【なりきって自分を応援しよう!】

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学び
 人は、危機に直面したり、痛みや葛藤を
 感じると、自分を守るための防衛反応が
 働く。これを「防衛機制」というのだが、
 13の「防衛機制」の中から11回目の
 今日は「取り入れ」の話をしたいと思う。
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 この「取り入れ」とは、「外界の対象や、
 その対象の持っている自分の望む特徴を
 自分の中に取り込んで幻想的に精神充足
 を得る無意識的な心の働き」。私の年代
 なら、男の子だと、「仮面ライダー変身
 ベルト」、女の子は、「ひみつのアッコ
 ちゃん」のコンパクト等の玩具によって
 テレビの中の世界のヒーローやヒロイン
 になり、悦に入っていたこともあった筈。
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 人間には、自分がなりたくてもなれない
 ものの外見だけでも模倣したり、自分が
 尊敬する人物に少しでも近づこうとして、
 言動・嗜好・生活習慣を自分でも実践を
 してみようとする習性があるように思う。
 私も、例え気に入らない相手の言うこと
 でも理に適っていると思えば実践するし、
 良い行いは、即模倣することにしている。
 ドラマの登場人物が愛用している香水や
 時計等が売れるというのも、この習性の
 表れなのだろう。おかげで、私の過去の
 職場でも、玩具・時計・バッグ・化粧品
 なんかで随分儲けさせてもらったものだ。
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 「外界の対象や、その対象の持っている
 自分の望む特徴を自分の中に取り込んで
 幻想的に精神充足を得る」という行為の
 中で最も多くの人々に共通しているのは、
 「プロ野球の応援」ではないだろうかと
 思う。「仮面ライダー変身ベルト」だの、
 「ひみつのアッコちゃんのコンパクト」、
 そういったものでヒーローやヒロインに
 なり切っていた子供達が今や大人になり、
 贔屓の選手のレプリカユニホームを着て
 球場に集う。球場では、ファンクラブの
 会員募集のアナウンスを流し、「あなた
 が十番目の選手です」などと煽り立てる。
 人数といい、熱狂的な盛り上がりといい、
 子供のヒーローごっこの比ではないのだ。
 勿論、その盛り上がりの中には、子供用
 のユニホームを着た大勢の子供達もいる。
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 世の中、誰もが上手に野球ができるもの
 ではない。私のような運動オンチは観て
 楽しむだけ。「仮面ライダー」と同じで、
 自分はヒーローにはなれないと分かって
 おればこそ、憧れの選手のユニホームを
 身に着けてテレビ桟敷や球場の観客席で
 贔屓チームの応援以外のことを心の外に
 出すことで自己一致し、精神充足を得る。
 贔屓チームだけではなく、自分の応援も
 結果的にすることになるようだ。たかが
 野球の応援と侮ってはいけない。大きな
 心の救いがここでの「取り入れ」にある。
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 因みに、私のユニホームは阪神の19番。
 理由は、義弟が大阪桐蔭の教師だからだ。
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 駄文の御閲覧、心より感謝申し上げます。
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