プロを目指す小説講座 その2.自分の個性を知り、弱みを克服する
第一回目は「自分の強みを見つける」ということで、記事を書きました。
最初はこちらから読んでいただいたほうが、
理解が深まるかと思います。
第二回目は「自分の個性を知り、弱みを克服する」です。「弱みを知る」ことは、実は自分自身の個性を知ることでもあります。
第一回目の最後にもちょっと書きましたが、
「強み」の裏には、「弱み」があります。
実は、「強み」と「弱み」はセットなんです。
「強み」を知り、自分自身の「よいところ」を
最大限に活かしていく、ということは、もちろん
大事なことなのですが、実はそれ以上に、
弱みを知り克服する、ということは大切だったりします。
特にプロを目指す方、投稿でなんとか賞を獲りたい方にとっては必須です。
長年、投稿しているけど芽が出ないとか、
同人誌を発行していても読者が増えない、
なんて人は、自分自身の「弱み」に着目してみる必要があります。
「長所だけ着目して、伸ばせばいい」とか、
「よいところだけ見るようにしよう」とか、口当たりのよいことを言いたい気持ちはあるのですが、投稿作を読んでいると、実際はほとんどの原稿が、「短所をどうにかすれば、ブレイクスルーしそうだな」
というところがあります。
つまり弱みを知っている人と、知らない人とでは、
書き方に雲泥の差が出る、ということです。
そしてそれは、投稿作でなくても、よりよい小説、
面白い小説、読者の心に残る小説を書くためにも、大切なことです。
あなたは、自分の作品の弱点、弱みを知っていますか?
ひいては、自分自身の作品の「個性」を明確にわかっていますか?
知った上で書いているのなら、ぐんぐん上達していける
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