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本当の意味のベストセラーとは何か?具体例で解説

昨年、大きな話題を呼んだ『自分なんてないから』(サンクチュアリ出版)。ここに「本当の意味でのベストセラー」のヒントが詰まっています。巨額の宣伝費や大手の力まかせな販促で数字を作る――それは確かに速い成果を生みますが、本当に長く読まれる本、心に残る本は別の方法で生まれます。 企画を“練りに練る”ことの価値 サンクチュアリ出版は小さい出版社です。だからこそ、編集者と著者が徹底的に企画を磨く時間を捻出できる。私も編集長と一対一で企画について話したことがありますが、その熱量は「四六時中、本の企画とは何か」を考えていると言って差し支えないレベルでした。そして常に優先されるのは「著者の言いたいこと」ではなく「読者が本当に求めていること」。この視点があるからこそ、厚い東洋哲学の本が広く手に取られる形になったのです。 独自性は“著者×編集”でしか作れない 『じぶんなんてないから』は、著者のユニークな人生(大手IT企業を辞め、引きこもりなどの挫折と向き合った経験)と東洋哲学を結びつけることで、「哲学」を日常の救いとして提示しました。 東洋哲学は人生を楽にしてくれる。 どう生きればいいかの答えを教えてくれる。 と言っています。 単に流行を真似るのではなく、哲学という大きな潮流に、著者のパーソナルな体験という“スパイス”を加えたのです。ここが企画の本質です。 既存の潮流を材料に、どんな“ひねり”を入れるかを徹底的に考えること。 電子書籍プロデュースも同じ考え方が通じる 私が手がける電子書籍プロデュースでも、方向性は全く同じです。 「ネタがない」と言う人は多いですが、あなたの経験・失敗・転機・価値観は
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本のテーマを独自のものにする方法~大型書店に行って棚を見てみる~ 

前回からの続きです。 例えば、話し方をテーマにした本が大型書店でどのくらいのスペースを取っているかをぜひ見に行ってください。 かなり大きなスペースだとわかります。 そして、あなたが出したい本と同じジャンルの本が置かれているスペースも必ず見てください。 たとえば、趣味に分類されるジャンル ・クイズ ・囲碁・将棋 ・おりがみ ・カメラ ・楽器 ・プロレスや格闘技関連 ・俳句 ・園芸 ・ファッション ・イラスト(の書き方) ・鉄道 などは大型書店といえども大きなスペースではない場合がほとんどです。 書店でのスペースと需要は比例しているわけです。 一方、ビジネス、自己啓発といったビジネス関連本や、料理、美容、健康などの日常生活と密接に関わるジャンルは大きなスペースが取られています。 〇大きなスペースが取られている=ライバルが多いレッドオーシャン 〇大きなスペースが取られていない=ライバルが少ないブルーオーシャン 一般的なビジネス思考ではこのように考えがちですが、そうとも限りません。 たとえば将棋。 前述の通り、さほど大きなスペースが取られていないジャンルです。 雑誌『将棋世界』を出しているマイナビなど専門的に出している数社で将棋本は市場がほぼ取られています。 趣味に分類されるジャンルはほぼこの傾向があります。 そうした定評のある出版社から出ている本を手に取るリピーターが多いわけです。   では、カメラ本を例にとってみます。 20年以上昔は、「写ルンです」や画質の悪いガラケーのカメラで一般の人は撮影していましたね。 ところが、スマートフォンの普及で高画質の画像撮影が可能となりました。 そ
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