こんにちは。学習支援の専門家 エリ です。
数多くあるブログの中から、ご覧いただきありがとうございます。
本日はお子さんの困った行動に着目してお話していきます。
まず発達障害のあるお子さんと過ごす中で
親御さんや教育者の皆さんが一番気にかけることの一つが
「困った行動」ではないでしょうか。
例えば...
・授業中に席を立ってしまう
・感情をコントロールできずに叫んでしまう
・特定の作業に集中できない など....
日常生活や学習環境で問題となる行動は様々です。
これらの行動に対して、
「どうにかしてこの困った行動が起きないようにしたい!」
と思うことはよくあることです。
しかし、支援の現場で重要なことは、
困った行動をなくすことにこだわるのではなく、
それに代わる新しい行動を教えることで、
そのお子さんにとって良い行動を増やしていく
ことに焦点を当てることです。
そこで代わりの行動を意味する「代替行動」を教えることの重要性も含めお話していきます。
■代替行動を教える重要性
例えば、授業中に席を立ってしまうお子さんに対して、
ただ「座っていなさい」と言っても、
その指示が長く続くとは限りません。
それよりも
「手を挙げて発言をしたり、質問をして良い」
という代替行動を教えることで、
お子さんが状況に適した行動を取るための選択肢を学び、
困った行動を自然と減らすことができます。
また、感情のコントロールが難しいお子さんには、
気持ちを言葉で表現する
怒りやフラストレーションを感じた時に深呼吸をする
落ち着ける場所に移動するなど、
代替手段を提案することも有効です。
これにより、お子さんは自分の感情をコントロールするための
良い行動を身につけることができます。
■良い行動を増やす支援の方法
応用行動分析学の観点において、良い行動を増やすことも非常に大切です。
子供たちは大人の指示や注意だけではなく、
ポジティブなフィードバックや成功体験を通じて学んでいきます。
例えば、「今日は最後まで椅子に座っていられたね!」といった
具体的な褒め言葉は、
お子さんにとって自信となり、
次回もその行動を続けたいという気持ちを育みます。
また良い行動をしている時こそ、
「良い姿勢で座れていて素敵だよ」
「今〇〇できていて、かっこいいよ」
など、そこ良い行動が持続されるように声をかけることも非常に重要です。
「できた」経験を増やすことが、自己肯定感を高め、
困った行動よりも良い行動を選択する力に繋がります。
支援者としては、目の前のお子さんが成功する機会を増やし、
少しずつ「良い行動」を積み重ねていくプロセスをサポートすることが重要です。
仮に困った行動をしていても、
すぐに不適切であった事実のみ伝えて叱るのではなく、
どのような行動をすれば良かったのか、冷静に伝え、
「もう一度やってみて」と、あえて良い行動をやり直させることも
代わりとなる良い行動を身につける上で非常に有効です。
いかがでしたでしょうか。
お子さんの困った行動をゼロにすることを目標にするのではなく、
その代わりとなる行動を教えることで
お子さんにとって良い行動を増やしていく。
結果的に、次に同じ場面に遭遇したときには
代わりの良い行動が起こせることで、
必然的に困った行動の割合は減っていきますよね。
ぜひお子さんの「困った行動」でお悩みの際には、
まず代わりになりそうな良い行動について考えてみてください。
子育てや支援に正解はありません。
ぜひ悩まれている方は、
以下のサービスや投稿している他のブログも参考に、
お気軽にご相談ください。
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