短腸症候群 口から食べちゃだめ?

記事
コラム
①短腸症候群とは
②短腸症候群の治療
③短腸症候群の栄養療法
まとめ


①短腸症候群とは
短腸症候群とは、下痢や栄養素の吸収不良を起こす病気で、小腸の大部分を手術で切除した後によく生じます。
また、ベーチェット病や象徴クローン病が原因となることもあります。


②短腸症候群の治療
・ときに下痢止め薬
腸の長さが短くなっているため、栄養を吸収しきれない時は下痢をすることがあります。
その時は下痢止め薬を使います。
・プロトンポンプ阻害薬
プロトンポンプ阻害薬は痛みや炎症を和らげる薬で、必要な方には使います。


③短腸症候群の栄養療法
・完全静脈栄養(TPN)
まず完全静脈栄養をしている時は、口から食物を食べられません。
いわゆる点滴で栄養を補給します。
・栄養補助食品
栄養補助食品は手術後の1ヶ月以内は特に必要です。
消化吸収しやすく、ビタミンやミネラル、短鎖脂肪酸、ペクチンなどが含まれています。


まとめ
短腸症候群は栄養の吸収がしにくくなる病気です。
薬物療法や栄養療法は大切です。
点滴や栄養補助食品の活用が最初のステップです。
ビタミンやミネラルなど、様々な栄養を吸収しにくくなるので注意が必要です。
適切な指導を管理栄養士に受けましょう。
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