【マウントを取る】
自分の方が優れている・正しい・経験豊富であるとアピールすることで優位に立とうとする行動や発言のこと
「え?まだそんなレベルなの?」
「私のときはもっと大変だったよ。それに比べると今はいいよね」
「うちの子はもう英語を習わせ始めてますよ」
「へー、私は前からそれ知ってたけどね」
「あなたのためだから言うんだけどね・・・」
日常にはこんな言葉が溢れています。
大なり小なり誰でも言ってしまうことがありますが、なかにはいつも「マウントを取ろうとする人」がいますよね。こんな人と付き合うのはなかなか疲れてしまいます。
でもこんな人たちはどうして「マウントを取ろうとする」のでしょう?
もしかすると、実は「マウントを取らざるを得ない」のかもしれません。
今回は、そんな「マウントを取ろうとする」心のカラクリがテーマです。
1 劣等感の裏返し
自分に自信がない人の中には、自分を他人よりも上に見せて優越感に浸ることで自分を安心させようとする場合があります。無意識のうちに自分の優位性や価値を確かめようとしたり、「劣等感を打ち消したい」という心理が働くんですね。
これはある意味、優越感で自分を守ろうとする「自己防衛」の一種であり、まさに「マウントを取らざるを得ない」わけです。
「マウントを取ろうとする」カラクリに“劣等感の裏返し”がある場合は、【スルースキル】がオススメです。
これは明らかなマウントに対して張り合わず、「そうなんですね」「すごいですね」とだけ伝えて受け流す方法になります。目的が自己防衛なので、「私は攻撃しないよ、敵じゃないよ」というメッセージが伝わると自己防衛する必要がなくなり、マウント自体が減ることもあります。
2 承認欲求
「他人に認められたい」「すごいと思われたい」という気持ちが強い人の中にも、自分の立場や知識、経験などを誇示することで、他人からの評価や承認を得ようとする場合があります。
承認欲求が強いのは、かつて承認欲求が満たされなかった経験が多い場合や、理想が高くて現実の自分とのギャップが大きいゆえに他者評価を求めずにいられない場合などがあります。
こうした承認欲求がカラクリにある場合は、【称賛する】ことが方法の一つです。「なんで自分が褒めなきゃいけないんだ」と思う人もいるかもしれませんが、「それはすごいですね!さすがです!」なんて伝えると明らかに喜んでくれます。対応に困ったり、関係がギクシャクすることは格段に減るでしょう。
それもしっくりこない場合は、【自分の思いを伝える】方法があります。これは特に相手との関係が続く場合には使いたい方法で、「そういう言い方をされると嫌な気持ちになるんです」など冷静に伝えて、相手に自分の思いをわかってもらいます。当の本人は案外相手の気持ちをわかっていないものです。
3 支配・コントロール欲
会話での主導権を握りたい、他人を従わせたい・コントロールしたいという支配・コントロール欲が影響している場合があります。これは操作性が高く、心を傷つけられることも少なくありません。
こうした支配・コントロール欲がカラクリにある場合は、【距離を取る】が一番です。【距離を取る】はかかわりを最小限にする方法ですが、物理的に距離を取ることが難しい場合は心理的に距離を取りましょう。話をしていても必要以上に反応しない、質問したりして深入りしないことで、巻き込まれることを防ぎます。
もちろん、これだけではありませんが、「マウントを取ろうとする」心のカラクリを把握して、それに合わせて対応方法を考えていくことで、「マウントを取ろうとする」人からのストレスを軽減することができると思います。
「どのカラクリなのかわからない」、「他の対応方法を知りたい」という方は、ぜひココナラで提供しているサービス「心理コンサルティング」を活用してくださいね。