そもそも積み木の土台がない⁈

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コラム
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●感覚統合の原則

感覚統合は積み木を積み上げるように発達する
感覚統合理論をつくったエアーズ博士は読み書きが苦手な子に読み書きの練習を繰り返し行う支援方法に疑問を持ちました。

そして
読み書きの基盤にはなにがあるのか
読み書きはどのように発達するのか
実践と研究からあきらかにしました。

読み書き、言葉の遅れ、手先の不器用さなどの目に見えやすい問題は積み木の上の方の問題。
それらの土台になっている感覚・運動面へのアプローチが重要だとのことです。
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こちらの本の感覚統合理論では子どものことについてがメインです。
私は感覚が統合されないまま大人になった人について詳しく知りたかったのですが大人についての情報はありませんでした(;´Д`)

疑問に思ったのは

①感覚統合が積み木を積み上げるように発達するなら
一回積みあがったら一生崩れないのでしょうか?

②子どもの頃に感覚が統合されなかった場合は大人になってからでも積み上げることはできるのでしょうか?

①については
私の想像でしかないですが一生崩れないことはないかと思いました。
トレーニング原理では可逆性の原理があります。
トレーニングを行って高めた体力や筋力もトレーニングをやめてしまえば元のレベルに戻ってしまうという原理です。
神経や脳の働きについても同じことが言えるのかは情報不足ですが
今はそんなイメージを持っています(;´Д`)

②大人になってからも積み上げられるのかどうか
こちらは私の実感としても大人と子ども関係なく積み上げることはできるのではないかと思います!
大人のパーソナルトレーニングをメインで行っていますが
前庭覚、固有受容覚のトレーニングをするだけで姿勢が変わったり
動き方が変わって痛みが軽減することが多いです!
しかし、子どもの頃に積み上げたものがあった人となかったであろう人では結果が出るまでに差がでるというのも実感しました。

驚いたのは前庭覚のトレーニングである眼球運動のコントロールができない方が多いということ。
指を目で追えていない
自分自身で追えていないことに気が付けていない
自分で気が付けないから修正ができない

少しずつできるようになると体の変化も感じやすくなる方も多いのですが
全く感じない人もいらっしゃいます。

見るからに動きが変わっているのに自分で変化に気が付けない
そして変化に気が付けないことに対して何も感じない・・・

ウエストが10㎝減っているのにその変化に気が付けない人もいらっしゃいました。

自分の動き、感覚の変化に気が付けないと積み木を積み上げるのは難しいので
土台作りから始められるといいかと思います。

まずは土台があるのかどうか
自身の感覚をどれくらい把握できるのかどうか確認するところから始めることも大切なのかと思いました(^^)/

私は緊張すると呼吸が浅くなり視野が狭くなりやすいです( ;∀;)
なので緊張するであろう状況になる前に呼吸トレーニングと眼球コントロールをやるようにしています!
緊張からくる手の震えや考え方にも変化が出ています(^^♪

他の人にはどんな変化が出るでしょうか?
気になる方はこちらからどうぞ(^^)/





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