ここでは、Raspberry Piのセットアップについて説明します。
必要なもの
・Raspberry Pi本体
・Micro SDカード(最低16GB以上)
・USBケーブル(電源)
・ACアダプタ(電流値に注意)
・HDMIケーブル(形状に注意)
・マウス
・キーボード
・OSを書き込むためのPC(Windowsなど)
・Raspberry Pi用ケース(無くてもよい)
SDカードは8GBでも動かせますが、すぐに容量が不足してしまう可能性がありますので16GBはあったほうが良いでしょう。
USBケーブルはRaspberry Pi4ではTypeCですが3,3+、2、ZeroではMicro Bです。
ACアダプタ(電源)はスマホの充電用のものでも大丈夫ですが、Raspberry Pi4では3A、それ以外では2A程度が必要です。
HDMIはRaspberry Pi4ではマイクロですが、3,3+,2ではフルサイズで、Zeroではミニです。
ケースはなくても良いですが、下手にショートさせてしまう危険があるのであるほうが良いでしょう。
2以降は似た形状ですが、必ずしもすべてのバージョンに対応していないので、購入した(購入予定)のRaspberry Piと合わせましょう。
よく分からない、または一気に揃えたい場合はAmazon等で売られているセットを購入しても良いでしょう。
OSのインストール
(上記のようなセット品を購入した場合はこの工程はスキップします
→ Raspberry Piに差し込んで電源ON)
インストールにはイメージのダウンロード含めて1時間ぐらいかかります。
まず、Raspberry imagerをダウンロードします。
「ラズベリーパイイメージャー」等で検索し、Raspberry の公式サイトからRaspberry imagerをダウンロードし、インストールします。
起動したら、まず「Ctrl」 + 「Shift」 + 「X」でオプション画面を開きます。
そろそろこの機能、隠しておかなくてもいい気がしますが…
オプションでは、ホスト名、ユーザー名、パスワード、Wifiアクセスポイントロケールなどを設定します。
ユーザー名とパスワードはOSのログインに使うものですのです。
次にOSタイプを選択します。
Raspberry Pi OS (other)から、LiteまたはFullを選択します。
Liteはデスクトップが入っておらず、SSHやコマンド画面のみのOSで、Fullはデスクトップが入った全部入りです。
Fullのほうが容量が大きく動作も重い、などの違いがありますがよくわからないときはFullを選択するとよいでしょう。
また、デスクトップがないということはGUIが使えない、ということなのでGUIが使いたい、GUIのアプリを作ったりしたいときはFullを選択する必要があります。
次に、ストレージを選択して「書き込む」をクリックすると書き込みが始まります。
このとき、Windowsに接続された「Micro SD以外」のストレージも選択できてしまうので注意が必要です。
Raspberry Piに差し込んで電源ON
HDMIでモニタ、USBでキーボード、マウスを接続してUSBから電源を投入するとセットアップが始まります。
セットアップがすんだらもう使えます。
引き続きPythonを使ってみましょう。
また、ここまで読んでもっとRaspberyy Piを使ってみたいと思っていただいたら、いろいろサポートさせて頂きます。