あなたは「失敗」という言葉をどのように受け止めますか?
誰でも失敗は避けたいものです。
失敗すればその対応に時間と手間が掛かるし、周囲からの評価も気になります。
場合によっては上司から怒られることもあるでしょう。
だけど、なぜ失敗するのか。
その理由から、失敗の本質を考えてみましょう。
1.失敗を恐れる心
失敗という言葉には、多くの人にとって否定的なイメージがあるでしょう。
失敗すれば「恥ずかしい」「能力が足りないと思われる」「評価が下がる」といった思いが頭をよぎると思います。
だから失敗が怖いという人も珍しくありません。
しかし、失敗を恐れて行動を制限してしまうと、新たな挑戦を避けるようになります。
失敗を恐れて慎重になり、一歩を踏み出せない人も少なくありません。
失敗とは本当に避けるべきものなのでしょうか。
そこで失敗の本質について考える必要があります。
2.失敗の本質とは
失敗とは、目標に到達しなかった結果をいいます。
「こうしたい」「こうなりたい」という目指すゴールや結果を実現できなかった。
それを失敗というわけですが、そこには現場の自分の力以上のことに挑戦したという側面があります。
いいかえると、自分を高めようと実力以上のことに挑戦したから失敗したわけですね。
したがって、失敗したくなければ、自分の実力以内の確実にできることだけしていればいいことになります。
しかし、それではいつまで経っても今以上の自分にはなれない。
つまり成長がありません。
自分の実力を更に高めたいと願い、実力以上の事に挑戦したから失敗した。
だから、失敗したのは現状の自分を越えようとしたからです。
3.失敗は成長の証
「今日何も失敗することがなかった」
もしかしたら、それは何も挑戦しなかっただけかもしれません。
そうだとしたら、あなたは昨日と同じ一日を過ごしたことになります。
そして、これが最近毎日続いているとしたら、あなたは最近まったく成長していない可能性があります。
自分を高めようとして、今の実力以上のことに挑戦するから失敗するわけですから、何も失敗しない日が続いているとしたらそれはただ挑戦していないだけかもしれませんね。
あなたは自転車に乗れますか。
自転車に乗れるようになるまで、何回転んだことでしょうか。
あなたは泳ぐことができますか。
泳げるようになるまで、何回溺れそうになったでしょうか。
つまり失敗の先に成功があります。
多くの人は成功の反対は失敗だと思っていますが、それは違います。
失敗の先に成功があります。
失敗しないで成功することはありません。
成功の反対は失敗ではなく、何もしないこと。
何もしなければ失敗することはありませんね。
4.他人の失敗に寛容になる
失敗が成長のステップだとしたら、自分だけでなく他人に対しても同じように受けとめることができるでしょう。
他人も挑戦したから失敗したわけです。
だから、本当はそのチャレンジ精神や向上心を認めて褒めるべきです。
何でも卒なく器用にこなすことが、スマートでカッコイイという風潮がありますが、それはただ自分の実力内で確実にできることをしているだけかもしれません。
失敗した人は挑戦している。
まだ結果が出ていないだけ。
だから「あいつはいつも失敗ばかりしている」と相手を油断していたら、いつの間にか、ある日その人に抜かれているかもしれませんよ。
そのため、失敗している人を馬鹿にしたり低く評価しないこと。
そして自分も成長をめざして、失敗を恐れず実力以上のことに挑戦する。
「失敗は成功のもと」という言葉は、決して単なる格言ではなく、実際の人生やキャリアにおける真実です。
だから、失敗を建設的に捉えることが成功への第一歩になります。
失敗を結果として捉えるのではなく、成功への過程の一部として考えること。
そして、失敗の原因や理由を分析し、それを改善するための行動を取ることが重要です。
失敗を成功に変えるには、失敗を重ねた結果として得た知識やスキルを、次の挑戦のモチベーションとすることが大切です。
失敗を成長に欠かせないステップと受けとめることで、「今度こそは」とか「次は必ず」といった新たな挑戦へのエネルギーになります。
「失敗は成功のもと」
「失敗しなかった日は挑戦や成長がなかった日」
これを心がけて失敗を恐れずに一歩踏み出し、失敗を糧に成長に向かって前進していきましょう。