Docker環境構築の相談を受ける中で、よくあるハマりポイントをまとめます。
これからDockerを導入する方や、構成で詰まっている方の参考になれば幸いです。
【① ポート競合でコンテナが起動しない】
エラー例:port is already allocated
原因の多くは、既に同じポートを別プロセスや別コンテナが使用していることです。
対処方法:
・docker ps で起動中コンテナを確認
・lsof -i :ポート番号 で使用状況確認
・docker-compose.yml のポート番号を見直す
本番環境では、リバースプロキシ構成を前提にポート設計するのがおすすめです。
【② volume設計ミスでデータが消える】
よくあるのが、コンテナ削除時にDBデータも消えてしまうケースです。
原因は、named volume を定義していないことが多いです。
対処方法:
docker-compose.yml で明示的に volume を定義し、
データ永続化を設計段階で考慮することが重要です。
【③ サービス間通信ができない】
「localhost」で接続してしまうケースが非常に多いです。
Docker内部では、サービス名で通信するのが基本です。
例:
DB_HOST=db
ネットワーク設計を理解するだけで、多くのトラブルは防げます。
Dockerは非常に便利ですが、設計を誤ると後から大きな修正が必要になります。
「とりあえず動く」構成ではなく、
保守性や拡張性を意識した設計を最初から行うことが重要です。
今後もLinux / Docker / CI/CDに関する実践的な内容を発信していきます。