新生児は生後4週までの赤ちゃんのことです。
今回は、新生児の栄養と代謝について紹介します。
①炭水化物
新生児は、お母さんの体、つまり母乳からグルコースを受け取ります。
グルコースは炭水化物で、体を動かすエネルギーです。
人間の体は、肝臓にグルコースの元となるグリコーゲンを貯めておくことができますが、
新生児の体は24時間で消費してしまうため、グリコーゲンを貯めておくことができません。
1日分の栄養の半分は炭水化物です。
②たんぱく質
新生児の体はたんぱく質を分解する酵素が足りません。
体の中に取り入れたたんぱく質を吸収するためには酵素が必要ですが、足りないのです。
そのため、たんぱく質を摂りすぎるとうまく吸収ができなくなり、高チロシン血症や高フェニルアラニン血症という病気になってしまいます。
たんぱく質の1日の必要量は赤ちゃんの体重によって異なります。
一般的な赤ちゃん(成熟児という)は10%
つまり
人工ミルクで育つ赤ちゃん 体重1kgあたり3.3g
…体重3kgの場合 3×3.3=9.9g
母乳で育つ赤ちゃん 体重1kgあたり2.5〜4.5g
…体重3kgの場合 3×2.5〜4.5=7.5〜13.5g
低出生体重児 体重1kgあたり2.25〜4.5g
低出生体重児とはお母さんのお腹にいたが期間35週未満、体重1.8kg未満の赤ちゃんのことです。
③脂質
新生児の体に貯める脂肪を、グルコースから作り出します。
パルミチン酸が多く、リノール酸が少ないです。
脂質の名前なので、気にせずに流しておいてください。
1日の栄養の45%を脂質が占めます。
④水分
新生児の体はぷにぷに、しっとりしていますよね?
その通り、水分は大人よりもたくさん貯めておくことができます。
まとめ
新生児は大人に比べると炭水化物、たんぱく質、脂質、水分の代謝方法が大きく異なります。
新生児の栄養は、炭水化物と脂質がほとんどです。
人間は成長する過程で、いろいろな栄養を吸収できるようになっていきます。
少しでも面白いなと思っていただけると嬉しいです。