「調子が悪いときは、神社に行ってリフレッシュするのが一番」… そう感じたこと、あなたも一度はあるのではないでしょうか? けれども実は〝ある条件が揃っている〟とき、神社での参拝がかえって《逆効果》になってしまうこともあるのです。今回の霊的ヒントは、見えない世界の仕組みを通じて、守護霊からの導きを〝正しく〟受け取ることができる状態を取り戻すための一助となるはず。あなたの心と波長が、ほんの少し、整うきっかけになれば幸いです。
「調子が悪いときはむしろ、神社には行かない方が賢明」
と、前回の記事でご紹介したのですが、
ところで一体
〝どんな状態だと「調子が悪い」と判断されるのか?〟
特に日頃、不安が強く、願いごとがあると、やたらめったら神社に参拝しがちな方、不安な時こそ、神社に行けばむしろリフレッシュできると思い込んできた方に向けて、今日はこの辺りをご説明させていただこうかと。
この話をする上でまず、あなたにも知っていただきたいのは、霊能者および霊能力の仕組み。
マトモな霊能者ほど日々、能力の源泉である自分の守護霊団との「パイプ」を太くするための修練に励んでおります(平たく言うと〝器を整える〟修練)
浄化と除霊ができる人間がいない環境では絶対におこなってはならない、危険を伴う修練なので方法は伏せますが、多くの霊能者(ないし、霊能力に憧れている人)の間で
〝霊能力が強くなれば、無条件に『善霊』との繋がりも深くなる〟
という〝大きな誤解〟が一部で広まっている実態を知っていただきたいのです。
「降霊」「自動書記」「霊視」etc... これらはスピリットの介入具合(および、霊媒の覚醒度合い)がそれぞれ異なるのですが、ここで霊能者(霊媒)は自分の肉体(器)を一部〝貸し出す〟ことで、霊的な能力を発揮しているんですね。
つまり、霊能力を〝正しく〟発揮するためには
① 器に〝空きスペース〟を用意すること
② 善霊と繋がりやすい人物で在ること
この2つの要素が必要になってくる。
しかし、この2つは決してイコールではない…というのが最大のポイントで、要は〝空きスペース〟は用意できているけれども、善霊ではなく〝邪霊と繋がりやすい人物〟も一定数いるということです。
霊能者(霊媒)としての条件が①だけで良いのであれば、霊能者と呼べる人間は無自覚な方も含めると多くいるでしょう(霊的能力者ではなく〝霊能を持った人〟は思いのほか大勢いる)
が、②も条件に含まれるとなると、話は別。
というのも、どれだけ器に〝空きスペース〟を用意できたとしても、霊能者本人の「たましい=正確には、おもいみたま」が『邪霊』に近い波長だった場合、この「スキマ」に入り込んでくるスピリットは例外なく「低級霊」の類になるからです。
一方、霊能者本人の「たましい」が『善霊』に近い波長だった場合、介入し得るスピリットは「高級霊」の類になる。
ここで一つ余談ですが
スピリチュアリスト・江原啓之さんのお師匠である、寺坂多枝子 先生も生前おっしゃっていたことですが、憑依されやすい〝身体的な状態/特徴〟というものが、実はあるんですね。
話が長くなってもなんですから、詳細は割愛しますが(*)
* noteで公開している『お香も塩も通用しない〝浄化と除霊〟の落とし穴|誰でも出来る〝真・浄化&除霊〟12選』をすでにご覧になった方は〝アレ〟です。
平たく言ってしまうと、強い不安や恐怖、ストレスを抱えているとき、誰しも「身体が緊張」しますよね?
こういった状態のとき、神社に参拝に行くと、善霊ではない〝別のナニカ〟としか波長が合いませんし、地に足がついていない人は無自覚なうちに〝お留守〟状態をつくりだしてしまっていることも多いので
低級霊からすると〝空いてますよ、憑依し放題ですよ!〟と、自らアンテナを立てているのと変わらない。
だから、調子が悪いときはむしろ、神社には行かない方が賢明…だということです。
「調子が悪いから、神社で祓い清めてもらえばいい」
… と、安易にコンビニ感覚で頼るのではなく、
まずは神社で清めてもらう前に、そもそも、神社という聖域に立ち入るための〝最低限の状態〟を日頃からしっかりと自分で整えることに努める姿勢を持ち合わせた上で、参拝には行かれた方が、あなたの守護霊が神社の「神さま」との〝橋渡し〟をしてくれますので。
* 本記事は「noteとアメブロ」に掲載しているものと同じ内容です。