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「自分には売りがない」と感じる人のための強み棚卸し法

キャリアコンサルタント資格を取ったあと、意外と多くの人がここで止まります。「自分には売りがない」「特別な実績もない」「人に選ばれるような強みが見当たらない」でも、この悩みは、能力がないから生まれるというより、自分の経験を「強みの言葉」に変換できていないことから生まれる場合がほとんどです。実際、JILPTの調査を見ると、キャリアコンサルタント登録者はかなり多様な職業生活経験を持っています。たとえば、部下・後輩の指導育成経験は81.3%、プロジェクトリーダーや管理職経験は61.8%、転職経験は62.5%、副業・サイドビジネス経験は22.6%、会社の倒産・合併経験は18.5%でした。しかも、「人の話を聞くこと」に自信がある人は92.3%にのぼっています。つまり、多くの人はすでに、支援の土台になる経験を持っているのです。「売り」は、立派な肩書のことではありませんまず最初に、ここを外さないことが大事です。「売り」という言葉を聞くと、有名企業の人事経験何百件もの面談実績目立つ肩書分かりやすい専門資格のようなものを思い浮かべる方が多いです。けれど、キャリア支援で本当に伝わる“売り”は、それだけではありません。むしろ大切なのは、どんな現実を見てきたか?どんな悩みをどのような方法で乗り越えてきたか?どんな人の気持ちが分かるか?です。※上記の他に、「再現性はあるか?」「ニーズがあるか?」についての確認や検討することも大切です。営業をしてきた人なら、断られる怖さが分かる。管理職をしてきた人なら、部下育成のしんどさが分かる。転職を経験してきた人なら、応募の不安や年齢の焦りが分かる。介護や両立を経験して
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ミドルシニア世代の人生経験は、キャリコン活動でどう強みになるのか

キャリアコンサルタントとして動こうとすると、こんなふうに感じる方は少なくありません。「資格は取ったけれど、特別な実績はない」「人に誇れるような経歴ではない」「ただ年齢を重ねただけで、強みと言えるものが見当たらない」でも、私はここに大きな思い込みがあると思っています。それは、強みは「華やかな経歴」や「分かりやすい肩書」の中にしかないと思ってしまうことです。実際には、ミドルシニア世代のキャリアコンサルタントにとって大きな武器になるのは、むしろこれまで積み重ねてきた人生経験そのものです。JILPTの調査でも、50代以上のキャリアコンサルタントについて、企業経験だけでなく、非営利団体、ボランティア、地域、家庭、子育て、介護まで含めた多様な社会人経験は問題ではなく、むしろ示唆や助言の土台になり得ると整理されています。さらに、傾聴・受容・共感につながるヒューマンスキルやコミュニケーションスキルも、年代が高い方が一般的に長けている可能性があると述べられています。つまり、年齢を重ねたこと自体が価値なのではなく、その中で積み重ねた経験が価値になるということです。人生経験は、なぜキャリコン活動の強みになるのか?キャリアコンサルティングは、知識だけで成立する仕事ではありません。相手の話を聴き、背景を理解し、言葉になっていない不安や迷いを整理し、その人に合う一歩を一緒に考える仕事です。その時に効いてくるのは、教科書的な正解だけではありません。たとえば、仕事でうまくいかなかった経験転職や再就職で悩んだ経験部下育成やマネジメントで葛藤した経験家族介護や仕事との両立に追われた経験夢をあきらめた経験逆に、好き
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人事経験がないとキャリコンは難しいのか

キャリアコンサルタント資格を取ったあと、多くの方が一度はこう感じます。「人事経験がない自分にできるのだろうか?」「求人を見ると、人事・採用経験歓迎と書いてあることが多い」「やはり人事畑の人の方が有利なのではないか?」この不安は、とても自然です。特に、会社員として営業、現場、管理職、専門職などを歩んできた方ほど、「人事経験がない=キャリコンデビューが難しいのではないか?」と感じやすいものです。ただ、結論から言うと、人事経験がないとキャリコンは無理、ということはありません。(一方で、人事経験がある人が入りやすい場があるのも事実です。)大切なのは、この2つを分けて考えることです。まず押さえたい現実 企業領域では人事経験が活きやすいJILPTの調査では、勤務先ありの正規雇用のキャリアコンサルタントの職種は、「人事・総務・事務・管理」49.8%が最も多く、「(主に)キャリアコンサルタントの仕事」11.0%を大きく上回っていました。つまり、企業内では、キャリアコンサルタント資格を持っていても、専業のキャリコンとして働くより、人事・総務系の職務の中で資格を活かしている人が多いのです。(複業案件の件数が多い、選考に通りやすい、複業案件を獲得しやすいという面は確かにあると感じております。)※報告書では、2017年から2022年の比較で、「キャリアコンサルティングの仕事に従事する割合が減り、人事・総務・事務・管理の職務の割合が増加した」と整理されています。ここから分かるのは、企業内ルートでは人事経験があると確かに有利に働きやすいということです。だから、「人事経験がないと不安になる」こと自体は、決し
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資格と経験を掛け合わせて自分らしい支援テーマを見つける方法

キャリアコンサルタント資格を取ったあと、多くの方が次に迷うのはここです。「資格は取った。経験もそれなりにある。でも、結局自分は何をテーマに活動すればいいのか分からない」この悩みはとても自然です。なぜなら、資格を持っているだけでは「何でもできる人」に見えてしまい、逆に自分でも方向性を決めにくくなるからです。私は、自分らしい支援テーマは、資格だけで決まるのでもなく、経験だけで決まるのでもなく、「資格 × 経験 × 誰を支えたいか?」の掛け算で見つかると思っています。資格だけでは、支援テーマは決まりにくいまず大事なのは、資格そのものはスタート地点だということです。JILPTの調査では、キャリアコンサルタント登録者は国家資格以外にもさまざまな資格を持っており、たとえば産業カウンセラー23.9%、CDA23.2%、衛生管理者14.8%、教育職員免許10.5%、ファイナンシャル・プランナー13.1%、コーチング資格4.3%など、かなり幅広い資格保有が見られました。逆に言えば、複数資格を持つこと自体は珍しくありません。つまり、「キャリアコンサルタント資格を持っている」だけでは、まだ差別化にはなりにくいのです。ここで必要になるのが、「その資格を、どんな経験と結びつけるか?」という視点です。支援テーマは、「持っている資格」ではなく「使う文脈」で決まるたとえば、同じキャリアコンサルタント資格でも、再就職支援に使う人若年者支援に使う人ミドルシニア支援に使う人仕事と介護の両立支援に使う人複業・起業支援に使う人学校領域や研修領域で使う人では、まったく見え方が変わります。JILPTの自由記述でも、活躍の場
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失敗したくない気持ちが、最初の一歩を重くする理由

キャリアコンサルタント資格を取った。学びも続けている。頭では「そろそろ動かなければ」と思っている。それなのに、なぜか最初の一歩が出ない。求人を見ても応募できない。発信しようとしても手が止まる。サービスを作ろうとしても、なかなか出せない。そんな時、心の奥ではこんな気持ちが動いていることがあります。「失敗したくない」この気持ちは、決して珍しいものではありません。むしろ、真面目で責任感が強い人ほど、この気持ちは強くなります。そして実際、キャリアコンサルタントとして活動していない理由には、「他の仕事などで忙しく、自分自身に時間的余裕がない」「自分自身の専門的スキル・知識に自信がない」「周囲にキャリアコンサルティングの仕事(ニーズ)がない」といったものが挙がっています。つまり、動けない背景には、時間や環境だけでなく、「失敗したくない気持ちにつながりやすい不安」が複数重なっているのです。失敗したくないと思うのは一概に悪いことではありません。まず最初にお伝えしたいのは、ここです。失敗したくないと思うのは、一概に悪いことではなく、むしろ自然なことかもしれませんし、キャリアコンサルタントという仕事を軽く見ていないからです。人の働き方、人生の節目、迷い、不安に関わる。そう考えると、中途半端な状態で相談に乗っていいのか?自分の言葉で相手を傷つけないか?求人に応募しても通らなかったらどうしよう?発信しても反応がなかったら恥ずかしい?そんな気持ちが出てきます。この感覚は、とても自然です。ただ、その自然な感覚や感情が強くなりすぎると、今度は「失敗しない方法が見つかるまで動けない」という状態になってしまいま
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年齢が不利だと思い込んでしまう落とし穴

「もう50代だから不利ではないか?」「60代から始めても、求人では相手にされないのではないか?」「若い人の方が、これからの時代は有利なのではないか?」この不安は、とても自然です。ただ、ここで一度立ち止まって考えたいことがあります。それは、「年齢そのものが不利」なのではなく、「年齢を不利だと決めつけること」の方が、実は大きなブレーキになっているということです。そもそも、キャリアコンサルタントの中心層は50代ですまず大前提として知っておきたいのは、キャリアコンサルタントの世界では、50代・60代は決して少数派ではないということです。JILPTの調査では、年齢別構成は50代が40.5%で最も多く、次いで60代が24.0%、40代が23.0%でした。報告書では、「50代を中心に40代~60代の中高年齢者がキャリアコンサルタントの大多数を占めている」と整理されています。さらに、「ほぼ毎日活動している」のは50代・60代が中心であることも示されています。また、15年ほどの経年比較でも、30~40代が大きく減少し、50代がピークとなり、60代以上が増加するなど、高齢化傾向が顕著とされています。現在、キャリアコンサルタントは50代が中心であり、60代以上の増加も著しいと報告されています。つまり、「50代だから遅い」「60代だから場違い」というより、そもそもこの資格を活かしている人の中心がミドルシニアなのです。落とし穴1 「年齢が高い=不利」と一括りにしてしまう年齢に不安を持つ人は多いのですが、その時に起こりやすいのが、年齢を一つのラベルでまとめてしまうことです。たとえば、50代だから不利60代
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「私なんかに相談したい人はいない?!」と思ってしまう理由

キャリアコンサルタント資格を取った。学びも続けている。それでも、いざ活動を始めようとすると、心のどこかでこんな声が聞こえてくることはないでしょうか。「私なんかに相談したい人はいないのではないか?」「もっと実績のある人の方が選ばれるに決まっている?」「自分にお金を払ってまで相談したい人なんているのだろうか?」この気持ちは、とてもよく分かります。しかも、こう感じてしまうのは、あなただけではありません。JILPTの調査でも、キャリアコンサルティングに関連する活動をしていない理由として、「周囲にキャリアコンサルティングの仕事(ニーズ)がない」34.7%、「自分自身の専門的スキル・知識に自信がない」16.7%が挙がっています。つまり、「求められていないのでは」という感覚と「自分にはまだ足りないのでは?」という感覚は、多くの資格取得者が抱える共通の壁なのです。※私はこれを「まだまだ病」と呼んでいます。では、なぜ私たちは「私なんかに相談したい人はいない」と思ってしまうのでしょうか?それは、あなたに価値がないからではありません最初に、いちばん大事なことをお伝えします。この不安は、あなたに価値がないから生まれるのではありません。むしろ逆で、真面目で責任感があり、人の人生に関わる仕事を軽く考えていない人ほど、この不安を抱えやすいのです。「相談を受ける以上、きちんと役に立てなければいけない」「中途半端な状態で名乗ってはいけない」「相手に失礼があってはいけない」こう考えるのは、誠実さの表れでもあります。ただ、その誠実さが強すぎると、今度は「十分な人でなければ、相談される資格がない」という思い込みに変わ
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キャリコンとして自信が持てない本当の理由

キャリアコンサルタント資格を取った。学びも続けている。それでも、いざ動こうとすると、こんな気持ちが出てくることはないでしょうか。「まだ自信がない」「私が相談に乗っていいのだろうか?」「もっと経験のある人でないと無理ではないか?」この不安は、とても自然なものです。しかも、あなただけの悩みではありません。JILPTの調査でも、キャリアコンサルティングに関連する活動をしていない人は約3割おり、その理由の一つとして「自分自身の専門的スキル・知識に自信がない」ことが挙がっています。報告書では、この「自信のなさ」は活動休止につながる要因の一つとして整理されています。では、なぜキャリコンとして自信が持てなくなるのでしょうか?今回は、その「本当の理由」を整理してみたいと思います。自信がないのは、能力がないからとは限りません最初にお伝えしたいのは、ここです。多くの人は、自信が持てないと「自分は向いていないのではないか?」「力が足りないのではないか?」と考えがちです。でも実際には、自信が持てない理由は、単純な能力不足よりも、経験の見え方、比較の仕方、始め方の設計不足にあることが少なくありません。つまり、問題は「できないこと」そのものより、自分の現在地をどう見ているかにあることが多いのです。理由1 「完成したキャリコン像」と自分を比べてしまう自信が持てない人の多くは、無意識のうちに「理想のキャリコン像」を頭の中に作っています。たとえば、相談件数が多い人事経験がある面談に慣れている話し方が上手い発信も積極的にしているすでに仕事として成立しているそんな人を見て、「自分はまだそのレベルに達していない」と感
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50代・60代からキャリコンを始めるのは遅いのか?

「キャリアコンサルタント資格は取ったけれど、もう50代だから遅いのではないか?」「60代から始めても、仕事として成り立つのだろうか?」「もっと若い人のほうが有利なのではないか?」こうした不安を感じる方は、とても多いかもしれません。特にミドルシニア世代は、資格を取ったあとに一歩を踏み出そうとした時、また思ったように計画が進まない時に、年齢のことが急に気になり始めるものです。結論から言うと、50代・60代からキャリアコンサルタントを始めること自体は、決して遅くありません。ただし、何も考えずに始めればうまくいく、という意味でもありません。大切なのは、年齢が高いことをどう活かすか?どんな形でデビューするかをどう設計するか?です。そもそも、キャリアコンサルタントの中心層はミドルシニアですまず知っておいていただきたいのは、キャリアコンサルタントの世界では、50代・60代は決して少数派ではないということです。JILPTの調査では、2022年時点で50代の割合が40.5%と最も多く、30代・40代は減少傾向、直近では60代以上の割合も大きく増加していました。報告書でも、「キャリアコンサルタントは50代が中心であり、60代以上の増加も著しい」と整理されています。さらに、年齢・性別の組み合わせでは、「50代女性」「40代女性」「50代男性」「60代男性」の順に多く、この組み合わせで約7割を占めるとされています。つまり、「50代だから遅い」「60代だから場違い」というより、そもそもこの資格を持って活動している人の中心層そのものがミドルシニアなのです。では、なぜ「遅いのでは」と感じてしまうのか?数字だ
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キャリコンとして最初に決めるべきは「誰を支援するか?」

キャリアコンサルタント資格を取ったあと、多くの方が最初に悩むのは、「何をすればいいのか分からない」「自分はどんな活動から始めればいいのか見えない」「求人に応募すべきか、複業で始めるべきか、それとも発信からなのか迷う」ということです。でも私は、ここで本当に先に決めるべきなのは、「何をするか?」より、「誰を支援するか?」だと感じています。なぜなら、誰を支援するかが曖昧なままだと、どんな求人を見ればいいか?どんな実績を作ればいいか?どんなプロフィールにすればいいか?どんなサービスを出せばいいか?が、全部ぼやけてしまうからです。※同時に、キャリアコンサルタントとしてのキャリアデザインも考えることが必要ではないかと感じています。なぜ「誰を支援するか」が先なのか?キャリアコンサルタントの活動領域は、思っている以上に広いです。JILPTの調査でも、主な活動の場は企業領域、学校領域、需給調整機関領域、地域・福祉領域などに広がっており、さらに活動内容としても、相談・カウンセリングだけでなく、セミナー・研修、教育・訓練、就職支援・転職支援、再就職支援、採用支援など多様でした。つまり、キャリアコンサルタントは「一つの仕事」ではなく、かなり幅のある支援職だということです。だからこそ、最初に「キャリアコンサルタントとして何かしたい?」だけで動こうとすると、広すぎて迷いやすいのです。逆に、「この人たちを支えたい」が見えると、必要な準備はかなり絞られてきます。「何ができるか」から考えると、かえって苦しくなる資格を取ったばかりの方ほど、つい「自分には何ができるのか?」「何を売りにすればいいのか?」「どこなら通
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相談者に選ばれるキャリコンの強みはどう作るのか

キャリアコンサルタント資格を取ったあと、多くの方が次の壁にぶつかります。「自分の強みは何となく分かってきた。でも、それが本当に相談者に選ばれる強みになるのか分からない」これはとても自然な悩みです。なぜなら、強みは自分の中で納得できるだけでは足りず、相手に「この人に話したい」と思ってもらえる形になって、はじめて力を持つからです。実際、JILPTの調査では、相談場面で最も重視されていたのは、「話をよく聴いて感情表現を促し、相談者の気持ちに寄り添う」38.7%でした。つまり、相談者に選ばれる土台は、まず「すごい人」よりも、きちんと聴いてくれそうな人であることが分かります。強みは「持っているもの」より「伝わるもの」が大事ここでまず押さえたいのは、強みは、持っているだけでは意味がないということです。たとえば、営業経験がある。管理職経験がある。転職経験がある。介護や両立の経験がある。趣味を長く続けてきた。占い、自己理解支援、ロープレ相手などの入口がある。こうしたものは、どれも十分に強みの材料です。でも、それがそのままでは相談者には伝わりません。相談者に伝わる形とは、「この人は、私のどんな悩みを理解してくれそうか」が見えることです。つまり、強みを作るとは、「私は〇〇をしてきました」ではなく、「私は、こんな悩みを持つ人に、こう役立てます」まで言葉にすることなのです。選ばれる強みは、「誰に役立つか」が入っている相談者に選ばれるキャリコンの強みには、共通点があります。それは、相手が自分ごとにしやすいことです。たとえば、「営業経験があります」よりも、「応募が怖くて動けない人の気持ちが分かります」「管
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前職経験をキャリア支援の武器に変える考え方

キャリアコンサルタント資格を取ったあと、多くの人がぶつかる壁があります。それは、「前職経験が、そのままキャリア支援に結びつかない」と感じてしまうことです。たとえば、「営業をやってきただけ」「現場一筋で、人事も採用もやっていない」「管理職経験はあるけれど、キャリア支援とは違う気がする」「転職は何度かしたけれど、それが武器になるとは思えない」こうした声はとても多いです。でも、ここで立ち止まって考えたいのは、前職経験は、そのままでは武器に見えなくても、翻訳すると大きな価値になるということです。実際、JILPT調査では、キャリアコンサルタント登録者の職業生活経験として、「部下・後輩の指導・育成係が81.3%」「プロジェクト・リーダーや管理職経験が61.8%」「転職経験が62.5%」「新規顧客開拓などの営業経験が36.0%」「会社の倒産・合併が18.5%」「副業・サイドビジネス経験が22.6%」とされており、かなり多様な経験が蓄積されています。つまり、キャリアコンサルタントの土台は、最初から「人事経験」や「専業の相談業務経験」だけでできているわけではありません。いろいろな仕事と人生の経験が、あとから支援力に変わっていくのです。前職経験は「職種名」のままだと武器になりにくいまず大事なのは、ここです。前職経験を武器に変えられない人は、たいてい職種名のまま持っていることが多いです。たとえば、営業管理職事務技術職接客教育福祉介護人材紹介保険営業こうした肩書だけを見て、「これはキャリア支援に使える」「これは使えない」と判断してしまう。でも、キャリア支援で本当に活きるのは、職種名そのものではありませ
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資格取得後に時間だけが過ぎてしまう人の共通点

キャリアコンサルタント資格を取った。学び直しもした。本も読んだ。情報収集もしている。それなのに、気がつくと数か月、あるいは1年以上、何も始められていない。そんな状態に心当たりはないでしょうか?「やる気がないわけではない」「いつか動こうとは思っている」「でも、何から始めればよいか分からない」この状態は、実はとてもよくあります。JILPTの調査でも、キャリアコンサルティングに関連する活動をしていない人は29.7%おり、その理由として、所属先で活かせない周囲にニーズがない時間的余裕がない自分の専門的スキル・知識に自信がないなどが挙がっています。つまり、行動が止まってしまうのには、ある面現実的な理由があるようにも思えます。では、資格取得後に時間だけが過ぎてしまう人には、どのような共通点があるのでしょうか。1. 「何から始めればいいか」が曖昧なままになっている一番多いのは、これです。やりたい気持ちはあるのに、最初の一歩が具体化されていない状態です。キャリアコンサルタントとして活動するといっても、実際にはいくつもの始め方があります。求人に応募するのか?業務委託を探すのか?複業で小さく始めるのか?ボランティアや周辺活動から実績を作るのか?(これも複業といえば複業といえます。)活動再開・開始の希望先も、複業、ボランティア、関連企業・機関への就職・転職、学び直しなどに分散しており、王道ルートが一つに定まっている仕事ではありません。選択肢が多いのは悪いことではありません。ただ、逆に言えば、自分に合う入口を自分で決めないと動きにくい、動けないということでもあります。その結果、とりあえず求人を眺める上
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キャリアコンサルタント資格を取ったのに動けない人へ

「せっかく資格を取ったのに、何も始められていない」「キャリアコンサルタントとして活動したい気持ちはあるのに、最初の一歩が出ない」「求人を見ても、自分にできる気がしない」もし今、そんな気持ちを抱えているなら、まずお伝えしたいことがあります。それは、あなたが特別にダメなのではない、ということです。実は、キャリアコンサルタントの世界では、資格を取ったあとに活動できずに止まってしまう人は決して少なくありません。JILPTの調査でも、全調査対象者の約3割(29.7%)が活動していない状況にあるとされています。活動していない主な理由は、「キャリアコンサルティングと関係のない組織・部署に所属している」53.4%、「周囲にキャリアコンサルティングの仕事(ニーズ)がない」34.7%でした。つまり、「資格を取ったのに動けない」という悩みは、あなただけの問題ではなく、資格取得者の多くがぶつかる「よくある壁」なのです。動けないのは、やる気がないからではありません資格を取った直後、多くの方はこう考えます。「まずは求人を探そう」「でも実務経験がない」「やっぱり自分には無理かもしれない」「もう少し勉強してからにしよう」そして、気がつけば数か月、あるいは1年以上が過ぎてしまう。この流れは、とてもよくあります。けれど、ここで大切なのは、動けない理由を「根性」や「気合い」の問題にしないことです。動けない人の多くは、怠けているのではありません。むしろ真面目で、慎重で、責任感が強い方ほど動けなくなりやすいのです。なぜなら、キャリアコンサルタントは「資格を取ればすぐ仕事になる」職種ではなく、資格取得後に、どんな形で、誰
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ミドルシニアのキャリコンが狙いやすい支援テーマとは

キャリアコンサルタント資格を取ったあと、次に迷いやすいのがこの問いです。「自分は誰を支援するかは少し見えてきた。でも、具体的にどんなテーマなら始めやすいのだろうか?」ここで大事なのは、「人気がありそうなテーマ」を選ぶことではなく、「自分の経験が活きて、相談者の悩みも深く理解できて、入口も作りやすいテーマ」を選ぶことです。JILPT調査を見ると、キャリアコンサルタントが実際に行っている活動は、相談・カウンセリングが90.8%、セミナー・研修が51.1%、教育・訓練が36.1%、就職・転職支援が40.2%など、かなり幅広いです。つまり、キャリコンの仕事は一つではなく、テーマの切り方次第で入口はいくつもあります。「狙いやすいテーマ」は3つの条件で考える私は、ミドルシニアのキャリコンが狙いやすいテーマには、次の3つの条件があると思っています。一つ目は、自分の人生経験や前職経験と近いことです。二つ目は、実際に困っている人がいて、悩みが想像しやすいことです。三つ目は、就職、複業、講座、ロープレ相手、発信など、小さな入口を作りやすいことです。この3つがそろうと、最初の一歩がかなり軽くなります。1. ミドルシニアの再就職・職場定着支援まず、もっとも相性がよいテーマの一つがこれです。ミドルシニア世代は、役職定年、早期退職、定年後再雇用、転職市場での苦戦、入社後の職場定着など、若年層とは違う悩みを抱えやすいです。私も多くのミドルシニア人材が外部環境の変化にうまく対応できず、再就職に苦戦したり、職場定着がうまくいかず離転職を繰り返したりしている現状を見て、若年者支援からミドルシニア支援へ軸足を移した
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「実績がないから無理」と感じる人が最初に知るべきこと

キャリアコンサルタント資格を取った。学びも重ねた。上位資格も取得した。(上位資格にチャレンジ中)関連領域の資格も取得した。(関連領域の資格にチャレンジ中)けれど、いざ動こうとすると、こんな気持ちが出てきませんか。「実績がない自分が応募しても無理ではないか?」「相談を受けるなんて、まだ早いのではないか?」「もっと経験を積んでからでないと名乗れないのではないか?」この不安は、とても自然なものです。特にキャリアコンサルタントは、人の働き方や人生に関わる仕事です。だからこそ、真面目な人ほど「中途半端な状態ではだめだ」と感じやすいのだと思います。ただ、ここで最初にお伝えしたいことがあります。それは、「実績がないから無理」と感じて止まってしまう人は、決して少数ではないということです。JILPTの調査では、全調査対象者の約3割がキャリアコンサルティングに関連する活動をしていませんでした。また、活動していない理由として、所属先で活かせないこと、周囲に仕事やニーズがないことに加え、「自分自身の専門的スキル・知識に自信がない」という理由も挙がっています。さらに自由記述には、「資格を取得してもそれを活かす場がない」 ⇒解決策例:探す、声に出す、紹介をもらう「収入を得る方法がわからない」 ⇒解決策例:複業計画書を作成する、PDCAを回してみる「実務経験がなければ自信を持ってアピールしにくい」という声も見られました。 ⇒自己棚卸をやってみる(第三者の力を借りることも選択肢です。)つまり、実績がないから不安になる不安だから動けないという流れは、あなただけの問題ではなく、多くの資格取得者が通る壁なのです。実
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ミドルシニアのキャリコンがデビューできないのはなぜか?

キャリアコンサルタント資格を取った。学び直しもしている。更新も考えている。それなのに、なかなかデビューできない。この悩みを抱えているミドルシニア世代の方は、決して少なくありません。しかも、この問題は単に「本人の努力不足」で片づけられるものではありません。実際、JILPTの調査では、キャリアコンサルティングに関連する活動をしていない人が29.7%いました。さらに、活動していない理由として多かったのは、「キャリアコンサルティングとは関係のない組織、部署等に所属している」、「周囲にキャリアコンサルティングの仕事(ニーズ)がない」「所属する組織がキャリアコンサルティングに熱心ではない」といったものでした。つまり、ミドルシニアのキャリコンがデビューできない背景には、個人の問題だけではなく、資格を取っても仕事につながりにくい構造があるのです。そもそも、ミドルシニアは少数派ではありませんまず大前提として、ミドルシニア世代がキャリアコンサルタントの中で珍しい存在というわけではありません。調査では、30代・40代の割合が減少し、50代がピークとなり、60代以上が増加するなど、高齢化傾向が顕著だと示されています。2022年調査では、50代の割合が40.5%に達し、直近では40代の減少と60代以上の増加が目立っています。つまり、「もう50代だから遅い」「年齢的に不利なのでは」というより、そもそも資格保有者の中心層そのものがミドルシニアなのです。にもかかわらずデビューできない人が多いのは、年齢そのものよりも、資格取得後の進み方が見えにくいことに原因があると考えた方が自然です。資格を取った後の「入口」が
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