無力な子どもたちが犠牲になる「おかしい世の中」

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誰も救えなかった命

お父さんにぼう力を受けています。
夜中に起こされたり、起きているときにけられたり
たたかれたりされています。
先生、どうにかできませんか。

2019年1月、千葉県野田市の女の子(10)が自宅の浴室で死亡しました。
死因は、極度の衰弱とストレスと報じられました。

数日前から十分な睡眠と食事を与えられず、事件当日も朝からずっと立たされ、真冬の寒さのなか肌着一枚の姿で、冷たい水を幾度となく頭から浴びせられていたといいます。

女の子は日常的に身体的暴力をふるわれていた痕跡があり、あざの多くは腹部など衣服で隠れやすい場所に集中していました。

その後の調べで、父親が数年にわたって女の子を虐待し続けていたこと、その事実を女の子が小学校のアンケート調査でうち明けていたことがわかりました。

それが、冒頭に引用した4行の言葉です。

「すべてしつけだった」

捜査のなかで、父親はそう説明したそうです。

しつけであればなにをしても許されると思って幼い我が子にむごい行為を続けていたのでしょうか?

この事件では、数々の残酷極まる虐待行為に加え、そばにいた母親がそれを制止できなかったこと、虐待事実を認識していた児童相談所が介入しきれなかったことも明らかになりました。

このようなことが事実としてあり、事件として見えているのは氷山の一角で、水面下ではたくさんの虐待が行われているということです。

たとえ、過酷な環境で生き抜いたとしても、「三つ子の魂百まで」とことわざにあるように、毒親のもとに生まれてきた多くの子どもたちの人生に計り知れない悪影響を受けます。

しつけという名の体罰・暴力・暴言、あるいは夫婦喧嘩やDVを見せられるだけで、子どもの柔らかい脳は変形や萎縮するということが脳科学で証明されています。

その結果、さまざまな障害・病気・依存症・問題行動・自傷行為・犯罪として現れます。

ここからは今の日本に対してのボクが思う憤りや不信感についてお話していきます。

私はカウンセラーとして、過酷な環境で身体的虐待を受けて大人になった人や周りに助けを求められず性的虐待を受けて育った人の相談に乗ることもあります。

ほとんどの虐待被害者の多くは心理的虐待ですが、親のパーソナリティやメンタルにそれだけ問題があることが裏付けされます。

このコロナの影響で虐待やDVが急増しているのはみなさんご存知だと思いますが、虐待による死亡事例は年間50件を超え、1週間に1人の子どもが命を落としています。

厚生労働省のまとめによると、2019年度の児童虐待相談件数は19万を超えて、右肩上がりに増えています。

これは見えている件数のみで見えていない水面下の虐待や不適切な養育はもっと多く潜んでいると肌で感じています。

日本は高齢化社会で「日本は終わっている」とか、「次世代の子どもたちに明るい未来」と綺麗事を言っている政治家はなにをやっているのでしょうか?



穴が空いているバケツの穴を塞がずに、ただ水を入れ続ける行為ですよね。

子どもの出生率も大事ですが、それよりも今生きている子どもたちの理不尽な死亡率を下げることの方が国として、社会として、大事だと思うんですが?

例えて言えば、収入を得ても、支出を減らさなければ、お金が貯まらないのと一緒です。

それで、高齢化社会がどうのこうのと言っている国のお偉いさんたちを不信に思わずにはいられません。

昔よりは虐待に対して法改正があり、厳しくなって、認識が上がったとは言え、虐待加害者の罪も軽すぎると思います。

それに加え、ニュースでは悲惨な虐待事件があったと報道して終わりで、その親がどうゆう人間だったのか?

どんな生育歴だったのか?などの大事なことを伝えません。

それじゃ、視聴者は「酷い事件もあるもんだ、うちには関係ない」と終わってしまう人が多いんではないかと思います。

結果的に国民ひとりひとりが虐待に対して、なかなか認識が上がりません。

だからこそ、報道では子どもを殺してしまう親の心理はなんなのか?

虐待をする親の状態はどうなっているのか?

そもそも、なぜ虐待が起きるのか?

毒親とはなんなのか?

という視点で報道して、原因究明、虐待問題に対策していくこと方が大事だと思います。

そして、被害者が加害者の親を責めるのはいいと思いますが、社会や周りがただ毒親や毒親育ちと言っている人を責めるだけでは虐待や不適切な養育は無くなりません。

よって、いじめ・引きこもり・非行・犯罪・自殺も無くなりません。

だからこそ、原因を突き止めて、子どもと同時に親や養育者のメンタルを癒やしていくことが大事だと思います。

私はこんなにも子どもたちに優しくない社会を少しでも「親子に優しい社会」に変えたい思いがあります。

そんな想いで今回のブログを投稿しました。

最後に虐待を受けている、受けてきた「生きづらい人」に向けて言いたいことがあります。

なによりも自分の命を大事にしてください。

虐待を受けている人、受けてきた人は1ミリも悪くないので自分を責めないでください。

声を出せるのならば身近な人に声を出してください。

声が出せない状況であれば、自分を守るために証拠の写真・スマホの録音・されたことをメモにとっておいてください。

もし身の危険が及ぶ場合は児童相談所ダイヤル189へ電話をしてください。

子は親を選べません。でも生き方は自分で選べます。

親から無意識に洗脳されて、不幸になる人生

自分の意識で選択して、幸福になる人生

あなたはどちらを選びます?

ここまで長らく、読んでいただきありがとうございました。














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