欲しいものの奥にあるものを知る
自分自身に「今何が欲しい?」「どこに行きたい?」「何を食べたい?」と問いかけるクセを付けていると、ふと気が付くことがあります。先日、自分に「何したい?」と聞くと、「本屋に行きたい」と答えが返ってきました。そこで、大きな本屋に行き、そこで2,3時間本を読んでいました。いつも読みながら、その日買って帰る本を選ぶのですが、今日はどうにも決まりません。だんだん焦りが出てきました。その時に「あれ?」と思いました。「待てよ、楽しくて本屋に来ているのに何で焦っているんだ?そもそもなんで本屋が好きなんだ?」と思って自分に問いかけました。分かったことは、わたしが本当に欲しかったのは、「本を選ぶワクワク感」であって、買って帰るというのはおまけに過ぎなかったということです。以前も無理やり選んで買って帰ったものの、義務感で読まなきゃ、という感じになってあまり面白くなかったような気がします。買うのは楽しいし、読むのも楽しいのだけれど、一番は本を試し読みしながら「あぁ、いいこと書いてある」と思うときです。この感情を感じたいので本屋に行くのであって、本を買うことが一番ではない、ということに気が付きました。これはお金も同じで、お金を手に入れる喜びもあるのですが、もっと欲しいのはお金を手に入れて、支払いができるというときの安心感の方が大きかったりします。「何をしたいか?」「何を欲しているか?」をずっと聞いているとこの感情にたどり着くはずです。ぜひ試してみてください^^
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