子さんと一緒にスタートラインに立って一緒に成長をして
欲しいと心から願います
愛ある言葉を選びながらやることを迷わせないように明確にする
工夫をしましょう
また集中できるように環境を整えることも重要です
褒める工夫と言葉がけとハグも忘れないでくださいね
大人になってから見つかった発達障害の場合でも支援の手を
差し伸べたりその人の良い個性を活かしたお仕事はありますから
不安を煽るのではなくその人に合った環境を見つけて適職診断を
したりケアセンターや支援センターを利用されるとよいでしょう
場合によっては薬が必要となることもあるでしょう
なので先ずは自治体の相談窓口で相談されるのがお勧めです
抵抗があるかと思いますがご家族が受け入れて認めてあげましょう
それぞれの特性をよく観察することから始めてその人に合った
環境を提供していきましょう
成功体験を積み重ねられるように整えてあげると将来が開かれて
いくでしょう
不安なこと・愚痴・切なる想いなど何時でもお話しましょう