メンタライゼーションとは、自分と相手の心を想像する力

メンタライゼーションとは、自分と相手の心を想像する力

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コラム
ToMが育ってくると、次に大切になるのがメンタライゼーションです。

メンタライゼーションとは、自分や相手の心の状態を想像し、理解しようとする力です。

「あの子は、なぜ黙ったのだろう」
「先生は、なぜ注意したのだろう」
「自分は、なぜこんなに怒ったのだろう」

このように、行動の奥にある気持ちや考えを推測する力です。

小学校に入ると、子どもは複雑な集団生活の中で、この力を少しずつ育てていきます。

しかし、ギフテッドや2Eの子どもは、ここでつまずくことがあります。

知的には早熟で、難しい内容を理解できる。
けれど、相手の気持ちを読むことや、自分の感情を調整することは苦手。

このズレが、学校生活での苦しさにつながります。

友だちに強く言いすぎる。
先生の意図が分からず反発する。
自分の正しさを優先してしまう。
集団の中で孤立する。

保護者から見ると、「どうしてこんなに分かっているのに、人間関係ではつまずくのか」と感じるかもしれません。

でも、知的理解と対人理解は、同じ速度で育つわけではありません。

だからこそ、子どもに「人の気持ちを考えなさい」と言うだけではなく、具体的に一緒に振り返ることが必要です。
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