「寝ようとしても眠れない…」「眠れない日がずっと続いている…」
そんな慢性不眠の背景には、「不眠を長引かせてしまう要因」があることをご存知ですか?
不眠が長引く理由は「3つの要因」が関係
不眠には、始まりやすさ・きっかけ・長引く原因の3つがあるとされており、これは「3Pモデル」と呼ばれています。
まず、不眠になりやすい体質や性格(たとえば心配性や眠りが浅いなど)があり、なんらかのストレスなどをきっかけに不眠が始まりやすくなります。これが「素因(Predisposing factors)と「増悪因子(Precipitating factors)と呼ばれるものです。
そして、問題なのが、その後に続く「遷延因子(Perpetuating factors)」です。
遷延因子(せんえんいんし)とは?
遷延因子とは、「不眠を長引かせてしまう行動や考え方」のことです。
たとえば、
・「今日は眠れるかな…」と毎晩不安になる
・寝ようとしていつもより早く布団に入る
・寝られなかった分、昼寝で調整しようとする
・寝る直前まで寝床でスマホを見てしまう
こうした行動や思考が、脳や体を目覚めさせてしまい、眠れない状態をさらに強めてしまうのです。
治療のポイントは「遷延因子」の見直し
一度始まった不眠を改善するには、この「遷延因子」を少しずつ手放していくことが大切です。
薬だけでは不眠の根本的な解決にはつながらないことが多く、考え方や習慣を整えていくこと(認知行動療法)が、不眠の改善に有効とされています。
まとめ
不眠は、「性格だから仕方ない」とあきらめる必要はありません。
眠れないことに対する不安や、眠るための行動がかえって逆効果になっている場合もあります。
「少しずつ習慣を見直してみる」
まずは、「少しずつ習慣を見直してみる」ことから始めてみませんか。
なお、睡眠習慣を一人で整えるのが難しい、やり方が分からない方には、ゆっくり一緒に取り組んでいくサポートも行っています。
気になる方はお気軽にメッセージお待ちしております。