本を書くときペンネームは付けたほうがよい?

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「出版するなら本名よりペンネームで書いた方がよい?」と聞かれることがあります。

答えはイエス!です。
なぜなら、この疑問が浮かぶ時点でペンネームを付けたい気持ちが強く、背中を押してほしいだけだと思うからです。

本名が世間である程度知られており、例えば見知らぬ人が本名宛てに仕事を依頼してくるような状況なら本名で出版するべきです。

しかし、実績はあるけど名前は知られていないとか、本名でやっているのとは 別のテーマで本を書きたい(例えば仕事は税理士だけど趣味の釣りで本を出したい)と考えているならペンネームでよいと思います。

ペンネームにするメリットはほかにもあります。
それは、本名で付き合っている顧客を守れるということです。
いくらぼかしても、顧客は本を読めば「自分のことを書いている」と気づきます。この時点で業務上知りえた秘密を守れていません。
同意が取れていればよいとも思えますが、本をはじめとするメディアは、必ずしもすべてが本人の思い通りの表現で世に出るとは限りません。
より扇情的に、大衆の興味を抱くような見せ方をされ、ネタにされた人は傷ついたり、下手をすれば特定されてまともな生活を奪われることすらあります。

本名で有名になることは、よほど目立ちたがり屋でメンタルが強い人、出版に意図せず巻き込まれることになった人たちを自分で守れる人でないとぼろぼろになってしまいます。

ペンネームであれば隣人ですらあなたが本を出したことを知りえません。
書店で自分の本を読んでいる人を遠くから見て幸せを感じられそうなら、匿名で出版してもよいのではないでしょうか。


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