自閉症の息子をもつ親が、実際に放デイで働いて学んだこと

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最近、私は発達障害を持つ子どもたちを支援する「放課後等デイサービス」で働き始めました。この経験を通して、多くの学びを得ているので、今回はその一部をシェアしたいと思います。

きっかけは、私の息子が自閉症スペクトラムであることでした。彼は就学前から児童発達支援、放課後等デイサービスと通っていましたが、ある日、感情が爆発してしまう出来事がありました。それまで順調に療育が進んでいると思っていただけに、大きなショックを受けました。その出来事を機に、親としても専門知識を身につけ、家庭と療育施設の両面で息子を支えていく必要があると感じ、私は働き始めることにしたのです。

実際に働きながら学んだことは非常に多く、特に発達障害についての理解が深まりました。発達障害は「感覚調整障害」とも呼ばれ、さまざまな特性が現れることがあると知りました。それまでは、息子の主な特徴としてコミュニケーションの困難さだけを意識していましたが、発達障害には他にも運動面の特性や感覚過敏などが関係していることがわかったのです。

例えば、息子の歩き方に関してです。普通の人が軽やかに歩くのとは異なり、彼はバンバンと音を立てて歩きます。最初は「歩き方が乱暴だから静かにしなさい」と注意していましたが、これは「自己刺激行動」の一種であることがわかりました。筋肉や関節にある固有感覚に刺激を与えるために無意識に行っている行動で、生物として必要な感覚を育てるためのものなのです。このような自己刺激行動は発達障害の子どもに限らず誰でも行うことですが、特に発達障害の子どもはその感覚が育ちにくいため、刺激を強く求める傾向があります。

また、食事に関しても学びがありました。息子は葉物野菜を嫌がることが多く、最初は「ただ野菜が嫌いなだけだろう」と思っていました。しかし、これは味覚や触覚の過敏さが原因である可能性があると知りました。発達障害を持つ子どもは、特定の食材の食感や味に対して極端な反応を示すことがあるのです。例えば、ジャガイモのホクホク感が苦手であったり、揚げ物の衣がチクチク感じたりといったことです。今思い返すと、息子の嫌がり方は普通ではなかったと感じます。無理に食べさせることはしていませんでしたが、もっと早く原因を理解していれば、対応の仕方も違ったかもしれません。

これらの経験から痛感したのは、親としての学びの重要性です。発達障害に関する知識を持つことで、子どもの行動の背後にある理由がわかり、適切な支援ができるようになります。例えば、「この行動はこの感覚が原因で引き起こされている」と理解できるようになるのです。私自身、今まで良かれと思って息子に言っていたことが、実は逆効果だったと知り、大きなショックを受けました。それ以来、発達障害や感覚統合について勉強を進めています。

もし、私と同じように発達障害や自閉症スペクトラムのお子さんをお持ちの方がいたら、ぜひ関連する本を読んでみてください。今までわからなかったことが理解できるようになり、子どもとの関係も深まるはずです。勉強することで、発達障害に関する「答えのない世界」が少しずつ明確になり、親としての支援がより効果的になると感じています。
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