こんばんは!
⚔️ 社会派FPのコウダイです。
新シリーズ
『貯金すらまともにできていませんが、この先ずっとお金に困らない方法』第4章へようこそ!
前回の第3章では、僕たちが日本に生きているだけで最初から備わっている
「老齢・障害・遺族」という国の社会保障(年金制度)について解説しました。
今回のテーマはかなり重要です。
「その民間保険、本当に必要ですか?」
こんな状態になっていませんか?
社会人になったから、とりあえず医療保険に加入した
結婚したタイミングで生命保険を勧められるまま契約した
毎月1万〜2万円が、なんとなく引き落とされている
もし一つでも当てはまるなら注意が必要です。
気づかないうちに、「不安」を理由に固定費が増えている可能性があります。
❌ 罠その1:医療保険の必要性を過大評価しているケース
「もし大きな病気で入院したら、医療費が何百万円もかかるのでは?」
多くの人が医療保険に入る理由はここです。
しかし日本には
**「高額療養費制度」**という公的な仕組みがあります。
これは、1ヶ月の医療費が高額になっても、
収入に応じて自己負担額に上限が設けられる制度です。
たとえば一般的な現役世代の場合、自己負担は一定額を超えた分が払い戻される仕組みになっています。
そのため「医療費が青天井で数百万円になる」というケースは、実際には起こりにくい構造になっています。
※制度は見直しや改定が行われることがあります。
最新の内容は公的機関の情報を確認してください。
この仕組みを理解すると、
「入院したら怖いから医療保険必須」
という考えは、必ずしも前提ではないことが分かります。
❌ 罠その2:貯蓄型保険が“貯金代わり”になると思ってしまう
「どうせ払うなら戻ってくる保険の方がいい」
これはよくある考え方です。
しかし簿記・お金の構造で見ると、注意が必要です。
貯蓄型保険は
保険機能
貯蓄機能
が組み合わさっている分、手数料などのコストが乗りやすい商品です。
そのため、
途中解約で元本割れの可能性
資金が長期間ロックされる
自由に使える現金が増えにくい
といった特徴があります。
会社経営で言えば、
「すぐ使えない資金に毎月固定でお金を入れ続ける」状態に近いです。
結果として、手元のキャッシュが増えにくくなる点には注意が必要です。
■軍師コウダイの戦略:保険は“リスクの大きさ”で絞る
では、保険は不要なのか?
答えはNOです。
ただし、必要な範囲はかなり限定されます。
ポイントはシンプルで、
「起きる確率は低いが、起きたら生活が破綻するリスク」だけカバーすることです。
具体的には:
自動車保険(対人・対物無制限)
火災保険
必要最低限の掛け捨て生命保険(扶養家族がいる場合)
これ以外の「毎月給付型の医療保険」などは、
貯金や生活防衛資金がある程度あれば、優先度は下がるケースもあります。
■まとめ:保険は“安心”ではなく“コスト”として考える
保険は安心を買う仕組みですが、同時に固定費でもあります。
大切なのは、
不安だから入るのではなく
必要なリスクだけを数値で判断すること
です。
もし毎月の保険料が少しでも気になっているなら、
一度「本当に必要な保障かどうか」を整理するだけで、家計はかなり軽くなります。
ではまた!
参考文献:『貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!』(サンクチュアリ出版/大河内薫・若林杏樹 著)