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自主制作の短編アニメ

シンプルな内容になりますが観てみてください
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幻想喫茶店 物凄く番外01「音のおくすり」

〝カフェ・えりくしる〟のマスターはちょっと調子が悪いようです…。そんなマスターの、ちょっとしたエピソード。================================今日は昨日に引き続き、やたら強い風が吹いています。埃っぽいので、どうしても咽にきますね…。秋ともなると、乾燥した空気なのも手伝って…けほん、けほんっ。咽を潤そうと蜂蜜入りの紅茶を淹れていると、ドアのチャイムが鳴りました。「おや、いらっしゃいm…けほんっ!んん、ごほんっ」カウンターに座ったお客様は、かわいらしい妖精さんでした。「マスター大丈夫?なんか咽が辛そうだよね」「そうなんですよ、申し訳ございません。さすがに商売柄、声を出さなくてはいけないので…けほんっ」数日前から咽がいがらっぽくて少々痛いし…ちょっと辛くなってきたので、店を閉めて暫く休もうかなと考えていたところへでした。「あのね、マスター」「はい?」「あのね…昨日もおとついも、なんだか辛そうだったから音櫻が咲いている郷に居るお医者様に、お薬を貰ってきたの」「えっ」小さな手が、そっとワタシに手渡してくれました。あっ、これって。「じゃ、もう帰るね!お大事にね!」咳き込みながらお礼を言うと、彼女は照れながらそそくさと帰ってしまわれました。頂いたお薬は、音櫻の奏でる音が生み出す結晶を素材に作られたもの。そのタブレットは口に含むとふわ、と融け小さな音を奏でます。咽にゆっくりとしみ込む、とても優しいお薬でしたよ。お店を閉めた後、淹れた蜂蜜紅茶を頂きながら、今度あの妖精さんがおいでになったら何かお礼をしなくては、と考えました。…うーん、何が良いかな…。=========
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新シリーズもスタート…してるのかな?(^^;;

以前こちらでも書かせて頂いた「ユートピア」というショートストーリーを少々手直しして、動画にしてみました。※スマホからだと閲覧出来ないかも知れません(^^;;ゴメンナサイ文章で書いている時は余り気にならなかったんですが、いざ映像にしてみると…かなりダークな感じに仕上がってしまいました(苦笑)。今では「ユートピア」というと、どうしても近未来における管理社会のイメージが強いです。そんな中で、何の疑問も不自由も感じずに「普通に」生活している少年は、過去を滅んでしまった地球という人類の故郷や、当時の人々のことをどう感じているんでしょう。そんなお話です。拙い動画ですが、お暇な時にでもどうぞ観てやって下さいませ。中で登場する「太陽系」のイラストは、写真を使用したものでは無く「全部、自分で描いたもの」です。ぐはぁ。もし、こういうものが必要でしたら遠慮なくお声掛けしてください(営業w)動画作成は…まぁ、iMovieですんでアレですが、この程度で良いのであれば、これまたお声掛けして頂ければ(これまた営業w)。
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iMovieで動画がんばってますw

以前も、ブログでお話したかと思いますが…頑張ってます(^^;;仕事も頑張れよ、とか言われそうですが、まぁその…(苦笑)。ちなみに、新作。約1分ほどの、短いストーリーとは言え製作・編集の何とク●面倒なこと。変なこだわりがあるので、字幕は全部手作り。そういうソフトやツールには一切頼っていません。さらに、このiMovieって手軽だし、Macユーザーなら無料で使えるソフトなのは有り難いんですが…何といってもエフェクトとかが非常に少ないっ(^^;;かなり以前のバージョンだと、雨を降らせる・雲や霧を流す・逆光を入れる(しかもちゃんと動いてるw)等の素敵エフェクトがあって、非常に助かったもんですが、今はそういうのが一切無いんですよ〜orz実際、iMovieって初心者用感があり、これの上位版である「Final Cut Pro」へ移行させるための、練習的な扱いなんだろうなと思ってます。無論、ワタシの勝手な想像ですけども。物凄くふる〜いFinal Cutは持ってたんですが、引っ越しのどさくさに業者さんに箱ごと捨てられたっぽい(しかも、当時のPCは壊れてしまってる…orz)ので、もし使うなら改めて購入するしか…っ(^^;;まぁ、そんな事をウダウダいいつつ、色々なフリーソフトやツールを使いながら、楽しみながら製作してます。…何やってるんでしょうね、ワタシ(^^;;
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商品サービスのハッシュタグとは?

ストーリーを持ったSNSは強力です。一方、ストーリーのないSNSは本当に残念です。映える写真、インパクトのある動画であったとしてもインフルエンサーの時代が終わりつつあることを考えると、SNSって何ができるの?という時代になっています。大きなメーカーやブランドを持った企業では、インフルエンサーではなく商品と人をむずびつけた人事採用を行っています。20年以上前、アパレル業界は商品を販売するために、販売員の方に商品を店内で着用しています。身長も年齢もターゲットに合わせています。アナログですが、ストーリのある店内で自社ブランドを着用していることが、購入のきっかけになっていました。その流れを社内インフルエンサーという形で採用が始まりました。よく販売できるストーリーのある販売員の登場です。しかし小さな店舗ではとてもそんな費用は出せませんではどうするのか?ストーリー、物語のあるSNS投稿をお勧めします販売に至る道中も、迷いも、物語にします物語、ストーリこそ購入のきっかけになります短編小説の連続が販売の促進につながりますそしてSNSを自社のHP、WEBサイトにまとめることで物語がすべてブランドにつながりますストーリー、ブランディングをお試しください
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【1分ショート朗読】失恋ももたろう デタラメ昔話

おはようございます。ブログを閲覧していただきありがとうございます。ショート朗読始めました。語り手、作者本人、北条むつき+αです。当チャンネルは作者北条むつきのチャンネルなので、声優さんに混じり作者本人も登場させてください。期待はずれだったら、ごめんなさい。1分のショート朗読なので、サクッと聞けます。・朗読動画をご用意しております。・文字をお読みになりたい方は、動画の下に小説(文字)がございます。・ショート朗読はこちら⏬◉失恋桃太郎作者:北条むつき朗読:北条むつき(+α) むかーしのことじゃった。鬼が村を荒らした事件があった。 桃から生まれた桃太郎は、村で暴れた鬼を退治すべく、動物を連れて、鬼ヶ島にやってきた。「鬼! いるなら出てこーい!」桃太郎は叫ぶ。すると大きな鬼が現れた。「なに? あんた?」鬼を見た瞬間、桃太郎は驚愕した。鬼は大女で、しかも超絶美女だった。一目惚れした桃太郎は言った。「何故、村で暴れた! 一目惚れしたから許すが、理由が知りたい」鬼は答えた。「彼氏が浮気したからよ」桃太郎は聞き返す。「俺の嫁さ、なってくれ!」鬼は言う。「帰って! タイプじゃない!」桃太郎はフラれ村へ帰りグレた。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ここまで本文を読んでいただき、ありがとうございます。いかがでしたか? 動画内容もしくは、小説がよければ、いいねを押してください。励みになり大変喜びます。◉youtubeを運営しております。
その他動画も多数ご用意しております。
チャンネル登録はこちらからお願いいたします。

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【ショートショート】失礼なキャンプ男

Sはビジネス相談会の会場に来ていた。 幸いなことに、混み合っている様子はない。 受付の女性に声をかける。「相談希望なんですが」 「はい、ありがとうございます。事業計画などに関するご相談は1番ブース、具体的な商品やサービスなどに関するご相談は2番ブース、それ以外は3番ブースになります。混み具合によっては、少しお待ちいただくかもしれません。相談料のお支払いはこちらで先におこなうことになっております。ご相談開始後の返金対応はおこなっておりませんので、ご了承ください」 「わかりました」 支払いを終えるとSは2番ブースへと向かう。 2番ブースには誰もおらず、すぐに案内された。 相談に乗ってくれるのはどうやら女性らしい。 「はじめまして。よろしくお願いします」
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【ショートショート】パンをひとつだけ

寒い。寒すぎる。羽織のフードも頻繁にめくれあがるし、しっかりとかぶっているニット帽すら飛んでいきそうな強風で実際の気温よりも体感はかなり寒い。自然と下を向いて歩いてしまうからか、いろいろなことを考えてしまう。今日はいい日だった。そう思える日がここ最近、続いている。素直に喜ぶことができればいいのに、性分なのか「これがいつまで続くのだろうか」「いいことが続いた分、先で悪いことが待っているのではないか」と考えてしまう。我ながらもったいないとは思う。勝手にひとり悶々としながら強風に押されて2歩3歩と不規則なステップを踏むと、いつもの道で新しいパン屋を見つけた。オシャレな外観で普段はあまり入らないタイプの路面店。何種類かのパンがあったが、その中にチョコレートで顔が描かれているものがいくつかあった。なんとなくそれが目について、気づいたら吸い寄せられるようにレジ前に立っていた。店主も感じがよく、すぐに試食をすすめてきた。いつもは断るのに、これまたなんとなくすすめられるがままに試食をしてしまった。試食と言いつつも、1カットがとても大きい。頬張ると口の中に珈琲とバターの香りが広がった。「……おいしい」無意識のうちに言葉がこぼれてしまって自分でも驚いた。独り言のようになってしまって感じが悪かったのではないかと恐る恐る店主のほうを見ると、満面の笑みとともに「ありがとうございます!」という言葉が返ってきた。「これと同じものをひとつ、ください」「はい!ありがとうございます」買うつもりはなかったのに、買わずにはいられなかった。店主がパンをトングで取り出そうとしたその瞬間、ピタリと動きを止めた。真面目な顔で
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【ショートショート】引っかかった「他のお仕事」

Yはパソコンの画面を至近距離で睨みながら、キーボードを叩いていた。ひときわ強くEnterキーを叩くと天井を仰ぎ見て、ふーっと大きく息を吐き出す。「あー、疲れた……」自分でビジネスを立ち上げて、もう何年経つだろうか。今ではその界隈でそれなりの地位は築いているはずだし、ここまで来るのに特別大きなトラブルもなかった。一般的に考えれば順調なほうだろう。ただ、ひとりで作業をするのはもう限界かもしれない。嫌だ嫌だと今まで避けてきた外注という選択肢がYの中でいよいよ現実味を帯びてきた。だが、今の自分には直接頼めるようなツテはない。知り合いに頼めば誰か紹介してくれるかもしれないが、紹介となってくると何かと気を遣う。ゼロから自分で探すしかない。自分以外誰もいない部屋で、まるで誰かに聞かせるかのように「はぁー……」とわざとらしいため息をつく。
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"森の中のガゼボ"【ショートストーリー#3】

恋と愛。 恋は、落ちるもの。 愛は、育むもの。 恋は、胸の苦しさと痛み、焦がれるような激情を、甘い蜜のように感じる。 それはさながら甘いハチミツを舐めた時に喉がヒリヒリと焼け付くような。 愛は、安らぎと満ち足りた幸福の中で、恐れも不安も無く、ただ身をゆだねる。 それはさながら温かな毛布に包まれて眠りにつくような。 私は今、恋をしている。 「狂おしい」という言葉以外に、今の私を的確に表現できる言葉は無いというくらい。 どうしようもなく、恋をしている。 嗚呼、何故、恋とはこんなに苦しいものなのか。 愛は、あんなにも温かく心地良いものなのに。 お父様とお母様が決めた許婚は、隣国の王子で、よく私の王宮にも遊びに来ていた。 私よりも少し年上の王子は、とても優しくて、いつも青い湖のような静かな瞳で私を見守ってくれた。 私が欲しいと望んだものは、何でも与えてくれた。 私がしたいと願ったことは、何でも許してくれた。 王子の抱擁は温かく、ホッとするような、陽だまりのぬくもりを感じさせた。 しかし、私は落ちてしまったのだ。 恋に。 森の中で見つけた小さなガゼボ。 王宮の庭園にあるガゼボと比べれば、決して豪華ではないけれど、木漏れ日のスポットライトを浴びた森のガゼボは、私の目にとても幻想的に映った。 お父様の狩りに同行し森の中で牡鹿を追っていた時に、ひとりだけはぐれてしまい、深い森の奥に迷い込んでしまった私が辿り着いたのが森のガゼボだった。 その美しさに心奪われ、疲れを癒すために馬を繋ぎ、ガゼボの中で腰を下ろした。 そこで、貴方と出会ってしまったのは、運命の悪戯か、神様の意地悪か。 馬が人の気配を察
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無世夢幻4コマ劇場更新

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出会い系さいと②

※⒇ 過去に掲載したものを、改正して再投稿。 【短編集(シリーズ)より】出会い系さいと② [本文] 職場から戻ってきたBサンと再会。 「ごめんね、遅くなって」 私「いえいえ大丈夫ですよ^^」 「ご飯 食べに行こうか!」 私「はい^^」 「なに食べたい?」 私「何 食べたい?」 「…ん~寿司は?」 私「寿司すき!!(・∀・)イイ!」 「じゃあ、寿司にしよ♪ リクエストは?」 私「くるくる!」 「くるくる?回転寿司なんかでいいの?」 ちょwwwww わたし回転したのしか、食べたことないっすwwwww 「回転寿司でいいなら、いっぱい食べちゃって!」 私「うい!」 めちゃくちゃ食べてやる! と、意気込んだところ・・ 結局、5枚しか食べれず…残念な結果に…_│ ̄│〇|i|i| その後、Bサンに 「おすすめのカフェがあるんだけど、どぉ?」私「行きます!」 と言われ、すんなり おkをだした自分自重www いやぁ~ おすすめのカフェ、おされなところでした。( ̄0 ̄)~♪ クラシックの音楽が流れてて。。 Bサンが、曲名をバンバン当てていって、私としては意味不明~@ その後、生演奏があってぇ~の、陶酔してた頃、 Bサンが、とうとう口説き出したww 「
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出会うまで、そして…

※(17) 過去に掲載したものを、改正して再投稿。【短編集より】これもいつものように 出会い系サイトからのメール 無料出会い系サイトに登録したものの サクラばかりで実在しない子からの メールが頻繁‥だから というわけではないのだが 割とほったらかしにしてあった 1週間毎位に新しい子からの メールが届く 無料なのになんでこう サクラメールが届くんだろう 暇なので返信したりしているが たいてい2、3週間程で来なくなる それもそろそろ飽きてきたな‥ そんなことを思い いつものようにメールを覗いていると 新たな子からの新着メール そのメールはHNイチゴちゃん 30代独身女性 プロフィールではそれしかわからない もっとも僕のプロフィールも 40代会社員 位しか書いてないと思うが‥ 文面も 「仕事と家の往復で出会いがありません」 「相談する相手もいないのでお話相手になってもらえませんか」 みたいな よくある文章だった どうせ2、3週間もすれば 来なくなるんだろう‥と 思いながらも真面目に返信し続けていた そして一月ほど過ぎたころ 「サイト経由だと見れる時間が限られているので」 「直接メールしませんか」 と言ってきた ん?ひょっとして本物? 半信半疑ながらも携帯アドレスを教えると 彼女の携帯
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VRで大きなオフィスがいらなくなる…的な近未来VRSF

VRで会議をしよう。テーマ:「テレワークが続いているけど、感想とかを聞きたい」 自宅のPCにチャットの着音が鳴る。 ツールバーのアイコンをクリックすると、チャット欄が開いた。 手元のVRヘッドセットを装着し、 sideのツールバーから「会議を開始」をクリックした。 VRの視界に電脳空間に構築された会議部屋が拡がった。 曲線で構成されたデザインの白いテーブルと落ち着いた木目調の椅子。 窓からは陽の光が差し込み、インテリアとして配置されたプランタンの葉が床に薄い影をおとしている。 次々に仲間たちのアバターも出現している。 「やあ、おはよう」 「・・昨日ちょっと飲みすぎちゃって・・」 「おはようございます!」 あちこちであいさつが始まる。 「みんな、おはよう!集まったかな?」「ぼちぼち始めるよ!」 主任部長の言葉でみな一斉に声の方を見る。 会場には低く音楽も流れていて、会場の臨場感を伝えている。 唯一の違和感は、下半身だけパジャマであることでの膝の感触と、足裏に触れる 部屋内履きの内側のふわふわ感だけ。 「本日のテーマなんだけど。・・・テレワークがだいぶ長く続いているけど、 みんなどんな感想ですか。・・みたいなところを聞きたくて、集まってもらったんだけど。」 「誰か、・・・・マツとかどう?」 マツと呼ばれたアバターが答える。 「そうっすね、俺なんかは結構順応性高いんで、結構快適っすね!・・・Uberバッカたのんでるのでちょっとデブたんすけど。はは。」 周囲から笑い声。 「業務的には、結構何とかなってます。」と女性のアバターが答える。 「っていうか、通勤時間、
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短編③『不本意』

※⑷ 過去に掲載したものを、改正して再投稿。【短編集(シリーズ)より】 [本文] あの大雪の晩、 後輩のリュウを交えて久しぶりに三人で乾杯を …と話が決まっていたが その日の夕方から、急に 自分の出張と言う名目で、愛人のかすみとの逢瀬が決まり ふたりをあの家において、何故ともなく‥ 由比子とリュウとの間に何かが起こることを予感していた。 自分がいない晩 二人きりで逢って、何も起こらないはずはない… そう、弘司は思った 時に…リュウは、 猛々しいような視線を、由比子に投げかけているのを何度も目にしていた。 あまりにもリュウの、由比子に対する純粋な気持ちが解りすぎるくらいだった… 由比子は時が経つにつれて 次第にリュウに対して息苦しさを覚えるようになっていく様子に、 弘司は、煮えたぎるような嫉妬とは別に 若いかすみの方に傾いていく自分を押さえられないでいた。 夫婦であるが故に、 当たり前の日常・当たり前の流れが いつしか時が経ってくると、 男と女という壁を易々と乗り越え、ただの空気のような関係になっていく… この世でもっとも近しい 誰よりも安心して寄り添える親友のようになっていくものだと、 信じて疑っていなかった しかし… 妻の痴情の果てをつぶさに眺めては、 嫉妬にかられた鬼のような形相を、自分は見せているのかもしれなかった 自分は何人もの女と寝ながら、 妻に対しては一度の浮気も許さない …そんな男は案外、世の中にはたくさんいるだろう。 それに… 自分が由比子と別れて、独身のかすみと一緒になり、 由比子をリュウにみすみす渡すには、自分のプライドが許さ
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短編①『想い』

※⑷ 過去に掲載したものを、改正して再投稿。【短編集(シリーズ)より】[本文] 鈍よりした灰色の空… 肌を刺すような寒さが増してきた 僕はうす暗い空を見上げながら… 今夜はきっと雪が降るだろうと思った やっと、土曜の午後のバイトを終えて、これから伺う、家主への手土産に大福餅を買い 久しぶりに藤原家の玄関のインターホンを押した。 「ピンポーン」 チャイムが鳴り 奥から、先輩の妻である由比子さんが出迎えてくれた 「いらっしゃい。リュウちゃん!」 いつものように優しく微笑みかけてくれる 「はい。これ、先輩の好きな大福… 美味しそうなお店があったから」 「ありがとう!わたしも大好きなんだよね」 先輩と同じ郷里から進学の為に上京して以来、 月に数回ほどのペースで週末の土曜日には、 先輩の家で夕飯をご馳走になっていた 僕は、小さなキッチンの付いた四畳半一間、 風呂無し・共同トイレのアパートを借り、 学費以外はバイト収入での自活の学生だった 身寄りの無い僕にとって、 たまに味わう家庭料理とお風呂を頂ける藤原家は、 すごく居心地のいい空間でもあり、実家のような存在だった。 「先輩は今…お出掛けですか?」 と聞くと、急な出張で今夜は泊まりだと由比子さんは答えた 三人で夕食をする予定だったのだが… ひとりで鍋をするよりはふたりの方が美味しい
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【恋愛ドリップ小説】本日のコーヒー。ショートで。〜百合と恋の花咲く場所で〜

何故、アノ娘は俺に出勤予定を教えたのか?来てくだサインだろうか?俺は馬鹿田大学…。どうしたものか。(本文抜粋)◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆「本日のコーヒー。ショートで。」と告げる前にアノ娘は既にレジを打ち、レジの液晶部には “290” の数字…。「レシートは捨てて貰って良いですか?」そんな、何気ない毎日の出来事ー。◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆mixiから生まれた「恋愛ドリップ小説」が待望の電子書籍としてリリース。数多くの「百合の同志」が書籍化を待ち望んだ「恋愛ドリップ小説」が電子書籍として登場!・本屋には売ってない電子書籍書き下ろし作品。・ストーリー小説なので、サクッと読めます。===========================逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。そして俺はアノ娘と…。タリーズでの甘酸っぱい青春の恋愛ストーリー。堅苦しくない文章でどんどん読み進めることができる。読み終わる頃には、なんだか優しい気持ちになれる電子書籍。こんな恋がしたい方はTULLY'Sへ。===========================★こんな方にピッタリのおススメ書籍です!・スタバよりもタリーズコーヒー派の方・毎日、カフェやタリーズに通われている方・タリーズコーヒーをもっと楽しみたい方・店員さんとの会話術を学びたい方・気になる店員さんに声をかけたい方・ショップの何気ない雰囲気を味わいたい方・新感覚の恋愛小説を読んでみたい方・とにかく読みやすい小説がお好みな方・読み
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【あかまるころころこーろころ】いったいなにになるのかな?

あかまる ころころ こーろころあかまるへんしんしたくってあるひ、ぽーんととびだした(本文抜粋)◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆豊かな発想力と、柔らかな絵の世界観をどうぞお楽しみください。ちいさなお子様の読み聞かせや寝かしつけにもピッタリです。◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆★こんな方にピッタリのおススメ書籍です!・ことばが形や色がお好きな方・スッキリした気持ちになりたい方・人やモノやカタチに優しくなりたい方・とにかく読みやすい絵本がお好みな方・読み終えた後にホッと癒されてみたい方・本が苦手な方でも読み進めやすい絵本です癒され世界観がギュッとつまっています。◆◇◆◇◆◇ キャラクター絵本 ◇◆◇◆◇◆あかまる ころころ こーろころいったいなにになるのかな?(キャラクターブックシリーズ)◆◇◆◇◆ 本文より一部抜粋 ◆◇◆◇◆あか まる ころころあかまるへんしんしたくってあるひ、ぽーんととびだしたあかまる ころころ むこうからぼうとはっぱがやってきたいったい なにに なるのかなまっかな りんごに なりましたあかまる ころころ むこうからみどりのほしがやってきたいったい なにに なるのかなまんまる とまとに なりましたあかまる ころころ むこうからしろいさんかくやってきたいったい なにに なるのかなおにぎりの すっぱい うめになりましたあかまる ころころ むこうからぼうとあかまる やってきたいったい なにに なるのかなかわいい さくらんぼに なりましたあかまる ころころ むこうから
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【モルッとモルコレ!】可愛いモルモットが大変身!〜MARMOT COLLECTION〜

もふもふモルモットたちがカッコ可愛い姿に大変身!(きせかえ全20種)変身きせかえシリーズ第1弾モルッと待望の書籍化。(本文抜粋)◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆華麗に変身するモルモットたちの姿が楽しめること間違い無し!!みんなに愛し愛され癒やし100%の魅力を持つ、モルコレ★キャラ達は今後もどんどん増殖し変身していきます。◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆★こんな方にピッタリのおススメ書籍です!・モルモットの飼い方がわからない方・モルモットの気持ちを汲みとりたい方・モルモットの行動パターンを見極めたい方・とにかく読みやすい絵本がお好みな方・読み終えた後にホッと癒されてみたい方・これからペットにモルモットを飼育してみたい方・現在すでにペットにモルモットを飼われている方癒され世界観がギュッとつまっています。◆◇◆◇◆◇ キャラクター絵本 ◇◆◇◆◇◆モルッとモルコレ!きせかえモルモットに大変身!- MARMOT COLLECTION -(キャラクターブックシリーズ)【 目次 】Collection 01 モルCollection 02 はなモルCollection 03 とのモルCollection 04 ラスタモルCollection 05 インドモルCollection 06 チャイナモルCollection 07 サンタモルCollection 08 女学生モルCollection 09 おやじモルCollection 10 おかんモルCollection 11 シェフモルC
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【パンダくんのココア】冬のさむいさむーいある日のお話。

冬のさむいさむーいある日。みんながパンダくんの家にあそびに来ました(本文抜粋)◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆バクくんとペンギンさんゾウさんとアリクイさんがパンダくんの家にあそびに来ました。ぐびぐびぐびぐびぐびぐびぷはぁ❤︎ココアの魅力と、癒されキャラ達の世界観をどうぞお楽しみください。◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆★こんな方にピッタリのおススメ書籍です!・コーヒーよりもココア派の方・ココアをもっと楽しみたい方・パンダの飼い方がわからない方・バクの気持ちを汲みとりたい方・ペンギンの行動パターンを見極めたい方・とにかく読みやすい絵本がお好みな方・読み終えた後にホッと癒されてみたい方・これからペットにゾウを飼育してみたい方・現在すでにペットにアリクイを飼われている方動物たちの癒され世界観がギュッとつまっています。◆◇◆◇◆◇ キャラクター絵本 ◇◆◇◆◇◆パンダくんのココア冬のさむいさむーいある日のお話(キャラクターブックシリーズ)◆◇◆◇◆ 本文より一部抜粋 ◆◇◆◇◆冬のさむいさむーいある日みんながパンダくんの家にあそびに来ました「いらっしゃい 寒かったでしょう?」「はい、あったかーいココアだよ」「わーいパンダくん、ありがとう」「ココア大すき❤︎」ととびついたのはバクくんごくごくごくごくごくごくぷはぁ「あまくておいしいよね❤︎」とペンギンさんこっこっこっこっこっこっぷはぁ「あったまりますなぁ」とゾウさんずずずずずずぷはぁ「ボクももらうね」とアリクイさんちろちろちろちろちろち
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昔々その昔

昔々 何か面白いことを探している者がおった 探せば探すほど焦りと共に浮かばなくなってきた 何かないか、何かないかとキョロキョロして落ち着かない 人と話をしていても、座っていても何をするときで。 それが1年続き、2年続き 次第に周りの人が離れていった。その者はそのことにも気がつかないくらい面白いことを探し続けた。 ある日、ふと静かな湖面に映った自分の顔を見て 「あれぇー何じゃこの首は!」 余りにも周りを見渡しすぎて 麒麟のように首が伸びていたのです これがろくろっ首の言われだとさ
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【ショートショート】最低限の返事すらできない人間に何ができると?

AとHとMは某企業の会議室でいつものように指示を待っていた。3人ともがフリーで仕事をしており、これは間違いなく大きなチャンスだった。だが、それがわかっていないのか、わかっていてやる気が出ないのか……周りも扱いに困っていた。曲がりなりにもその分野については詳しいはずなのに、今のところ、何の役にも立っていない。完全に人選ミスだと周りもわかってはいたが、今から別の誰かを探す余裕はない。とりあえず簡単な仕事だけさせて、これっきりにしよう……言葉にせずとも誰もがそう思っていた。
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【ショートショート】買うかどうかを決めるためにまずはその商品を無料で提供しろ

閑静な住宅街の一角に、こぢんまりとしたオーガニックスーパーがある。種類はそう多くないものの、そのひとつひとつが安心安全にこだわり、厳選されている。周辺の主婦たちはもちろん、最近では遠方から若い人もやってくるようになった。ある日のこと、店内にひとりのサラリーマンが入ってきた。一通りの商品をチェックして、冷凍のパンのところで立ち止まった。大きめの袋の中に、小ぶりなパンが20個ほど入っている。自然栽培の米粉を使った冷凍パンだった。サラリーマンはその冷凍パンを持って、レジのところにいる店主に話しかけた。「はじめまして。私、こういう者です」
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【ショートショート】後出し男

Hは机の上に高く積まれた刷りたてのパンフレットを満面の笑みで眺めていた。自分で作ったパンフレットだ。どこに何が書かれているのかわかりきっていたが、さも初めて見るものであるかのようにじっくりとページをめくる。ページをめくり終わると、Hは馴染みのレストランに電話をかけた。「お世話になってます。Hです」「ああ、どうもどうも。ご予約ですか?」「ええ、今日は1万円の予算でお任せしたいんですが、いいですか?」「もちろん、いいですよ。ご要望は?」
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【ショートショート】上から目線の芸大生

Iはデザインで悩んでいた。いくつか考えているものの、どれもしっくりと来ない。これが芸大生の限界だろうか。「どうにもならないときにはプロに相談してみるのもひとつだ」という先輩の言葉を思い出す。今がまさにそのどうにもならないときなのかもしれない。幸いなことに、近くのカフェにはデザイナーがよく集まる。Iの通っている大学で講義をしたこともあるデザイナーたちだ。そのカフェで目当てのデザイナーが集まるのを待って、声をかけてみるか。Iがカフェで3杯目のコーヒーを飲んでいたとき、目当てのデザイナー3人が連れ立ってやってきた。デザイナーたちがテーブルにつき、注文を終えたところでIは声をかけに行った。
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【ショートショート】広報の女

「Oさん、あのPRページもうできてる?」「えっ、あ……もうちょっとです」「もうあんまり時間ないから早く仕上げてね」「わ、わかりました……」Oは先輩社員が立ち去るのを確認してから、慌ててデータを確認した。今の今まで完全にPRページのことを忘れていたのだ。
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『Chronophobia』〜絵画とショートストーリー〜

時の流れは清濁昨日が昨日であった事今日が今日であった事明日に流されていってしまう事それが怖いの人の形を成し始めた頃に戻りたいよ何も知らない、命だけの頃になんてね「もう大人なんだから」そんな思惑にまた逃げてしまうそのくらいの邪気が宿ってしまったよ飲めないアルコールと、愛情濡らす枕に睡眠薬、1錠眠っている時だけが死に一番近い時間だねどうか今だけ、安寧の時をどうか今だけ、安寧の時を『Chronophobia』
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『讃火華』〜絵画とショートストーリー〜

寒空の下彼女は帰路につく真冬の冷たい空気と冷たい人間に震えながら白い息が昇り、それが雲となり雪を降らせているようだった家に着いた彼女は忙しなく暖炉に火をつけマグカップを見つめながらロッキングチェアに腰掛ける今日の虚しさがホットミルクの湯気となり雪を降らせているようだったやがて暖炉は無邪気に赤色を放ちそれが彼女の頬へも伝わっていくはしゃぐ子供の面影にも見えるその炎はぱちぱちとぱちぱちとまるで過去のすべてを讃えているようだった思い出すだけで思わず微笑んでしまうような記憶を人の温もりによく似た暖かさが思い出させてくれたちょっと可笑しくて、懐かしい記憶をありがとういま、生きています『讃火華』
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【ショートショート】断られた仕事

Kは仕事仲間と飲んでいた。ここ最近、仕事が思うようにいかずKは荒れていた。「また断られた」「はぁ?何回目だよ……お前、それ、依頼の仕方に問題があるんじゃねぇの?」「普通だって。言葉遣いだって丁寧にしてるし」「断られた理由は?」「知らん。向こうも言わなかったし、こっちも聞く気ねぇし」「ちゃんと聞いとけよ。そういうとこだぞ。で、今回は何を断られた?」
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過去彼氏③

※⑶ 過去に掲載したものを、改正して再投稿。【短編集(シリーズ)より】[本文]24歳。彼とは、友達の紹介で知り合いました。6歳年上の30歳。すごく私に優しく、いつも会うたびに抱きしめてくれました。彼の事は好きでしたが、  【^^;この続きは、規制により公開断念】。。
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過去彼氏②

※⑶ 過去に掲載したものを、改正して再投稿。【短編集(シリーズ)より】[本文]21歳。初めての彼氏とは、すごく短い恋でした。22歳。友達の紹介で、31歳の〇〇携帯の会社に勤める男性と付き合う事になりました。その彼は、私と同棲をするために、東京からわざわざ移り住んできてくれました。次回で終わり(`∇´ゞ
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過去彼氏①

※⑶ 過去に掲載したものを、改正して再投稿。【短編集(シリーズ)より】[本文]初彼ができたのは20歳。働きはじめてスグのその年の冬。久しぶりに会った同級生でした。次回へ続く(`∇´ゞ  
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