絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

23 件中 1 - 23 件表示
カバー画像

【無料】他害を行うお子さんと関わる上で、その子を悪者にしない雰囲気を作ることが大切な話

前回の記事関連記事他害行為のあるお子さんと関わる上でとても大切にしていたことがあります。それは 「お子さんを悪者にしないことです」 今回はその話を以下に記述していけたらと思います。参考になれば幸いです他害行為のあるお子さんは「自分がどう見られているか」に敏感 他害のあるお子さんを集団の中に無理やり入れると、周囲の子どもから避けられる、煙たがられるようになります それは、他のお子さんが身を守るために自然とそうなります。悪意があるわけではありません お子さん自身もそれを感じ取り、更に情緒が乱れることがあります。更にそれが他害行為を助長させます 他害行為がどんな原因で起こっているかにもよりますが、 ・感覚統合不全 ・環境(家庭、周囲の大人の無理解)の影響による対人関係の乱れ ・ASD傾向があり、相手を考慮できない が原因によるものでの他害行為をするお子さんは自分がどんな目で見られてるか、どんな扱いをされているのか敏感なのです 大人も敏感になり、精神が疲弊してしまう 敏感になるのはお子さんだけではありません。ご家族や、関わる支援者も「環境」によっては精神をすり減らしてしまうケースも多いです ・他害行為をするお子さんを一人で見ている、対応を考えざるを得ない環境にいる ・対応方法が分からず、周囲の無理解のため、結果止める、怒る方法でしかお子さんの行動を止める手段がない ・周囲から責められるような視線で見られ、責められる、もしくは責められるように感じる このような環境です 大人もお子さんを責めるような表情、言動が多くなり、結果お子さんに大人の声が届かなくなるほど信頼関係が損なわれてしまうこと
0
カバー画像

光の見え方は人それぞれ

感覚過敏は子どもと成人を分けて考えた方が良いとこちらの本に書いてありました(^^)/成人の感覚過敏には思い込みの部分が相当ある・・・そういわれる理由が『感覚過敏の実体性を疑われた時代が長く続いたから』『必死に説明をしないと疑われてしまう』『みんなが誰かの受け売りで感覚過敏を語ってしまう』などなど・・・確かになぁって思ってしまいました(;´Д`)私は過去に光が眩しすぎて目を開けているのがしんどいから眼科に行って診察してもらいましたが異常はないで終わらされてしまいました( ;∀;)『光の見え方は人それぞれだから』って医者の言葉が印象的でした。困っているからきてるのにそれで終わりかい( ゚Д゚)自分で色々調べた結果、感覚過敏という言葉を見つけて飛びつきました。信頼できる医者を探すのは至難の業ですから自分で調べてしまいますがその情報が正しいのかは分かりませんよね(;'∀')この本の情報が全てではないでしょうからもっと色々と本を読み漁る必要がありそうです(^^)/ちなみに光が眩しい時の自分なりの対処法が分かったので今はそこまで困ってません!感覚過敏の定義については以前のブログで書いたので読んでみてください(^^♪さて最後に感覚過敏を治す為の5つの糸口をサラッと紹介したいと思います!こんな感じ(*^-^*)ひとつひとつの詳しい紹介は次回、書きたいと思います(^_-)-☆
0
カバー画像

安心・安全の欲求が満たされていない⁈

今日もこちらの本で印象的に感じたことを書きます(^^)/皆さんは、『マズローの欲求の階層』ってご存知ですか?①自己実現の欲求承認の欲求が満たされると、次に自己実現の欲求が芽生えます。これは、自分がなり得るすべてのものになりたいと感じる欲求です。目標に向かって歩んでいる状況といえるでしょう。②承認の欲求所属・愛の欲求が満たされると、次に承認の欲求が芽生えます。これは、自分を優れた人間であると認める自尊心や、他者からの評判、地位、名誉、優越、承認などを求める欲求です。つまり、所属の欲求が満たされると(場の一員として安定すると)、次に他人から認められたいと思うようになることを示しています。③所属・愛の欲求安心・安全の欲求が満たされると、次に所属と愛の欲求が現れます。これは、家族や友達、クラスメイトなどの共同体に加わりたいと思う欲求です。友達と一緒に遊びたい、園でクラスの一員として過ごしたいと思える欲求とも言えます。④安心・安全の欲求生理的欲求が満たされると、次に安心・安全の欲求が生まれます。身の安全、不安、混乱からの解放が該当します。乳幼児期には、主に養育者との関りを通じて、この欲求を満たしていきます。⑤生理的欲求生命維持の根源的な欲求です。摂食、睡眠、呼吸、発汗など身体内部の状態を整えるために行っている本能的行動が該当します。生命維持に必要不可欠なので、新生児も持っている欲求です。この説明を読んで面白いと思ったことがありました(^^♪私って幼少期から友達と遊ぶことが苦手だったのですが(現在進行形)『安心・安全の欲求』が満たされていなかったということも関係があるのかな?っと(;'∀'
0
カバー画像

そもそも積み木の土台がない⁈

●感覚統合の原則感覚統合は積み木を積み上げるように発達する感覚統合理論をつくったエアーズ博士は読み書きが苦手な子に読み書きの練習を繰り返し行う支援方法に疑問を持ちました。そして読み書きの基盤にはなにがあるのか読み書きはどのように発達するのか実践と研究からあきらかにしました。読み書き、言葉の遅れ、手先の不器用さなどの目に見えやすい問題は積み木の上の方の問題。それらの土台になっている感覚・運動面へのアプローチが重要だとのことです。こちらの本の感覚統合理論では子どものことについてがメインです。私は感覚が統合されないまま大人になった人について詳しく知りたかったのですが大人についての情報はありませんでした(;´Д`)疑問に思ったのは①感覚統合が積み木を積み上げるように発達するなら一回積みあがったら一生崩れないのでしょうか?②子どもの頃に感覚が統合されなかった場合は大人になってからでも積み上げることはできるのでしょうか?①については私の想像でしかないですが一生崩れないことはないかと思いました。トレーニング原理では可逆性の原理があります。トレーニングを行って高めた体力や筋力もトレーニングをやめてしまえば元のレベルに戻ってしまうという原理です。神経や脳の働きについても同じことが言えるのかは情報不足ですが今はそんなイメージを持っています(;´Д`)②大人になってからも積み上げられるのかどうかこちらは私の実感としても大人と子ども関係なく積み上げることはできるのではないかと思います!大人のパーソナルトレーニングをメインで行っていますが前庭覚、固有受容覚のトレーニングをするだけで姿勢が変わったり動き方
0
カバー画像

【無料】早期療育を受ける意味の1つの話 子どもの思考が複雑化する前に…

前回の記事私は親御さんがお子さんの発達が気になるなるなら、 2歳~6歳のうちに療育機関へのにつながってほしいと思っています理由の一つに 「羞恥心や自尊心が育つと必要な身体遊びをしなくなる」 があるからです 発達特性が強いお子さんは身体の使い方が不器用な傾向に多いですそのため、体幹や感覚統合が育っていない、協調運動ができない様子がよく散見されます この身体の動きを小学生、中学生になってから育てようとすると 自尊心が育ったお子さんに課題は幼くみえるものが多く、「こんな赤ちゃんみたいなことできない」となることがほとんどです 四つ這い動き 親子でできる前庭感覚のトレーニング 固有覚を育てるからだ遊び 等など 支援者側も大きくなった状態のお子さんと関わると身体面で大きく負担になることもありますですので、 赤ちゃんの動き、幼児期の動きは、その年齢の時にしっかりを味わってもらう必要があるのです以上になります これからも少しづつ投稿していけたらと思っています 良ければ↓の♡ボタンで評価をお願いします(´・ω・`)
0
カバー画像

【無料】触覚に関する原始系、識別系の話

前回の記事今回は5感の中の触覚、その中の「原始系」、「識別系」ついてまとめていきたいと思います 5感はどれもディープな話になるのですが、「触覚」ももちろん奥深いものなのです いくつかの参考文献と、私の経験も織り交ぜて記述させていただきます 触覚はいわゆる人間のセンサーであって、痛覚や温冷覚、圧覚など、様々な感覚を受け取ることができます感覚は我々が昔、別の生き物(アメーバとかイソギンチャクとか)だった時の名残ともとれる感覚の「原始系」 進化の過程で、より高度に成長した感覚を「識別系」 と分けています 原始系とは 原始系を説明するなら、例えばイソギンチャクに指を入れると、閉まりますよね あれです 目も耳もないが、触覚で物を捕まえる 生きるために必要な感覚なのです逆に敵が近づいてきたら、目も耳もない状態で逃げなければなりません その際の反応を「防衛行動」としてでます 貝も噛みつかれたら、バッと砂に潜ったり、離れようとしますよね あれです 相手を捕まえる、逃げる、そして、「戦う」という選択肢もありますこれらを触覚、触られた時に、スイッチを押したように、反射的に切り替えることを「原始系」と呼ぶのです 我々にその名残として残っているのが、よく言われる赤ちゃんの「吸てつ反射」ですね。口の周りにあるものをちゅぱちゅぱと吸う、取り込もうとする行動です  識別系とは 例えば、目で見ないでポッケの中の物を判別してみたり、触れただけで材質や形、大きさ、位置などが分かるのはこの「識別系」の力です。頭に触れているのか、手に触れているのかなども分かりますよね 触覚とか、ボディイメージのスタンダードなイメージ
0
カバー画像

【無料】お子さんが高いところに上ってしまうのはなぜなのか という話

前回の記事高層マンションからお子さんが転落する事故 最近多いですよね これは発達支援に関わってた身としては全く他人事ではなく、本当に多くのお子さんは「高い所」に登りたがります よくよく考えたら、大人も高層マンションや高層ビルなんて建てるほどですから、人間は高い所に対する根源的な欲求もあるだろうな と考えつつ 今回は感覚統合的な視点から「なぜお子さんが高いところに登るのか」という部分を以下にまとめてみたいと思います 記事の中で一度書いた内容も含まれると思いますが、これを機会にもう一度私も振り返りたいと思いますのでご一緒にいかがでしょう(´・ω・`) 前庭覚(平衡覚)的視点で見ると 感覚のうちの一つの前庭覚からみてみましょう 前庭覚は目や三半規管から受けた刺激で、姿勢バランスや身体・気持ちのコントロールに関わっている感覚です 揺れや回転、地球の引力、加速を感じます。この感覚を担当している器官は「三半規管」「耳石」です。聞いたことがるのではないでしょうか関連記事本来、この感覚は日々の生活の中で使用されることで育まれていきますし、お子さんは無意識のうちに成長のためにここに刺激を入れようとします。ブランコなどの遊びが好きなのはこのためです しかし、この感覚が鈍麻・低反応になってしまうお子さんもいます 鈍麻・低反応とは、「感じにくい、味わいにくい」という意味で使われます そのお子さんは自分が成長するために、自分が感じれる刺激を得るために、より高い所に登ったり、より早い回転を求めたりします いうなれば、感覚が正しく働いているのお子さんが満足して味わい成長につながる刺激は、鈍麻・低反応のお子さ
0
カバー画像

【有料】「感覚統合的視点」からみる幼児期の「お片付け」の構造化の話

ご家族を悩ませるお子さんの玩具の「お片付け」 それにも「感覚統合不全」が原因があることを紐づけることができます 今回は「お片付け」に関して、「感覚統合的視点」で見た場合と、「構造化」での対応を記述していきたいと思います お片付けができない感覚的要因 良い子育て環境、保育環境のベースとして考え方に 「子ども達が自由に玩具をとれる環境」 「おもちゃが見える環境にあること」 があります  私もそれはとても素晴らしい考え方だと思いますし、実践するべき事柄だと思っています  ただ、これは感覚統合不全のお子さんにとっては、「情報過多」に陥っている可能性があります。視覚的に目に入る情報が多くなり、目についたものを情動のままに手に取ってしまう行動が増えてしまうのです 感覚でいう「前庭覚」は眼球運動が大きく関係しており、「見える景色の中から、見たいものを選択する」という力もあります しかし、その力が制御できないと、子どもは「見えたものすべてに反応する」という行動に出ます。これが「出た物が出っぱなし」という状態につながります。本人も「片づけたいけど、どうにもならない」もしくは、彼らにとって遊びはもう終わっており、次に向かっている状態になっています そしてこの前庭覚の不全で起こることは、お子さんの発達特性、知的能力、性格と絡み合うことで、更に複雑化する形で出てきます
0 500円
カバー画像

【無料】前庭覚(平衡覚)と覚醒と情緒と感覚統合の話

感覚統合の中で重要な前庭覚 その前庭覚は、自律神経とつながっています今回はその、自律神経との関係ある話、「覚醒」について以下に記述していきます 覚醒とは 簡単に言うと、身体を動かすと「脳」が働く、回転する、目覚める、集中できる ということです これを私たちは「覚醒」と呼んで、支援の現場で使っています お子さんに当てはめると 覚醒が適度な状態だと 集中力が上がり、気持ちもすっきりしている覚醒が低い状態だと ボーっとしている、眠そう、疲れているといった様子 覚醒が高い状態と 興奮している、イライラしている、動き回っている ということです 高くても低くてもお子さんの様子が大きく変わります 覚醒が上がりすぎても、下がりすぎても良くなく、それをしっかり調整できるように「感覚統合」をすることが非常に大切です 情緒が乱れているお子さん 他害や暴言が多いお子さん 動きが多いお子さんの中には 前庭覚が育っていないお子さんも多いです 前庭覚が育っていないと、ただただ覚醒が上がり、興奮状態になり、結果としてこうなるのです 覚醒が高かったりするお子さんは、「よく動いてるだけで身体の使い方は上手ではない」こともよくあります 常にぼーっとしているお子さんも前庭覚が育っていないことで、覚醒を適度が状態に持っていけていないのです 私が前庭覚を育てる必要性の大きい部分がこれになります 回転刺激を中心とした遊びは、一見関係なさそうにみえますが お子さんの「情緒の成長」に対しても大きく関係しているのです 適度な覚醒を得られる身体づくりから始め、身体が出来上がった段階で、より社会的なスキルを身につけられるようなプログ
0
カバー画像

【無料】前庭覚的にみた、絵本の読み方の工夫を一つ紹介する話

前回の記事子ども達に読み聞かせをする「絵本」 これも「感覚統合目線」で見ると、読み方にバリエーションが加わります 今回はそれを一つ紹介したいと思います それは「絵本を動かす」こと 私はよく、絵本を左右、上下、前後に動かします 狙いとしては ・お子さんの眼球運動を促進すること ・しっかり目で追えるかを確認すること ・ゆっくり、はやく等を学べる が挙げられます 前庭覚が育っていないと、「見たい」と思ったところに焦点を合わせることが苦手だったりします 絵本を動かすことで、楽しみながら追視(目で対象物を追う)を促し、前庭覚の成長に繋げます また、動きに言葉をつけることで、「ゆっくり」や「はやく」といった動きを学べるツールとしても使えます いろいろな動詞、「走る」「歩く」などにも応用が利くのもいいですよね ぜひ絵本を動かして遊んでみてください。以下に動かして楽しかった絵本を紹介します ねないこだれだ 最後のページに飛んでいくシーンに合わせて、絵本も動かします。怖いもの見たさも相まって子どもは結構みんな好きですよね。この絵本(´・ω・`)がたん ごとん がたん ごとん でんしゃがきました電車系の繰り返しが起こる絵本は右から左、左から右に動かすことで、お子さんの追視を促すことができます 「がたんごとん」と言いながら、やってる人も多いのではないでしょうか この2冊はかなり人気があった作品でしたね す~べりだい この絵本も子ども達に大人気でしたね(´・ω・`)色んな滑り台滑るときに、指で滑り台をなぞって目で追ってもらったり、とんでいく瞬間に絵本も動かしてみたりと、いろんな工夫ができる絵本です。滑
0
カバー画像

【無料】姿勢がわるい、力が抜けているように見えるお子さんを感覚統合の視点からみる話

前回の記事お子さんと関わっている中で、集まりや、活動中にダランと力が抜けているように見える子をよく目にします だらけている、さぼっているような印象を受けますが、固有覚や前庭覚が育っていないためにそのような状態になっている可能性もあります今回はそれがどういう状態かを記述していきたいと思います前庭覚と固有覚の連動感覚同士は常に連動、連携、協調し合っています。いまこの記事を見ているあなたも 座りながら、 スマホを落とさない力加減でつかみ、 その感触を感じながら、 目で見ているかもしれません こういう感覚同士の連動が今回の記事に関係しています ・前庭覚は人間の揺れや、回転、姿勢を維持のためにバランスをとる感覚です ・固有覚は人間の筋肉を収縮させ、力加減や適切な筋緊張で身体を支える感覚です例えば座っている時に、この感覚はどのような連動をしているかを解説していきたいと思います 座っている状態でも無意識に筋肉をは動いています。重力に逆らない姿勢を保持している状態は筋緊張で支えられているのです では、ちょっと左右に揺れてみましょう。倒れませんよね?これは前庭覚が揺れる感覚を脊髄反射で受け取り、固有覚に伝えることで、適切な筋緊張で身体を支えているからです。前かがみになったり後ろに倒れたりも同じですこの重力に負けず、身体の筋緊張で身体を支える動きを「抗重力」と言います。重力に抗(あらが)うのです ただ、これが上手く連動していない状態はイメージできますでしょうか。揺れや回転した時に、身体はだらんとし、自分の意志では戻れないほど筋肉は弛緩してしまい、そのまま倒れてしまいます それが「さぼって
0
カバー画像

【無料】私の感覚統合のイメージは筋トレの話

「感覚統合は大事」なのは記事ですごく発信しているんですが、私自身のイメージの話 もつけ加えようと思います子ども達の成長に欠かせない感覚統合ではあるんですが、自然に育つお子さん、自然に育たないお子さんがいます やっぱりこれは特性の強さ、過敏さによるものが大きいんです そして、ほっといたら自然に育つわけでもないんですよね 大人になっても「感覚が育っていない」ことで苦しむ人はよくみます 私のなかで感覚統合の成長イメージが「筋トレ」に近いんですよね やれば育つんですけど、やらないとそのままなんですよ で、変な鍛え方すると変に育つし、偏ったりもします 必ず成長する保証はあるけど、思ったイメージ通りとはいかないんです 割とどれくらいの時間やって、どれくらいの期間がいいのかって研究はまだあんまり進んでいないように感じますね 私が感覚統合の発信しているは、遊びの中で感覚統合の視点をどれだけ入れられるか、という引き出しを大人がたくさん持てると良いなぁ と思うからです。興味も持たなきゃ、知ろうとも思えませんしね(´・ω・`) 引き続きよろしくお願いします 以上になります。 これからも少しづつ投稿していけたらと思っています良ければ↓の♡ボタンで評価をお願いします(´・ω・`)
0
カバー画像

【有料】「固有覚」を育てる関わり・遊びの話

「固有覚」を育てるには、基本的には押す、引っ張るなどの動きが重要になってきます 力を維持し続ける感覚と言えばいいのでしょうか。綱引きをイメージしてみてください 腕の力を入れ続けられるあの筋肉の感覚は「固有覚」に由来するものです 感覚が鈍麻お子さんはあの感覚を味わいにくいというイメージがあると想像しやすいのではないでしょうか 固有覚を入れやすい受容器官は頭、手のひら、足のうら、なんて言われています 固有覚の鈍麻のお子さんは高い所に行きたがりますただこれはジャングルジムは上る際の 手のひらに伝わる食い込むような圧迫感手すりに上ってしまうのは足裏に食い込むような圧迫感 高いところからジャンプして足裏に伝わる強い衝撃 を求めていたりするので、本質的に高いところが好きなのではなく、強い刺激を求めた結果の行動であることが多いです
0 500円
カバー画像

【無料】落ち着きがない、乱暴はお子さんは「固有覚」が育っていない話

「固有覚」とは「筋肉の収縮、力加減の調節を行う」感覚のことですこの感覚が過敏、鈍麻であると、様々な行動が起こり、日常生活で問題が発生します 以下にそれを記述していきます 固有覚が育っていないと 固有覚が育っていないと以下のことが起こったりします ・力加減ができず、相手を強く押す、叩く、引っ張る ・高い所からジャンプする遊びを頻繁に行う ・ハサミや箸などの細やかな動作が苦手 ・物を勢いよく投げしてしまう ・見えないところところを操作する(ボタンを閉める、開ける等) ・クレヨンなどをすぐに折ってしまう ・投げられたボールを上手くキャッチできない ・消しゴムで紙を破いてしまう 等など 落ち着きがないように見えたり、暴力的、物の扱いが乱暴にみえたりするときには、情緒の問題の他に「固有覚」の育ちも注目してみる必要があります 固有覚にも過敏さ・鈍麻さがありますが、鈍麻さが大きく目立つ印象です感覚をあまり感じないため、感じるためにより大きな刺激を入れため、乱暴に見えることが多いです固有覚は別名も多く「位置感覚」、「深部感覚」とも呼ばれたりします「位置感覚」は聞き覚えある言葉で言うなら「ボディイメージ」ですなので、知らない間にあざがあるお子さんなどは固有覚が育っていない可能性があるとも言えます「深部感覚」というのも、この感覚が「深層筋」いわゆる「インナーマッスル」に関係しているからです固有覚が育っていないお子さんは、瞬発的な動作ばかりを行い、表層筋のみ使います。深層筋を使わないため固有覚が育たないといわれています固有覚を感じる手っ取り早い方法があります。目をつぶって両方に同じ重さの本を持ちます
0
カバー画像

【有料】落ち着きのないお子さんの問題を前庭覚の視点で考える(後編)

では、どのように前庭覚を育てればいいのかを記述していきます 大人の心構え 前庭覚が育っていない、鈍麻、過敏なお子さんが「わがままに行動している」「人の話を聞かない」などに見られがちです しかし、本当は「感覚が育っていない」ために起こっていることで、「本人の意図しないことで失敗経験を重ねている」ことがほとんどです 本人を責めず、前庭覚を育てる方向で遊びを積極的に行うことで、成長を促すことがとても大切です また、前庭覚を使う遊びはできるだけ「大人を交えて行う」と とてもいいです。なぜなら、大人と一緒に行うことで、遊びの中で「信頼関係」が構築される流れが生まれるからです 「信頼関係」はお子さんとの関わりで一番重要になります 信頼関係がなぜ大切かの関連記事をここで読めます↓↓まず信頼関係を作る方向性で、関われる遊びを紹介したいと思います 以下に前庭覚を育てる遊びの一部を紹介したいと思います。基本的に、前庭覚を育てる遊びは皆さんが思いつくものばかりです 「こういう考え方もあるのか」、と意識するだけで、遊び方や評価の仕方が変わってきます。これも支援の楽しい所ですね
0 500円
カバー画像

【無料】落ち着きのないお子さんの問題を前庭覚の視点で考える(前編)

療育では「感覚統合の視点」がとても大切です。今回はその一つ「前庭覚」を基に「落ち着きのないお子さん」の「落ち着きのなさ」を療育的視点で記述していきたいと思います前庭覚についてはいまだ研究がなされている分野でもありますお子さんの様子を見た実践や、私の経験則的な部分もありますので参考までに… 前庭感覚(平衡覚)とは前庭感覚は三半規管が司る感覚です。主な役割は ・「揺れる」、「傾く」、「回転」、「速さ」を感じとる ・視覚から回転の刺激を入れる。眼球運動のコントロールをしている ・揺れで、興奮や、リラックスなどの情緒のコントロールをしている ・身体の姿勢のバランスを保ち、「傾き」を調整している 私はお子さんの前庭覚を見るとき3パターンに分けています①順調に育っている ②前庭覚の「過敏さ」で育っていない ③前庭覚の「鈍麻さ」で育っていないようにみえる 過敏だと前庭覚を入れる遊びを怖がり、感覚が成長しません 鈍麻だと強い感覚でないと身体が受信できないため、長時間、強刺激を入れ、異様にみえます 私が関わった前庭覚が鈍麻・過敏なお子さんは以下の行動、特徴がみられました ・長時間回転運動をしているのに目が回らない(鈍麻) ・目が回らない(眼振がない) ・落ち着きがない(鈍麻) ・長時間椅子に座れない(鈍麻) ・様々なものに注意がそれ、動き回ってしまう(鈍麻) ・夜遅くまで起きてしまう(鈍麻) ・回っているもの(扇風機、室外機、車のタイヤ等)に強い興味をもつ(鈍麻) ・ブランコ、滑り台などの遊具を何度も行う(鈍麻) ・以上のことをしない及び、参加しない・逃げる行動をとる(過敏) が挙げられます基本
0
カバー画像

【無料】苦手さは反復練習ではなく、別のアプローチからの視点がいい話

箸が苦手なのに箸の練習 文字が苦手なのに文字の練習 鉛筆が苦手なのに鉛筆の練習 これは「子どもを更に追い詰め、その行為自体を嫌いになる行為」と覚えておきましょう 上記のような反復練習で上手くなる子は身体と理解が出来上がってるからできるのです「できない」原因へのアプローチ」は別の視点からがいいことを以下に記述していきます 別の視点から例えば、よく紐づけるのは感覚統合の視点です 固有覚からの視点で見てみましょう「固有覚」とは、筋肉の収縮、力加減の調節を行う感覚 箸、鉛筆を正しく持とうとするために「指先の操作性」を上げるには、力加減の力が必要になります 力加減を高めるのに必要な運動として、上半身から下半身にかけての力が必要です。必要なのは粗大運動ということになります それも、「固有覚」を高める運動が必要です綱引き、相撲など、押したり、引っ張ったりといった動きで、力を維持する運動が「力を入れる」「力を抜く」といった筋肉に刺激を入れ、成長につながるからです指先の操作性を上げようとするばかり、身体全体へのアプローチがおろそかになっていることはよくあります 仮に、指先をいっぱい使うなら、「箸」や「鉛筆」よりも「粘土」や「砂遊び」からの感触遊びから入ってもいいです 指先、手の筋肉にも刺激を入れる遊びは指先の巧緻性にとてもいいです。その過程で、伸ばし棒や、スコップなど、道具を使うことで更に楽しく指先を使います「いかに楽しく、手先を使わせるか」を中心に考えたほうが、子どもはより成長しますまとめ 身体全体はつながっています例えば、接触指導の際、咀嚼が少ないお子さんがいましたしかし、原因は肩から、首回
0
カバー画像

【無料】「感覚統合が上手くなされない」と何が起こるか

前回の記事感覚統合が上手くなれていない状態 感覚統合が上手くなされていないと、どういう状態になるでしょう表面的な事象として以下のことが起こりえます。例えば ・集まりに参加できない ・椅子に座っている時に動く、脱力する、座っていられない ・声が大きい ・お友達を押してしまう、たたいてしまう ・すぐに怒る ・一人行動が多い・運動会に参加できない ・行事に参加できない ・活動に参加できない などなど  この事象・行動の根本には感覚統合不全が原因であることが多いです 例えば、「幼稚園で子どもが運動会に参加できない」という事象を細かく見ていきましょう 観察してみると、 ・大きな音、声で耳をふさいでいる ・常に動いている、一人で行動して集団で動けない ・競技のルールを理解していない ・練習から参加できていない、嫌がっている などなど  このような事態になっていることがよくあります。これには「感覚統合不全」状態が大きく関係しています この状態のイメージは、信号のある十字路で事故があって止まってしまったり、玉突き事故になってしまったり、信号が止まってしまったり、といった感じです 感覚器官が上手く感覚を取り込めなかったり、感覚が育っていなかったりと原因はさまざまですが、何が起こっているかを以下に記述していきます。 ここでは「聴覚の過敏さ」から起こりうることをまとめてみます聴覚の過敏さ(聴覚過敏)  「聴覚の過敏さ」いわゆる「聴覚過敏」があると、音の刺激を人より多く受け取ってしまったり、より大きく聞こえてしまったり、別の音に聞こえてしまい、日常生活に支障が出ることがあります 日常生活の音が、黒板け
0
カバー画像

【無料】子どもの成長で絶対に知っておきたい「感覚統合」とは

感覚統合とは  私の中で「感覚統合」は、子育ての中で一番大切で、身に着けておくことが必要な知識であると考えています。なぜなら幼少期からの「人間の成長」にとってベースになるからです そして、そのベースを知るとことで、「人間」に対して適切な対応や見方もできるようになります。 今回はその「感覚統合」についてをお伝えできればと思います 感覚の種類  感覚は以下の種類に大別できます 5感 (味覚、嗅覚、触覚、聴覚、視覚等) 前庭覚 (目や三半規管から、姿勢バランスや身体・気持ちのコントロールを行う) 固有覚 (筋肉の収縮、力加減の調節を行う) 「感覚」は耳や目、皮膚等の「感覚器官」を通して、脳、身体に伝わります感覚統合とは  感覚統合は以上の感覚を整理、まとめる脳機能のことです。皆さんも今現在、黙っていても感覚統合はイキイキとなされています見える風景 聞こえる音 舌先の感覚・味 匂い 触っている物の感触 服の摩擦、 落ち着いている? イライラしてる? 傾いてる?直立? 力は入ってる?抜けてる?  自分の感覚は意識できましたか?記事を読んでいる今も、刺激を取り入れ、感覚は統合され、脳に送られ、身体の動きとして行動で表れます 感覚統合のイメージは「交通整理」によく例えられます。私のイメージは信号機のある十字路です。今はこっちの感覚を優先、次はこっち、こっちは止まって などなど。身体の中でも同じように感覚の整理が行われます その状態でしっかり社会生活が送れていれば、「感覚統合」がしっかりしているといえます以上になります。 これからも少しづつ投稿していけたらと思っています。 よろしくお願いします
0
カバー画像

【有料】大事な時にふざける子どもの心理の話 関わりと対応

前回の記事 お子さんがふざける理由や原因から「では関わる大人はどうすればいいのか、何を注意すればいいのか」 を療育的視点から記述していきたいと思います私の経験、実践の中であったものなので、参考まで… 基本的に、ふざける行為を行うお子さんは他者に ・「失敗をしない」 ・「失敗を見せたくない」 という気持ちがベースに行動しますそして「成功する自信もない」ので、挑戦する回数も少なく、なかなか負のループから脱却できません
0 500円
カバー画像

【有料】感覚過敏のお子さんは「場所によって静かにみえる」、「場所によって暴れてみえる」ことがある話

前回の記事過敏さのあるお子さんでよく聞く話であったのは、 ・自宅で暴れている、しかし、園では静かに過ごしている ・自宅では静かに過ごしている、しかし、園では他害や暴言が目立つ
0 500円
カバー画像

【有料】「なぜ子どもが何もない場所でくるくる回るのか」という話

前回の記事「なぜ子どもが何もない場所でくるくる回るのか」 子育て、療育的視点から以下に記述したと思います 経験、実践、研修の内容を自分なりにまとめたものなので、参考までにしてください
0 500円
カバー画像

【有料】お子さんの興味のあるもの、好きなキャラクターを取り入れて遊ぶ意味を感覚統合的な「覚醒」を踏まえて記述する話

前回、前庭覚と覚醒の記事を書いたのですが、今回の記事は、それをまた少し深めていきたいと思います今回のテーマは「お子さんの好きなキャラクターを取り入れて遊ぶ意味」についてです 当たり前のような気がしますが、それにも感覚統合的な意味合いでもとても意味のあることなのです
0 500円
23 件中 1 - 23
有料ブログの投稿方法はこちら