「自分の性格を変えたいけど変えられない」
こうした葛藤は、多くの人が抱える心理です。
「性格なんて変えられるの?」と思う人も少なくないと思います。でも性格は変えていけます。
ただ、性格を変えていくのを邪魔している要因を見つけて対処していくことが必要になります。
心理コンサルティング「ARUKU」では性格改善や自己成長を目指したい方向けのサービスも行っていますので、ご関心があれば、ぜひのぞいてみてくださいね。
では、今回は「変わりたいのに変われない」心理について見ていきましょう。
1 リスク回避
心や体、特に脳は変化を嫌います。「変わらないこと=安全」というロジックがあるからです。
変わらないことが「安全」であるなら、変わることは「リスク(危険)」になるわけです。
生物学的にはそんなリスクを負ってまで性格を変えようとは思えないんですね。
「変わりたいのに変わられない」自分を責めたり、落ち込んだりしてしまう人もいるかもしれませんが、そもそも変わろうとすること自体がリスクであり、そのリスクを負ってまで変わろうとしていることはチャレンジングなことなんだと理解しておくことが大切です。
2 無力感
自分の性格を変えようとする人は「向上心」のある人です。だからこそ、これまで何度も「変わろう」と努力してチャレンジしてきたのではないでしょうか?
でもそのたびに思うようにはいかなくて、「変わろうとして上手くいかなかった」経験が重なると、「どうせまた無理だ」と無意識にでも感じやすくなります。
これは「学習性無力感」と呼ばれる心理で、自分はやっているのに結果に結びつかないと感じたときに生まれる気持ちです。
それで諦めたらある意味楽なのかもしれませんが、向上心のある人はまたチャレンジしようとします。ここに、「変わりたいのに変われない」葛藤が強まり、苦しみが増えます。
この場合、ただ変わろうとするだけでなく、「どうせ無理だろう」という無力感を和らげていくことが必要になります。
3 変わらないメリット
「変わりたい」「変えたい」と願う思いに嘘はありません。でも、その一方で「変わりたくない」「変わると困ることもある」「変わると自分らしくなくなる」など、変わることへの抵抗がある場合があります。
言うなれば、「変わらないメリット」であり、今の性格だからこそ役立っていることがあります。
例えば、内気な性格だからこそ他人との距離を保てて安心、怒りっぽいから自分の意見が通りやすい、対人不安が強いからこそ慎重に人付き合いができる、などなどです。
これは性格によって得られている隠れたメリットであったり、自分らしいというアイデンティティを守る防衛であったりします。
だからと言って、このままでいいかとならないわけで、この場合は「変わるメリット」と「変わらないメリット」両方をよく見ていきながら天秤に掛け、自分自身で選択していくことになります。
さて、ここまで3つの要因を見てきました。
もちろん、変化には時間と繰り返しが必要であり、ここに挙げたような邪魔する要因はなく、変われないのは「できない」や「自分が原因」ではなく、単純に時間がかかることもあります。
心理コンサルティング「ARUKU」では、どう取り組めば少しずつでも変わっていけるのか、その方法や手順を一緒に考えるもできるので、困ったり悩んでいる方がいればお気軽にご相談ください。
あなたがあなたらしく前に進めますように。