【減量】ケトン体で痩せる

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先日、ケトン体に関する発表があったので、まとめて紹介します。


①ケトン体とは
②炭水化物ありとなしの違い
③ケトン食
④てんかんにも
まとめ


①ケトン体とは

ケトン体は、 体の中にある脂肪からつくられます。
糖質を体の中に取り入れなかった時に、エネルギー源として使われるのが特徴です。
もう少し、ケトン体について詳しく知りたい方はこちら。


②炭水化物ありとなしの違い

ケトン体は、炭水化物、つまり糖質が体の中にない時に出てきます。
では、どのくらい炭水化物がある時とない時で差があるのでしょう。
それは運動量や筋肉量によって人それぞれ異なります。
ただ、炭水化物の普段を100とした場合、0ならかなりケトン体が出る、50ならその半分、といった具合です。
ケトン体の血液中の濃度が濃いほど、体重が増えにくいことが分かりました。
これを聞くと、すぐ試してみたいと思いますよね。
しかし、これは専門家による指導が特に必要です。
無理にケトン体を増やそうとすると、ビタミンやミネラルが欠乏して、日常生活に支障が出てしまうことがあるからです。


③ケトン食

ケトン食とは、ケトン体を作る食事のこと。
炭水化物をなるべく減らして、たんぱく質や脂質を中心に栄養を摂ります。
ここで注意したいのが脂質です。
脂質は揚げ物に含まれるものと、ドレッシングなどに含まれるものがあります。
あなたは、どちらがケトン食に適した脂質だと思いますか?
…それは、ドレッシングなどに含まれるサラサラした脂質です。
アマニ油やエゴマ油、オリーブオイルなどがその代表です。
揚げ物に使われる油は、一度加熱することによって酸化してしまいます。
血中コレステロールを上げる原因となりやすいため、脂質には気をつけましょう。


④てんかんにも

ケトン食は、病院では主にてんかんの食事療法に用いられます。
入院中に、実際に食べてみて慣れていただきます。
退院したら、ご自身やご家族がその食事療法を続けられるように管理栄養士がアドバイスをします。


まとめ
ケトン食を食べると、そうでない人に比べて体重が増えにくいことが分かりました。
しかし、ケトン食はビタミンやミネラル不足を招くことがあります。
また、食べる脂質の種類も気をつけなければいけません。
ケトン食は、てんかんの病気があって医師から指導を受けた人が適しています。
素人の方は、まねをしないようにしましょう。
もし、今あなたがケトンダイエットを行っているならば、脂質やビタミンB2、ミネラルをもう一度見直してみてはいかがでしょうか。

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