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LocalSendでLinux, Windows, macOS, iOS, Android 間で簡単にファイルやテキストを転送する

PCにあるファイルや文字をスマートフォンに転送したい時がたまにあります。LAN内にNextcloudを設置していてスマートフォンにはNextcloudアプリをインストールしているのでわざわざ別のアプリを使う必要はないのですが、Nextcloudを経由するのが億劫で素早くファイルを転送したりメッセージをやりとりしたいときはフリーでオープソースソフトウェアであるLocalSendが役立ちます。LocalSendが素晴らしいのは異なるOS間で簡単にファイルやテキストのやりとりを行うことができることです。これらのやりとりをする際、外部サーバやインターネット接続は必要ありません。LocalSendの使い方は非常にシンプルです。まずLocalSendをインストールしたデバイスを同一のLANに接続します。次に、送信側のデバイスでLocalSendを起動し、送信したいファイルやテキストを選択します。すると、同一LAN内の受信可能なデバイスが一覧で表示されるので、送信先のデバイスを選択するだけです。受信側のデバイスでは、送信されたファイルやテキストを受け取るかどうかを選択できます。 このように、LocalSendを使えば、わずか数ステップでファイルやテキストを異なるOS間で簡単に転送することができます。USBケーブルやクラウドストレージを使う必要がなく、インターネット接続も不要なので、オフラインでも使用可能です。 また、LocalSendはセキュリティにも配慮されています。転送されるデータはすべて暗号化されるため、第三者に傍受されるリスクが低減されます。加えて、オープンソースソフトウェアであるた
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検証用サーバ/メモリ増設2回目計画【8GB→16GB】

こんにちは、ままどおる@教える仕事のお手伝いです。 法人向けのITインフラ技術研修を営んでる40代男子です。 ●自己紹介ページ 2年前に検証用サーバのメモリ増設をした際(4GB→8GB)、 ディスプレイ表示にノイズが入りハングアップする現象が発生して、 結局BIOSアップグレードで解決したことがありました。 なんと同じ検証用サーバのメモリを、今月16GBに増設します!! intel 5世代CPU(2コア4スレ)なので、8世代以降に買い替えることも 検討しました。仮想マシン稼働によるメモリ不足を解決したいので、 当分はメモリ増設で対応します。今回のメモリ増設では、何もアクシデントなく完了できるか? 増設作業が終わったら、結果報告いたします。 お楽しみに。
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テクノロジー「無料仮想地図」

【新時代の地図】 3大OSメーカーの1つリナックスが 大手企業に声をかけて 世界地図のメタバース版を 制作する事になりました。 声をかけた企業は 「アマゾン」「フェイスブック」 「マイクロソフト」「アップル」 「トムトム」の5社です。 地図が完成すれば 誰でも無料で自由に使えて 自分で作ったキャラクターを使い 世界中どこでも移動できます。 この計画を立てた訳は 現在地図市場がGoogle1社独占で 他社が入り込んでも全く目立たず 全然稼げないからです。 そこでリナックス社が立ち上がり 大手企業に呼びかけて 打倒Google MAPを目標に 協力する事を決めました。 この団体名は 「オーバーチューナーマップ ファンデーション」と命名され 日本語で「序曲地図財団」です。 Google MAPと違う所は 地図上に誰でも情報を追加でき 常時変化し続ける現実世界を リアルタイムで表示していきます。 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓 【会社の質の宣伝】 各企業間の協力関係は 大本となる世界地図を作り上げ この地図上に各社がどんどん個々に 精密な街を作り追加していきます。 こうする事により 各社の個性と技術力を競い合わせ 無料で自由で質が良い3Dの 世界地図を作り上げられるのです。 更に位置情報も 各社の位置情報を集約して より正確で精密な位置情報を 作り上げてるとの事。 現在位置情報を習得してる企業は みんな少しずつズレが生じてて 位置情報を1企業で管理するのが とても難しい状態です。 Googleもその例外にもれず 1企業で位置情報を管理してるから 結構ずれが生じてて 精密な位置情
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Wifi ホトトギス

 ラズパイ互換?のLinux機なのですが、Wifiカードを買いそびれてしまいました。特に有線で困っていなかったのですが、突如動かしたい運用に遭遇してしまいました。 手持ちのUSB-Wifiを試してみますと、まぁ通常は動作するのですが、どうも起動時にうまくいかないようです。 通常はwlan0というでデバイスで認識するのですが、wlx0[MACアドレス]な感じ、低レベルな認識でとまっているようです。ただ名称が違うだけではなく、wlxのデバイスに対してiwconfigなどコマンド発行してもうまく動作しません。 USBを抜き差ししてみると、何回か試すとうまく認識するようです。どうしたものか。 本来は根本の原因を解決して正規に動作させるのが美しいのですが要は抜き差しすれば認識しますので、これを自動化してみようと思います。 今回はWifiは1つなので、wlan0が出現すれば正常のようです。なので、wlx0が識別された場合は、USB-LANアダプタをリセットして、wan0が識別したら終了するシェルを作りました。usbresetがあらゆる環境に対応しているかは不明です。このあたりは調整が必要かもしれません。 鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギスといいますが、まぁ鳴かないならリセットして要は「コロしてしまえ」なのかもしれません。スリープで「鳴くまで待とう」も一応行っています。
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VSCODEでファイル転送が生産性の向上につながる

先日、Sublime text4というテキストエディタを知りました。Ubuntuで使うことが出来る起動が早く、使いやすいテキストエディタです。このSublime text4でEmmetが、使えることを知りました。Emmet(エメット)は、HTMLやCSSのタグを書く時に、早く書くことが出来る機能です。短縮で書いたものを展開することで、意図したタグを書くことが出来ます。このEmmet(エメット)をVSCODEで使えることを知り、VSCODEの設定を見直しました。この見直しをきっかけにして、VSCODEを使った作業のスピードが早くできる拡張機能を調べました。その中で、SFTPを見つけました。このSFTPという拡張機能を使えば、ファイル転送ソフトを使わなくても、VSCODEだけで、サーバーにファイルをアップロードできます。また、簡単にサーバーとローカルのディレクトリの同期を行うことが出来るので、すごいと思いました。今、Movable Type(ムーバブル・タイプ)略してMTの3.6という古いバージョンから記事を取り出して、WordPress化する仕事をココナラを通じて請け負っています。本当は、MTの記事の書き出し機能を使えば簡単な話なのですが、データベースで何故か日本語部分が消えてしまっているため、生成されたHTMLファイルから記事を取り出してWordPressのファイルとする作業を手動で行っています。複数のファイルをサーバーにアップロードするなど、色々とFTPソフトを使う機会があります。でも、私のパソコンのスペックのこともあり、複数のソフトを立ち上げるとフリーズしてしまうため、でき
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Ubuntu studio 初体験

私は、Ubuntuで、blender、OBS、動画編集ソフト、画像編集ソフトなどを使っています。これらをネットで探しながら、地道にインストールして環境を作ってきました。今回自分で作った作品のBGMを自分で演奏できるようにしたいと思い、自動演奏やDTM、DAWなどを勉強する中で、Jackというオーディオサーバーを知りました。このJackのインストール方法を調べている中で、Ubuntu studioを知りました。今回virtualboxを使い、外付けのハードディスクを使いインストールしてみました。日本語で、インストールできました。でも、そのままでは、日本語入力ができないのです。また、libreoffice のメニューが日本語表示になっていないです。まず、 sudo apt-get update sudo apt-get install fcitx-mozcとターミナルで、コマンドを入力してください。これで、fcitx-mozcを再インストールします。これで、日本語入力できるようになります。さらに、sudo apt install libreoffice libreoffice-l10n-ja libreoffice-help-jaとコマンド入力することで、libreofficeのメニューを日本語にできます。このコマンドは、「LibreOffice 日本語化」という記事を読み知りました。私は、この画像の環境で使っていますが、CPUがコア4以上でも、CPUが新しくないと仮想環境を使うこと自体が難しいです。Ubuntu studioを使うときは、できるだけ新しいパソコン、能力の有るパソコ
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Kali Linuxとは? (サイバーセキュリティ・ハッキング)

みなさんこんにちはJohnです。今日は皆さんにKali Linuxとはなにか説明していと思います!みなさんLinuxを聞いたことはありますか? LinuxとはOSの一つです。 (例:Windows, OSX)有名なLinuxだとUbuntu, Linux Mintなどを聞いたことがあると思います。今回私が説明するKali linuxとはそのLinuxの一つです。Kali linuxとは?Kali linuxとは簡単に説明するとよく映画のハッカーが使っているOSです。(実際のハッカーも使っています)とは言ってもハッカー以外にもセキュリティー対策をする人やホワイトハッカーなども使っています。ではなぜハッカーがKali linuxを使うのか?それはKali linuxが開発されている理由にあります。公式サイトの説明です(翻訳済み)Kali Linuxは、高度な侵入テストとセキュリティ監査を目的とした、DebianベースのオープンソースのLinuxディストリビューションです。 Kali Linuxには、侵入テスト、セキュリティリサーチ、コンピュータフォレンジック、リバースエンジニアリングなど、さまざまな情報セキュリティタスクを対象とした数百のツールが含まれています。 Kali Linuxはマルチプラットフォームソリューションであり、情報セキュリティの専門家や愛好家がアクセスでき、自由に利用できます。リンク: www.kali.org/docs/introduction/what-is-kali-linux/簡単に説明するとたくさんのハッキングツールがたくさんあるからです。サイバーセキュ
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Raspberry Pi入門

ここでは、Raspberry Piのセットアップについて説明します。必要なもの・Raspberry  Pi本体・Micro SDカード(最低16GB以上)・USBケーブル(電源)・ACアダプタ(電流値に注意)・HDMIケーブル(形状に注意)・マウス・キーボード・OSを書き込むためのPC(Windowsなど)・Raspberry Pi用ケース(無くてもよい)SDカードは8GBでも動かせますが、すぐに容量が不足してしまう可能性がありますので16GBはあったほうが良いでしょう。USBケーブルはRaspberry Pi4ではTypeCですが3,3+、2、ZeroではMicro Bです。ACアダプタ(電源)はスマホの充電用のものでも大丈夫ですが、Raspberry Pi4では3A、それ以外では2A程度が必要です。HDMIはRaspberry Pi4ではマイクロですが、3,3+,2ではフルサイズで、Zeroではミニです。ケースはなくても良いですが、下手にショートさせてしまう危険があるのであるほうが良いでしょう。2以降は似た形状ですが、必ずしもすべてのバージョンに対応していないので、購入した(購入予定)のRaspberry Piと合わせましょう。よく分からない、または一気に揃えたい場合はAmazon等で売られているセットを購入しても良いでしょう。OSのインストール(上記のようなセット品を購入した場合はこの工程はスキップします   → Raspberry Piに差し込んで電源ON)インストールにはイメージのダウンロード含めて1時間ぐらいかかります。まず、Raspberry imagerをダウン
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multipassで動いているdockerでWordPress開発環境つくり

この数日仮想化の鬼のように、仮想化に没頭していました。MacOSで動いているVirtualBoxのゲストOSのUbuntu10.04でmultipassが使えることが分かり、dockerを使い、WordPressの開発環境作りをしていました。今回multipassで使えるUbuntu20.04を日本化することに、挑戦しました。また、dockerにVSCODEをSSH接続することも、できるようになりました。このスキルで、サーバーにリモートで接続して、ファイルの更新などを行うことができます。この画像のように、WordPressを使ってウェブサイトを作ることができます。こうして仮想化などに没頭している時が、私の至福の時間です。私は、このように自分でテーマを見つけて、スキルアップに努めています。
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Ubuntu18.04でmultipass使えました

VirtualBoxで使っているUbuntu18.04に、アイコンが増えていたので気になっていました。multipassのアイコンなので、ひょっとして使えるのかな?と思い、試してみました。仮想化が無効になっていたのでエラーになりましたが、修正して試みたところ、無事に仮想マシンを作ることが出来ました。この画像のように、2台のインスタンスを作ることが出来ました。Ubuntuでmultipassのアイコンがあるときは、このアイコンをクリックしてプライマリのシェルを選択するだけで、インスタンスを作ることができることを知りました。これは、すごいです。VirtualBoxで仮想マシンを作るよりも、簡単に作ることが出来ました。仮想マシンを使うことで、サンドボックスのような使い方もできます。万が一ウィルスに感染しても、仮想マシンを削除することで解決できるからです。私は、この数日仮想化の鬼のような感じで、集中的に学んでいました。自宅で、自分で独学です。ネットで記事を書いてくださった先輩方のお陰で、学ぶことが出来ます。感謝しています。私も、ネットに情報を提供できるように、精進を続けていきたいと思っています。
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Windows で NodeJS を使う

Windows で NodeJS を使うNodeJS は基本的に、コマンドラインで利用するアプリです。Windows のコマンドラインは、Linux や MacOS とは違うタイプの物を使っています。この記事では、Windows で NodeJS を使う場合について紹介しています。Web 開発でよく利用される NodeJSNodeJS に含まれている「npm」、Javascript のパッケージ管理のためのアプリです。 NodeJS を使わなくても、Web 開発は可能ですが、Vue や React などを利用して開発する場合、殆どの場合は、パッケージ管理のアプリを使って開発するのが一般的です。 この連載でも、Vue を利用するやり方として、NodeJS に含まれる、「npm」を利用するやり方を以前の記事で紹介しています。「npm」を利用すると、Vue や React などのフレームワークの仕組み以外にも、インターネット上で公開されている沢山の基本機能のパッケージ(モジュール)も簡単に自分の開発プロジェクトに取り込んで利用する事ができます。こうした、理由もあって「npm」は Web 開発では広く利用されているアプリになっています。「npm」を含めてソフトウエアの開発用のアプリの多くが、「Unix」という OS をベースに開発されていて、無料で公開されています。Linux や MacOS は、Unix ベースの OS なので余り問題はないのですが、Windows は、少し系統の違う OS なので若干の違いがあります。この記事では、Windows で Web 開発を行う場合のやり方に
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初代チャレンジタッチを実用化しよう!

今回は、 まだサブ機として使えるレベルにまで魔改造する方法を解説します!前置き公式サポートはとっくに終わっており、サポートされるアプリも少なくなっているので、この記事を機に知識を付けて実践すると後々楽になるかも説明下手なのは元々なので、そこはお許しを (;^ω^)上級者なら直ぐに分かると思います ((´∀`))殆どテキストですが、気合で頑張って下さい!( ;∀;)必要なもの・SDカードを読み書きできる端末 (スマホでも可)・チャレンジタッチ本体 (40S404-01)・2.4GHz帯のWi-Fi環境・SDHC以前の1GB以上のフルサイズSDカード- - 最新の規格じゃなければ多分大丈夫d・GitHubより:s1204IT/CPadTabletter (40S404用)- -(⠀github.com/s1204IT/CPadTabletter⠀)ダウンロードしたファイルは解凍し、そのままSDカード内に貼り付けて下さい。「$base」がSDカードの一番最初に来ればOKです⒈ 本体の初期化⒈ 電源を切る⒉ ホームボタンを押しながら電源を付ける⒊ 「Benesse」と表示されたら、電源ボタンを離します。⒋ 「システム復旧モードに入ります」となったら、  一旦ホームボタンを離して、もう一度押し続ける。「しばらくお待ちください」と出て来たら、ボタンを離して下さい。⒌ 「工場出荷状態に戻しますか?」と出て来たら、  +(音量ボタン)で はい に矢印を合わせた状態で、  電源ボタンで決定する。⒉ 端末のroot化チャレンジタッチを起動させ、アプリ一覧(ホーム画面下側中央) → 設定 → Wi-
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使わなくなったチャレパ2をうまく活用しよう!

今回は、ほぼ自動で簡単に通常タブレット化する方法をご紹介します!必要なもの・PC (Windows7以降)・チャレンジパッド2 本体・Mini USB Type-B・GitHubより:s1204IT/CPadTabletter (チャレパ2用)- - (⠀github.com/s1204IT/CPadTabletter⠀)⒈ チャレパ2の初期化⒈ 電源を切る⒉ ホームボタンを押しながら電源を付ける⒊ 「POWERED BY android」と表示されたら、電源ボタンを離します。「システム復旧モードに入ります」となったら、一旦ホームボタンを離して、もう一度押し続ける⒋ 「工場出荷状態に戻しますか?」と出て来たら、+(音量ボタン)で はい に矢印を合わせ、電源ボタンで決定する。⒉ PCと接続チャレパ2を起動させ、アプリ一覧(ホーム画面下側中央) → 設定 → タブレット情報 へと進みます。ビルド番号 を7回タップして、開発者向けオプションを有効化します。※画像は後撮りですひとつ前の画面に戻り、開発者向けオプションに進み、USBデバッグを有効にします。ここまで出来たら、次はパソコンとUSBで接続します。(画像暗いな...)⒊ スクリプトの実行PC側で、CPad2.ps1を実行します。※Install adb.ps1はありません。実行すると次のような画面になりますPCチャレパ2チャレパ2側で許可し、PC側でEnterを押して続行します。そうしたらスクリプトが進んでいきます。Wi-Fiの設定が開くので接続し、PC側でEnterを押して続行します。暫く放置していると、Googleアカウント
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SSL 証明書更新作業 Linux(Red Hat7) 01

■「教訓」 CSRで、秘密鍵を作成し、証明書が届いたら、まずは3つのハッシュ値が同じかチェックする。 [コマンド] ### .csr(証明書名要求) #openssl req -in domainname.csr -pubkey -noout -outform pem | sha256sum ### 証明書 #openssl x509 -in certificate.crt -pubkey -noout -outform pem | sha256sum ### 秘密鍵 openssl pkey -in domainname.key -pubout -outform pem | sha256sum 「md5」 #openssl req -noout -modulus -in domainname.csr | openssl md5 # openssl rsa -in domainname.key -modulus -noout | openssl md5 # openssl x509 -in certificate.crt -modulus -noout | openssl md5 今回これをやっていれば・・・ケツに火が付くことはなかったです・・・
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Linux似ているようで別のOS

Linux似ているようで別のOSLinux 似ているようで別の OSWindows、MacOS と並んで Linux は PC の OS として多くの方が利用されている OS です。しかし、Linux の実態は結構複雑です。Linux といえば、似ている部分も多いですが、違う部分も意外に沢山あります。この記事では、Raspberry Pi で広く活用されている、Raspberry Pi OS と Ubuntu の違いの一部を紹介します。Ubuntu を選んだ理由Raspberry Pi を試すにあたって、最初に選んだのが Ubuntu(21.04 64-bit デスクトップ版  ARM64)です。 標準では、Raspberry Pi OS がマイクロ SD カードにプリインストールのような形で提供している場合が多いので、この OS を利用されている方も多いと思います。しかし、あえて Ubuntu を選んだのには理由があります。 普段の開発用に利用している Linux 系の OS が Ubuntu というのが一番大きな理由です。 同じ系統の OS を利用した方が比較などがやりやすいと考えたのが大きな理由です。Ubuntu の他によく仕事絡みで利用している Linux 系の OS に CentOS があります。どちらも「Linux」をベースにした OS ですが、実際に使ってみると、結構違う部分が多いのがわかります。 分かりやすい違いは、OS にアプリをインストールするための、パッケージ管理アプリなどが違います。Ubuntu では、「apt」という管理アプリを利用しますが、CentO
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Raspberry Pi の Web サーバーの詳細設定

Raspberry Pi の Web サーバーの詳細設定Raspberry Pi の Web サーバーの設定を前回紹介しました。さらに実用に近い設定にするために、別の PC から Web サイトの中身を更新できるようにします。Web サーバーの管理に必要な事は?Raspberry Pi を利用した、Web サーバーのプロジェクトは基本的に家庭内のネットワークに Web サーバーを作るという前提で進めています。しかし、実際の Web サーバーの場合は、インターネットに接続されているため、外部からのアクセスが可能です。Web サイトを管理する上では、誰でもサイトの中身を変更できては困ります。Raspberry Pi のプロジェクトでも、Web サーバーの Web サイトの中身は管理者だけが更新できる仕組みが必要です。 今回は、Raspberry Pi にデスクトップ版の Ubuntu をインストールしているので、直接ログインして管理する場合には、このログインの認証プロセスで管理者を選別する事が可能です。直接、Raspberry Pi にアクセスしない場合でも、基本的には、このログインのプロセスを経ることで、一定のセキュリティを確保する事ができます。今回は、Web サイトの中身を管理するためのアカウントとして、webというユーザーを作成して管理するようにします。直接アクセスして、ユーザーを追加する場合は、ウインドウシステムの設定ツールで簡単にできますが、今回はネットワークを経由して、SSH で Raspberry Pi の設定をやってみる事にします。SSH の設定は、以前の記事で紹介
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重くなる一方のWindowsは、Linuxに乗り換えてパソコン買い替えを回避する

あと、3、4日でMicrosoft(マイクロソフト)の新しいOS「Windows 11(ウィンドウズイレブン)」がリリースされます。新しい物好きな人には楽しみでしょう。 しかし、Windows 10に比べてメモリ容量など必要なパソコンスペックが格段に高くなります。Windows 10のサポート切れはまだ先とはいえ、「いずれ、またパソコンを買い替えないといけないのか」と憂うつになっている人もいるのではないでしょうか。 低スペックで動くOS・Linuxに乗り換えることで、パソコンの買い替えをせずに済みます。しかも、Linux自体は無料です。少し手間が増えるもののPhotoshopなどのWindows用ソフトも使えます。 ここでは、Linuxを使うメリットと、Windows用のPhotoshopやIllustratorをLinuxで使う方法をご紹介します。 OSの一種、LinuxとはLinux(リナックス)とは、オペレーティングシステム(OS、コンピューターの基本ソフトウェア)の一種です。イメージがわきにくい人は、「WindowsやMacのライバル」と覚えておけばいいでしょう。 ただ、アバウトにいって、シェアは「Windowsの1/10がMac、Macの1/10がLinux」です。なじみがないのも無理はありません。 Windowsがマイクロソフト社、Macがアップル社の製品であるのに対し、Linuxは「オープンソース」です。技術情報が公開されていて、世界中のボランティアが改良を進めています。 また、このようなスタイルのために、さまざまなディストリビューション(配布形態)があります。「
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Raspberry PiにOSを入れる!

Raspberry PiにOSを入れる!Raspberry Pi を利用するために最初にすることは、OS のインストールです。まずは、OS のインストールに関連した事をまとめてみました。Raspberry Pi を利用するには OS が必要ですRaspberry Pi を利用するには、基本的に OS が必要です。利用方法によっては、OS を入れずに使う方法はありますが、OS を入れた方が効率よく利用できます。そこで、最初にやる事は、OS をインストールする事が最初の作業になります。Raspberry Pi で動作する OS は色々あります。殆どの場合は、事前にマイクロ SD カードに入れらた OS を利用するのが一番手軽で簡単な方法です。事前にマイクロ SD カードが設定されていない場合は、自分でマイクロ SD カードの準備が必要になります。詳しくはこの記事で紹介します。 事前にマイクロ SD カードが設定されている場合は、マイクロ SD カードを本体の基板に挿して電源を入れるとシステムが立ち上がります。 殆どの場合は、「NOOBS(New Out Of the Box Software)」がインストールされていて、簡単に OS がインストールできるようになっています。予め設定されている OS で利用する場合には、そのまま指示通りに設定すれば、Raspberry Pi を利用する事ができます。標準的に利用されている OS は、Raspbianという OS で基本的な機能はこの OS でも十分に利用する事ができます。実際に、Raspberry Pi が届いて最初に設定した際は、動
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Raspberry Pi で遊んでみよう!

Raspberry Pi で遊んでみよう!ARM の CPU の搭載している、Rasberry Pi というハードウエアがあります。最新の Raspberry Pi 4 でも 1 万円前後で手に入れる事ができるので手軽に実験ができます。他のセンサや GPIO などを組み合わせて組み込み型のハードウエアとしても利用できますし、ちょっとした、PC やサーバーとして活用することも可能です。OS に Linux を入れて Linux を学習に利用する事ができます。小型で基本機能を備えたコンピュータRaspberry Pi は小型ながら CPU、メモリ、ネットワーク、USB、Bluetooh、ストレージなどを備えているので単体でもコンピュータとして利用することができます。メモリサイズも1 GB から8 GB まで、用途に応じて選ぶ事ができます。 ネットワークも、通常の LAN から WiFi まで利用可能なので簡単にインターネットに接続できます。 ストレージもマイクロ SD カードを利用しています。キットでも128 GB のモデルも用意されています。USB や Bluetooth を利用してキーボードやマウスを接続して、ディスプレーは HDMI 経由で接続できるので、キーボード、マウス、ディスプレを用意すれば簡単な PC として機能します。利用できる OS も色々OS は基本は、Raspberry Pi OS ですが、他の OS を動作させる事ができます。 Ubuntu や Windows10 IoT Core なども利用できるようになっています。OS をダウンロードして、マイクロ SD
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Linux を使ってスキルアップ!

Linux を使ってスキルアップ!Windows の PC を持っている方は Windows を利用するのが普通です。しかし、少し古くなった PC を活用する際には Linux を利用するのも一つの選択肢です。Linux は多くのサーバーでも利用されていて、Linux の知識はサーバー側の開発を行う際に大いに役に立ちます。古い PC で Linux を使って、あなたのスキルアップを目指しませんか?バックエンドの開発にはサーバーの知識が重要Web ブラウザで動作するフロントエンドの開発は、PC と Web ブラウザがあれば簡単にできます。 バックエンドの開発も、PC 上で「Web サーバ(HTTP サーバー)」を動作させれば、基本的には特に問題なく開発可能です。従って、特別なサーバーの知識がなくてもある程度開発を進める事に大きな問題はありません。シンプルな開発の場合は、あまり問題が起きることも少なく大きな問題ではありません。しかし、実際には、開発中の PC 上でテストしていた場合には問題がなかった場合でも、実際にインターネット上で稼働させようとすると、思うように動かない場合が結構あります。これは、開発環境で利用している Web サーバー(HTTP サーバ)と実際のサーバーの設定が微妙に違ったりしているのが原因になっています。世の中の Web サーバーは、Linux を利用しているものが多く、 Linux の知識があると、こうした設定時のトラブルの対処時にも役に立ちます。開発用の設定と大きく違ってくるのは、ネットワーク関連の設定が必要になる場合が多く、開発環境と実際の設定で違いが出
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上級者必見!Windows で Linux を活用する!

上級者必見!Windows で Linux を活用する!Windows 上で Web 開発に必要なアプリは基本的に全て利用する事ができます。しかし、Linux を使う事ができると便利な場合も沢山あります。Windows も拡張機能として、Windows10 の最近のバージョンは効率的に Linux を動かす仕組みをサポートしています。この記事では、Windows で Linux を利用する方法を紹介します。仮想マシーンを使って Linux を動かす最近よく耳にする言葉に「仮想マシーン(VM:Viertual Machine)」という言葉があります。 VM Ware や Virtual Box などと言った仮想環境を提供する仕組みを利用すると、一つのハードウエアの上で複数の OS を動作させる事ができます。企業などで利用する本格的なものから、個人で利用できる無料バージョンまでいろいろな種類の仮想環境が提供されています。個人で無料で利用できるものは、普通の OS 上、Windows や Linux 上にインストールして、その上で別の OS を動作させるような形で利用する様になっています。この仕組みを利用すれば、Windows 上で Linux を動かしたり、Linux 上で Windows を動かしたりする事ができます。* VirtualBox* VMWare - Workstation Player 上記のパッケージをダウンロードしてインストールすれば、Windows (Linux)上で別の OS を利用できます。Windows10 は OS の拡張機能としてサポートWindow
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育ちが違う Windows!

育ちが違う Windows!Web 開発の OS として、Mac、Windows、Linux でほぼ同じ環境で開発できることは既に別の記事で紹介した通りです。しかし、Windows はちょっと「育ち」が違います。この記事では、Web 開発の OS の観点から見た Windows について紹介します。ソフトウエアの開発の元祖は UNIXUNIX という OS を聞いたことがありますある方もいらっしゃるとおもいます。実は、ソフトウエアの開発で広く使われていた OS が UNIX です。最近では、PC の性能が向上して、殆どのソフトウエアの開発は、PC を利用するのが普通になっていますが、ちょっと昔は、UNIX 系の OS が動作する、ワークステーションなどと呼ばれる PC の上位のコンピュータで開発するのが主流でした。もちろん、開発用のパッケージも市販されていましたが、多くのオープンソース系のツールなどの開発に広く利用されていました。ただ、一般の利用には価格が非常に高かったため個人の開発者などが手軽に利用するのは難しいという問題がありました。そうした、問題を解決するために、UNIX を模倣して作られた OS が Linux というわけです。開発者の名前と UNIX をくっつけて Linux になったようです。一方で、Mac OS の元祖も UNIX です。UNIX には二つの大きな流れがあって、その一つの BSD 系の UNIX(アメリカの UC バークレーが中止になって開発された UNIX)を元に開発された OS です。つまり、Linux と Mac OS は、UNIX の流れを
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Electronの配布パッケージの作成

Electronの配布パッケージの作成Firebase のストレージとデータベース(Cloud Firestore)を利用してブログサービスを開発する例を紹介しています。 基本的な機能の実装とそれに関連した部分は概ね紹介してきました。今回は、ブログサービスの管理アプリを作成するフレームワークとして、 Electron を使って管理用のデスクトップアプリを作るという方針で進めています。 Electron を利用すると、Windows、Linux、MacOS のアプリが簡単に作成できます。この記事では、各 OS 用の配布パッケージの作成例を紹介します。 Electron の実態は Web ブラウザ!既に紹介していますが、Electron の実態は Web ブラウザです。アプリ専用のウインドウにするために、URL を指定する部分などは取り除かれていますが、基本的な物は Web ブラウザ(Chronium)です。つまり、中身は通常の Web アプリと同じなので、React や Vue のフレームワークを利用して作成したアプリをデスクトップのアプリとして仕上げる事ができるという仕組みです。オープンソースの Web ブラウザの Chornium は各 OS(Windows/Linux/MacOS)をサポートしているので、各 OS 用のモジュールをダウンロードして最終的な配布用のパッケージを作成しています。これが、簡単に各 OS で動作するデスクトップアプリが作れる理由です。 従って、React や Vue で作成した公開用のイメージをローカルの Web サーバーで動作させて、その URL
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Docker をどの OS 上で使うか?

Docker をどの OS 上で使うか?フロントエンドだけを作っていると余り OS(オペレーティングシステム)を意識する機会は少ないと思いますが、バックエンドを含めた開発を手がけるようになると、OS の知識も重要になってきます。Docker は Windows ベースのコンテナも使えますが、大半は Linux ですし、Web ホスティングをするサーバーも Linux を使うケースは多いと思います。それを考えると、Linux の知識や Linux の開発する環境を整えることも重要になってきます。Linux の開発環境開発に利用する PC の OS は、Mac や Windows が多いと思いますが、Linux 系の OS の開発環境があると便利な場合が多いです。特に、Docker を使って開発する場合、ベースの OS が Linux を利用する場合が多くなるので、便利です。Windows の場合は、最新の Windows10 では、WSL(Windows Subsystem for Linux)がサポートされているので、Windows 上で Linux の仮想マシーンを簡単に利用できるようになりました。Docker もこの機能を利用してサポートしています。 MacOS はもともと、Unix(BSD 系)から派生した OS で、OS そのものは Linux に近い形の OS です。実際は、Docker をサポートするために、Linux の仮想マシーンを動かしてサポートしています。そう考えると、Docker のコンセプトを一番効率よく利用できるのは、Linux ということになります。
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Django を自動的に起動するには?

Django を自動的に起動するには?前回はは、Gunicorn を利用して、Django のアプリを起動してホスティングするところまでを紹介しました。しかし、このやり方では、アプリを毎回手動で起動する必要があります。この記事では、自動的にサービスを起動する手順を紹介します。「サービス」を利用する今回は、Ubuntu のサーバーを利用しているので、こうした特定の機能を自動的に起動するには、「サービス(service)」という仕組みを利用します。「systemd」と呼ばれるサービスの設定します。設定は大きく分けて3つのファイルで行います。* サービス(service)* ソケット(socket)* ターゲット(target) Gunicorn の設定では、このうちサービスとソケットの設定を行います。 2 つのファイルを作成して、「/etc/systemd/system」に保存します。「guicorn.service」[Unit]Description=Daemon for GunicornRequires=gunicorn.socketAfter=network.target[Service]EnvironmentFile=/home/admin/utility/production.confType=notifyUser=adminGroup=www-dataRuntimeDirectory=gunicorn-adminWorkingDirectory=/home/admin/utilityExecStart=/home/admin/venv/bin/gunicorn util
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Roadieの成長日記 02

こんにちは、henithです。なかなか筆が進まないですがぼちぼち書いていきます。Roadieを召喚するrbenvを使用していてバージョン管理しており、rubyは3.0.0でrailsは6.1.3でRoadieを召喚します。①現在指定しているRubyバージョンの確認。-------------------------------- ターミナル --------------------------------henith:Rails henith$ rbenv versions  system  2.4.3  2.5.1  2.6.6* 3.0.0 (set by /Users/taisuke/.rbenv/version)--------------------------------------------------------------------------------②現在所持してるRailsバージョンの確認。-------------------------------- ターミナル --------------------------------henith:Rails henith$ gem list rails*** LOCAL GEMS ***jquery-rails (4.4.0)pry-rails (0.3.9)rails (6.1.3, 6.1.2.1, 6.1.1, 6.0.3.5, 6.0.3.4) ←コレrails-dom-testing (2.0.3)-----------------------------------------------
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Windows で Linux を使う便利な方法

Windows で Linux を使う便利な方法ソフトウエアの開発をやっていると、Windows より Linux や Mac の方が、UNIX 系のシェル(ターミナル/コマンドプロンプト)を利用できるので便利な場合がたくさんあります。この記事は、最近別件で、Windows 上で Linux のシエル(ターミナル)を使う必要があって調べていて気づいた Windows の機能についてお伝えします。仮想マシーンを使えば可能最近は、仮想化技術で仮想マシーン(Virtual Machine)を動かすと別の OS を動かすことが可能です。昨年末に、Apple が M1 チップを搭載した Mac を発売したのを機に開発用の PC も Mac に移行しました。その関係で従来使用していた古い Windows の PC を開発のサブ機として Linux に入れ替えて使っています。 デスクトップの PC は、メモリ容量も大きいので VMWare などの仮想マシーンを動かしても通常の使用では余り問題にならない場合が殆どです。一方で、ラップトップの PC はメモリ容量は8 GB のみで、普通に使用する場合には殆ど問題になりませんが、仮想マシーンにメモリを割り当てると動作が極端に遅くなる場合が多く余り現実的ではありません。従って、Windows 上で Linux のシェル(ターミナル/コマンドプロンプト)を使いたい場合には、VMWare のような仮想マシーンを使えば可能ですが、余り実用的ではありませんでした。Windows に仮想マシーンを動かす機能があった!今回、調べていてわかったことは、Window
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Electronアプリのビルドのやり方

Electronアプリのビルドのやり方前回は、Electron アプリを作成する「流れ」について解説しました。 開発用の PC 上で、デスクトップアプリを動かすところまでをカバーしています。 この記事では、実際に配布するパッケージをどのように作るかを解説していきます。Electron アプリは複数のプラットフォームで実行可能Electron アプリの最大の魅力は2つです:* Windows/Mac/Linux で共通のソースコードで対応可能* Web 技術(Javascript/HTML)で開発可能 複数のプラットフォームで実行可能というのは事実ですが、実は制限もあります。この記事ではその辺を含めて配布パッケージを生成する方法を解説していきます。配布パッケージ生成のモジュールElectron アプリの配布パッケージを生成するためのモジュールを使って各プラットフォームの配布パッケージを作ります。最初にやる事はこのパッケージのインストールです。$ npm install electron-builder --save-dev でインストールができます。実際はアプリのアイコンを指定したりなど細かい事がありますが、今回は標準設定のアイコンを使う事にして、各プラットフォームの配布イメージを作る方法を中心にお届けします。配布パッケージ作成のツールのインストールが済んだら、作成のためのスクリプトの設定を行います。 「package.json」に追記します。例として以下のような記述を追加します。"scripts": {   "start": "npm run build &&
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UbuntuでWindowsアプリを動かす 〜 VMWare Workstation Player 16の活用

UbuntuでWindowsアプリを動かす 〜 VMWare Workstation Player 16の活用Web 開発用のサブ PC として、Linux(Ubuntu)を活用する方法を模索しています。 Web 開発用のアプリだけならば、Linux でも Windows や Mac と同じアプリを活用することは難しくありません。従って、Linux を使うこと自体には大きな問題はありません。 しかし、Windows や Mac でサポートしている商用アプリを使いたい場合もあります。そこで、Windows のアプリを Linux 上で動かす仕組みのパッケージ「Wine」を導入して Windwos アプリを利用すると言う方法を最初に試しました。実際にかなり多くのアプリを動かすことは可能なので実用上は Linux ベースの PC でもかなり色々な事ができます。ところが、2021 年 1 月現在の Ubuntu の LTS 版は、20.04 ですが、Microsoft Office 365 をインストールしようとしたところ、OS が Windows10 でないというエラーが出て、インストーラの起動で失敗してしまいました。動作する組み合わせもある様ですが、現在のレビジョン(Ubuntu 20.04/Wine 6.1)と最新の Microsoft Office 365 のインストーラの組み合わせではインストールができない様です。そこで、実際に使うかどうかは別にして、仮想マシーン(Virtual Machine)を試してみることにしました。Virtual Machine は VMWare W
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別のリモートデスクトップアプリ Anydesk

別のリモートデスクトップアプリ Anydesk開発用のサブ PC として、以前利用していた古い PC に Linux(Ubuntu)を入れて再活用を進めています。 前回の記事では、Linux(Ubuntu)上で Windows のアプリを動かす為に Wine を紹介しました。今回は、リモートアクセスに利用するのに便利なアプリ「Anydesk」を紹介します。 家のネットワークでネットワーク経由でこのサブ PC にアクセスする場合は、Microsoft の Remote Desktop が便利で使っています。これを利用すると、Windows からも Mac からも手軽にサブ PC にネットワーク経由でアクセスできるので、メインの PC を使いながら一部の仕事(コンパイルやイメージの生成)などをサブ PC に任せることがで切るので有効に利用できます。ところが、家庭では、PC はルータ(最近ではワイヤレスルータ)を介してインターネットに接続する場合が多くなります。簡単に言えば、直接インターネットには繋がっていないので、この Microsoft のリモートデスクトップで外出先から家の PC にアクセスするのはちょっと面倒です。そこで今回紹介するのは、外出先からも手軽に家の PC にアクセスするためのリモートデスクトップアプリです。Anydeskこのてのアプリでは、TeamViewer が有名ですが最近は Anydesk を活用していますのでこの記事では Anydesk を紹介します。Anydesk はAnydesk の Web サイトから無料でダウンロードできます。Mac/Windows
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UbuntuでWindowsアプリを動かす!

UbuntuでWindowsアプリを動かす!M1 Mac を購入してメインの開発は Mac に切り替えましたが、現在、古い Windows の PC をサブ開発機として利用するためのプロジェクトを進めています。基本的な開発環境はほぼ同じアプリをインストールしてリモートデスクトップの設定を行なって上手く利用できる状態が整いました。リモートデスクトップを使ってメインの開発機からアクセスできるだけでかなり便利になりました。この記事は、さらに使いやすい環境にするために、Windows のアプリを Ubuntu のデスクトップ OS で動かして見ようということになりました。Wine のパッケージで Windows のアプリが動かせるWine というパッケージがあって、Linux 上で Windows のアプリを動かすのに広く使われています。 最近よく利用されている VM(Virtual Machine)とは異なり、Linux 上で Windows を動かすという方法ではなく、直接 Windows のアプリを Linux 上で実行するための「仕組み」です。従って、Windows のエミュレーションのオーバーヘッドが少なくて済むので動作するアプリの場合は比較的性能を落とすことなく動作します。ただし、アプリによっては対応できないものもある為に動作しないアプリもある様です。Wine のインストールUbuntu に Wine をインストールするやり方はインターネットを検索するとたくさん見つかります。従って詳細はそちらをご覧頂くとして、ここでは簡単な手順のみを解説します。まず、Wine をインストー
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LinuxのPCをセットアップして1週間経ちました!

LinuxのPCをセットアップして1週間経ちました!M1 Mac を購入して開発の主力は Mac を使うようになりました。並行して以前利用していた PC をサブ開発機として使用するために、Windows10 の代わりに Linux(Ubuntu デスクトップ)を入れて1週間実務で実際に使っています。この記事では、実際に使った感想をまとめてみました。Windows10 より Mac に近い環境で開発ができますMacOS は基本的に Unix 系の OS なので、Unix をお手本に作られた Linux と近い物です。したがって、感覚的には Mac に近い形で使う事ができます。コマンドライン(ターミナル)もほぼ、Mac と同じ感覚で使う事ができる点は、Windows とは違います。 Windows でも Git などをインストールすると導入される「GitBash」などは、MacOS や Linux のターミナルに近い物ですが、Windows10 の場合、「PowerShell」が基本的なコマンドラインで、従来からの「コマンドプロンプト」が並行してあるのに加えて、Git や Node.js を入れると別のコマンドラインインターフェースがインストールされるのに比べると、Mac と併用する場合には Linux の方が同じ感覚で使えるところが便利です。以前も投稿した通り、Web 開発で利用するアプリは同じものを使えるので、* VSCODE* Git* Node.jsを同様に利用しているので開発環境的には全く同じなので、Web 開発するという観点では全く違いは感じられません。強いて上げるので
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Macの本当の価値とは?

Macの本当の価値とは?今まで、Mac は価格が高い事もあって基本的に Windows の PC で開発を行ってきました。 遠い昔は Unix ベースのワークステーションを使って開発をしていましたが、最近はもっぱら Windows が中心でした。今回、M1 の Mac がリリースされて Mac を使い始めました。使ってみてわかったのですが、Mac の本当の価値は、実は垂直統合(バーティカルインテグレーション•Vertical Integration)にあることがわかりました。今日は、約1ヶ月弱 Mac を使ってわかった Mac の本当の価値について個人的な見解になりますがまとめてみました。Web 開発に限って言えば Linux の PC でも十分前回の投稿で古い PC に Linux をインストールして再利用した話に触れていますが、実は機能的な話は、Linux の PC で十分というのが正直な感想です。仮想マシーンの環境などの話を抜きにすれば、Web 開発で利用するアプリは Linux でもほぼ同じアプリを利用できます。ハードウエアの価格を考えると、インテルや AMD の CPU を使ったハードウエアの方が性能の話を別にすれば安い価格で入手可能です。MacOS は Unix 系の OS を起原としているので、Linux は似たような感覚で利用できます。Web 開発の場合、エディタ、パッケージ管理、フレームワークが利用できれば基本的に開発できます。こうした鍵になるアプリがほぼ同じ物を使える事を考えると機能的な面ではあまり差がありません。便利なのはアップル製品との連携機能的には大き
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OSでどれ位変わる? Linux v.s. Windows10

OSでどれ位変わる? Linux v.s. Windows10先日、M1 チップを使った Mac と Windows のメモリ管理の機能を比べた記事を投稿しました。 数年前の Windows10 に比べると、メモリの使用量が増えたときの性能の低下は最新のバージョンではかなり改善されているようでした。ところで、OS による違いも気になるところですよね? 残念ながら現時点では、M1 チップを使った Mac では Windows を動かすことができないので比べることはできません。しかし、同じ PC で Windows10 と Linux の OS を入れて比較は可能なので試してみました。開発の主力 PC を Windows10 のラップトップから Mac に切り替えたのを機に、今まで Windows10 で開発に使っていた PC を Linux に変えてみました。この記事は、先日メモリ管理のテストで利用した、Vue のフロントエンドのプロジェクトの公開用のイメージの生成(build)にかかる時間を比較してみました。使用した OS は* Linux(Ubuntu 20.10)* Windows10(20H2) です。使用した PC は、* Intel Core i3 (第3世代 4005U 1.7GHz)* Memory 8GB DDR3* SSD 512GBと言うハードウエアの仕様です。Windows10 と Linux の処理時間比較に使用したのは、SendGrid を利用したメルマガ(ニュースレータ)配信のためのフロントエンドのユーザーインターフェース(UI)の公開用のイメージを
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SoftEther VPN Serverのインストール その1

自宅にVPNサーバがあると、自宅のPCを遠隔操作したり、海外からVPN経由で日本国内からしか利用できないサービスを利用したりできて便利です。また、外出先のFree Wi-Fiに接続してもVPNを利用していれば、通信が暗号化されるので安心です。 ということで、なにかと便利なので、私は自宅にVPNサーバを立てています。今回は、Ubuntu ServerにSoftEther VPN Serverをインストールする方法を紹介していきます。 各作業は、root権限で実施します。 1.インストール・設定に必要なパッケージのインストール 以下のコマンドを実行して、イーサネットブリッジの設定ユーティリティと開発環境のパッケージをインストールします。 ※イーサネットブリッジを利用しないとVPNで接続中に、VPNサーバが起動しているサーバにSSH接続できないため、イーサネットブリッジを設定します。apt-get install bridge-utils build-essential2.SoftEther VPNのダウンロード、インストールSoftEther VPNのソースコードは、筑波大学大学院研究プロジェクト「SoftEther VPN プロジェクト」のHPからダウンロードできます。※「SoftEther」等でネット検索すると出てきます。「ダウンロードするソフトウェアを選択」は「SoftEther VPN(Freeware)」を選択 →「コンポーネントを選択」は「SoftEther VPN Server」を選択 →「プラットフォームを選択」は「Linux」を選択 →「CPUを選択」は、自分
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Windows Subsystem for Linux セットアップ手順

Windows 10 には Linux を利用するための仕組みが用意されています。「Windows Subsystem for Linux」(WSLと略されることが多い)というもので、テキスト処理などの自動化に活用することができます。すでにWeb上には、セットアップ方法や使い方などの情報が豊富にありますが、わたしが実施した手順を記載いたします。今回(WSL 第一回)はWSLセットアップの手順です。概要セットアップは次の3つのステップで完了です。5分程度で簡単に完了できると思います。  STEP1 : 機能の有効化  STEP2 : アプリのインストール  STEP3 : 起動と初期設定ではこれから各STEPごとに詳細を記載します。STEP1 : 機能の有効化Windowsのシステム設定で一か所チェックONにします。「アプリと機能」-「プログラムと機能」-「Windowsの機能の有効化または無効化」と進み、「Windows Subsystem for Linux」という項目のチェックをONにします。流れをキャプチャでも示します。1-1 「アプリと機能」を開く1-2 「プログラムと機能」を押す※ここでは画面右側に表示されていますが、画面サイズによって画面の下の方に表示されているかもしれません。1-3 「Windowsの機能の有効化または無効化」を押す1-4 「Windows Subsystem for Linux」のチェックをONにする※「OK」ボタン押すとPCの再起動が求められるので、再起動をします。STEP1は以上です。STEP2 : アプリのインストール次にMicrosoft
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update.zip からイメージデータを抽出し解析しよう!

必要なもの・update.zip (各ベンダーのアップデートファイル)・Python 2.7以降・Windows もしくは Wine前提今回使うアップデートファイルは、Android-Pie の system,vendor のものです。system_ext や product がある場合は Q&A をご覧下さい。手順まず、 dat2img と Brotli.exe をダウンロードします。update.zip から以下のファイルを抽出します。・system(vendor).new.dat (.br)・system(vendor).transfer.list今回は某ゼミのタブレットのものを使います(CTX_Pie)拡張子が .dat.br の場合、 .dat の形に変換します。sdat2img.py を利用して .img の形に変換します。出力が長いので中略同じやり方で vendor の方もやります。e2fsprogs を用いてマウントする準備をします。マウント先を作成し、マウントします※root(sudo)権限で行うようにして下さい。UID/GID が "s1204it" になっているのは、 1000(system) だからです。これで終わりです!後は好きなように解析して下さい。毎度恒例? Q&AQ. system_ext , product にはどれを使えば良いんだい?A. sdat2img.py を使ったら出来ます。  vendor も sdat2img.py で出来ました。  なので、本家( xpirt/sdat2img )をDLしても良いかもしれません。Q
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