「魔改造プラモ」
記事
小説
【シンナーの香り】
9歳のとき友達の家に遊びに行くと
シンナーの香ばしい匂いが漂ってて
俺は即プラモを作ってるのだと解り
友達の部屋に入って行った
(..=) (=・・=) (= ¨ )クンクン…
すると友達はプラモを作ってなくて
いつもの様に漫画本を読んでるだけで
ならこのシンナーの香りはどこから
臭ってくるのか解らなかった
なので友達に「シンナー臭くない?」
と聞いてみると友達が「それは兄貴が
プラモを作ってるからだよ」と答え
やっとシンナーの出所が解る
そして友達が「うちの兄貴プラモの
ジオラマが得意だから見てみる?」
と言うので雑誌でしか見た事が無い
ジオラマを見たくて行く事にした
友達のお兄さんの部屋を開けると
窓が開いてたけど部屋はシンナーの
香ばしい匂いで充満してて奥の机で
お兄さんがプラモデルを作ってた
友達がお兄さんに「ジオラマの制作
友達と一緒にみせて」と頼むと
お兄さんは快く「良いよ」と言い
ジオラマを見せて貰える事になる
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
この時お兄さんが作ってたプラモは
宇宙戦艦ヤマトのプラモでこれから
ガミラス艦から攻撃受けた跡を付け
カッコ良くしていく所だと言ってた
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
【ジオラマヤマト】
しばらく制作を見てたらお兄さんが
マッチに火をつけてヤマトの横に
近づけて一直線に焦がしていかにも
ビームがかすった見た目に仕上げた
そして何本か細い線の様に焦がして
ヤマトがダメージを受けた感じにし
とてもリアルに作りあげたのを見て
思わず「スゲー!」と叫んだ!
∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!
そのまま続きを見てると次は
主砲にムギ電球を入れて光る様にし
電球のスイッチを入れると主砲の
先端がピカ!と光る様になる
それを見て「こんな凄いジオラマを
簡単に作れるなんてお兄さんは
とんでもない技術を持ってるんだ」
そう感じて格の違いを痛感した
更にヤマトの窓がある所にも電球を
1つ1つ丁寧に付けて光る様にし
部屋を暗くしてスイッチを入れると
ヤマトが光って凄く感動した!
この頃の俺はまだ色を塗るだけで
精一杯だったからここまでの改造は
とても出来る気がせず技術力の差で
圧倒されてしまう
しかしこの光るヤマトに凄く感動し
ダメ元で作りたくなり道具を準備し
絶対に光らせてやろうと決心して
この日は家に帰って行った
<(`^´)>フンガフンガ
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
【光る999】
翌日俺は玩具屋に行き1個10円の
ムギ電球を20個買って家に帰り早速
銀河鉄道999のプラモを光らせる為
色々な所にムギ電球を付ける事にした
とりあえず999の汽車のライトに
取り付けようと考えてライト部分に
穴を開け電球を入れ目立たない様に
セロテープでライトカバーを作った
そしてムギ電球を電池ボックスに繋ぎ
スイッチを入れてみるとピカ!と光り
この瞬間すごく嬉しくなってしまい
今度は客車を光らせる事にする
ウフフ♪(。-艸・。)
客車は中が空洞だから天井裏の部分に
ムギ電球を簡単に取り付ける事が出来
出来るだけ眩しく光らせたいから
1両の客車にムギ球を3個も付けた
そのムギ電球の線をハンダで繋げて
先頭車両に1番近いムギ電球の線を
汽車の中に入れた電池ボックスに繋ぎ
早速光らせてみる事にした
でもスイッチを入れると薄暗くて
思った様に明るくならず調べてみると
電池の電力が弱い事が原因と解り
電池を追加して電力を上げる事にする
電池は最初単三1個だけだったけど
単三電池を4個直列に繋ぎ電力UPさせ
それでスイッチを入れて光らせると
物凄く眩しく光り満足な出来になった
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪