ママ友のパニック障害に気づいてあげられなかった私。

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コラム
こんにちは、YUSAKODAです(˶′◡′˶)


前回のブログで、パニック持ちを周りに公言するかについて、
私なりの考えを綴ったんですが、今回はその続き…

以前、別のブログに書いたものですが、パニックの当事者の私が、
同じパニック障害だったママ友に気づいてあげられなかったお話です🍀

周りに公言できなかった、頼れなかったママ友の事情や苦悩、
パニックの当事者でありながら気づいてあげられなかった私の想い、

もしかして?と思いながらも、どうして寄り添いきれなかったのか、
そのあたりが伝わるといいのですが…( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )


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息子が小学校高学年の時に、ご近所に同級生Aくんが引越してきました。

子供たちは、相変わらずの垣根の低さなので(男子は特にねw)
転校してきた初日にみんな仲良くなって、登下校も一緒にしていたし、
放課後も誘い合って、よく遊んでいました。
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本当に子どもたちの受け入れの早さには感心しますね。
数日後には、「君たち幼馴染ですか?」ってくらい仲良くなります♪

でも、なかなか親御さんには会えなかったんですよね〜(´⌒`。)


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Aくんが転校してきてすぐ、学校では運動会がありました。

お昼には、見に来た家族と一緒にお弁当を食べるんですが、
当日になって、しかも、お昼の時間になってから担任の先生に、
Aくんも一緒にお願いできないか?と言われました。

事前に、学校には親が来れるかどうかの調査の紙も提出してるし、
もっと早く教えてくれれば、お弁当も多めに作ったのになぁ~と思いつつ、
「わかりました」と、体育館に陣取った場所で一緒に食べることに。

Aくんは一人分のお弁当を持参していたので、
やっぱり急にじゃなく、もともと来られない予定だったのかな?🤔

親が来れない子は、先生と一緒に食べるんだけど、息子も仲が良かったし、
担任の先生が気を使って、ダメもとで…まあ、普通断らないと思うけど、
うちに声を掛けてきたのかな~と思っていました。

「お母さんが作ってくれたお弁当もあるし、それはちゃんと食べてね?
でも、うちのもたくさん食べていいからね?」とお弁当を広げながら言うと、
美味しい♪とモリモリ食べてくれたので、作った私としては嬉しかったし、

自分のところで食べ終わったお友達もおやつを持ってやってきたりして、
ワイワイがやがや、賑やかで楽しかったんです♪(∗ˊᵕ`∗)

ただ、旦那が言うには、親子競技の時には親御さんを見かけたらしく…

でも、それだけ参加して仕事で戻ったのかな〜と、深くは考えませんでした。
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しばらく経って、防災の日のお迎え訓練に学校へ行った時のこと。

子どもたちは校庭にクラスごとに並んでいるので、
先頭にいる先生に名前を告げると、息子と一緒にAくんも連れてきて、
理由も言わずに「親御さんが来れないので、一緒に帰ってもらえますか?」

それには、さすがにカチンときて、一言物申してしまった私😓

「親が来れない時に、誰が来るかも事前に登録してるはずですよね?
その方は来られないんですか?訓練の意味がないですよね?」と言うと、

「直前に来られないと連絡があったので…」と言われ、
「いや、学校にはあったかもしれないけど、うちにはありませんよ?」

こういう筋の通らないことが大嫌いな私。

私だって仕事を抜けてきている。もし、Aくんの親御さんも仕事なら、
本当に災害があった時はどうするつもりなんだろう?
まさか、その時も、うちが対応してくれると思ってるんだろうか?

まだまだ言いたいことはあったけど、目の前には子どもたちもいるし、
Aくんも可哀想なので、気持ちを切り替えて、一緒に帰りました。
(あいつの母ちゃん怖っ~💦ってなったら息子もかわいそうでしょw)


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その後も、何度か同じような事があり、それでも親からは連絡なし。

別の用事で、たまたま担任の先生が家に電話をしてきたので、
そこで不完全燃焼だった怒りをぶつけてしまいました。先生、ごめんw

「Aくんのところ、何度もこういう事がありますよね?
 親御さんは、うちが対応してることを知ってますか?

 先生からきちんと状況を話してもらってますか?

 お礼とか謝罪をしろという話じゃなくて、今までは対応できたけど、
 うちだって対応できないことも出てくるだろうし、
 結局、それで困ったり、悲しい気持ちになるのはAくんですよね?

 事前にわかってれば、先に連絡してもらうことできないんですか?」

さすがに何も言ってこない親御さんと、
当たり前のように頼んでくる先生に対して不満が爆発してしまいました😅

学校側が個人情報を教えられないのは、なんとなくわかるんだけど、
だったら、先生がうまいこと間に入って、取り持てば?とか、

そもそも近所なんだし、子ども同士も仲がいいんだから、
連絡取ろうと思ったら、いくらでも方法があるだろうと思ったんです。

この時の担任の先生も、なんだかね、ホント当たり前のように言ってくるの。
そのくせ、他の余計な細かいことには頑なで好きじゃなかった😅蛇足ですw


その後、先生から私が怒り心頭で、やばいぞー!って聞いたのか、
ようやくAくんの親御さんから電話があって、

案の定、「今まで連絡先がわからなかったから・・」と言われ、
さきほど書いたような気持ちが、また沸々と湧き上がってきましたがw、

「何か事情があるのなら協力はします。言いたくないならそれでもいいし。
でも、せめて事前にわかってることは連絡してください」と伝えました。

私的には、これでケジメをつけたつもり。言いたいこと言ったもんねw


子供たち同士は仲良しだし、私もAくん自身には何の怒りもないので、
その後は割り切って、対応することにしました。

電車に乗って児童館のイベントに行く時は一緒に付き添ったり、
お迎えついでに、息子と3人でドーナツ屋に寄ってお茶したり。

もう開き直って、息子が1人増えたような、双子でも育ててる感覚で、
楽しく過ごしていましたw まあ、根は世話焼きおばさんだからね~😅


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Aくんとは、当然、中学校も一緒だったんですが、
やっぱり学校行事の時に親御さんを見かけることはありませんでした。

まあ、たまたま私のタイミングが合わなかったのかもしれませんが。

中学生ともなると、親が関わることも少なくなるし、
小学校の時のように何か代わりにするってこともなく、
私自身もパニックが再発した時期もあったので、それどころじゃないw


その頃、ご近所のママ友から、Aくんのお母さんが「パニック障害」かも。
だから、子供会への誘いも断っていたし、行事もあまり来ないんじゃないか、
ご近所付き合いも避けてるんじゃないかと耳にすることがありました。

もしそうだとしたら小学校の時の出来事にも納得がいったんですが、
相変わらず接触がないし、こちらからわざわざ聞きにいくわけにもいかず。

本当かどうかは確かめようがないまま…確かめる必要もなく、
子供たちも大きくなり、学校行事自体も少なくなり、
そのままバタバタと時が過ぎていきました。

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・・・が、子どもたちが高校に進学して、しばらく経った頃、
突然、Aくんのお母さんが家にやってきました。

高校は別なので、子どもたち同士も連絡は取ってるものの、
以前ほどは会ってないし、突然のAくんママの訪問に、親子で動揺w 


私「えっ?Aくんママ来たよ!なになに?どしたの⁈Σ(゚Д゚ )」

息子「えー!わからんΣ(・ω・ノ)ノ Aからはなんも聞いてないけど???」

ドキドキしながら、インターホンで対応すると、
どうやら引越しをするので、わざわざ挨拶にきてくれたみたいです。


玄関を開けて、「こんにちは♪お引っ越しするの?」と挨拶すると、
私の顔を見た途端、号泣するAくんママ(ノД`)・゜・。


「え~💦やだ!なんで泣くの?顔が怖い?ごめ~んw」

「違う、違うの~💦(≧◇≦)」「うんうん♪ごめん、ごめん(´ー`*)」
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そこで、ようやく涙ながらに、パニック障害だと打ち明けてくれ、
もともと人付き合いも苦手だし、どうすればいいかもわからず、
すごく良くしてもらってたのに、ずっと何も出来なかった…
でも、引っ越す前に会ってお礼が言いたくて、と話してくれました。

もうほとぼりは冷めてるんだし、このままフェイドアウトしてもいいのに、
最後に勇気を出してきてくれたんだなと思ったら、胸が締め付けられました。


「あのね、途中からそうかなって思ってたのよ?私もそうなんだもん♪」

「えっ!そうなの⁈Σ(゚Д゚ )」

「うん、だから、もっと私たちご近所ママに頼ればいいのにって思ってた。

自慢じゃないけど、この地域のママ友たちは頼もしいのよ!
私もたくさん助けられたし、みんなお節介だからね~w

 でも、こっちから頼りなさいよ!って無理強いできないじゃん?

最初だけ、ほんのちょっとだけ頑張って、勇気を出して、
Aくんのためにも、私たちに関わって欲しかったな~。

本当にね、みんな良い人ばっかりなのよ♪(∗ˊᵕ`∗)」

「そうだよね、ほんとそう思う!」と、彼女は笑いながら、また泣いて、
なんども頷いていて、ちょっとほっとした表情にも見えました。
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それから、仕事はなにをしているとか、Aくんやご主人のこととか、
引っ越し先のこととか、今までのこととか、これからのこととか、
いろんな話を、玄関先でしたが、たくさんしてくれました。

「なんだ、もっと早く言えばよかった…」という言葉が忘れられません。

あの時、私がもっと踏み込んで聞いていたら、違っていたのかな?
もっと寄り添えることもできたのかな?(´⌒`。)

色々と考えが巡りましたが、もう過ぎてしまったことだし、
やっぱり自分で踏み込まないといけない時もあるんだと思いました。


なんでも1人でやろうと頑張ってしまうパニックさんも多いと思いますが、
でも、周りには頼って欲しいと思っている人もいるかもしれません。

デリケートなことだから、こちらからは聞きにくいなぁ、
もし違ったらどうしよう…失礼になっちゃうかなとか、
よけいなお節介になるかなと躊躇してる人もいると思うんです。

こちらがまず勇気を出して歩み寄らないといけない時もあると思うので、
怖がらずに、人に頼る、相談するという選択肢も持ってみてくださいね。

世の中は、あなたが思っているより、優しい世界です(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚

もちろん、私もあなたの拠り所になります。ぜひ、頼ってください✨


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