彼のドタキャンは傷つくけど、猫のドタドタはかわいい
心のスキマを、4本足が埋めてくれる。 「ごめん、今日ちょっと無理かも」その一言、スマホの通知で見た瞬間、胸の奥がズンと重くなる。約束を楽しみにしてた分だけ、裏切られたような気持ちになる。頭では「忙しいんだよね」「仕方ないよね」って思ってる。でも心はそんなに器用じゃない。「私って、優先順位低いんだな」そんな風に考え始めたら、あとはもう、ネガティブループにまっしぐら。でもそんな時、部屋の奥から~ドタッ、ドタドタッ!と勢いよく走ってくる音。猫です。うちの猫は、なぜか夜になるとテンションが上がるタイプ。夜の運動会と呼んでるけど、そのドタドタ音が、なんとも癒し。彼のドタキャンに傷ついた心を、猫のドタドタがやさしくなでてくれる。意味不明なタイミングでカーテンをよじ登ったり、突然ダッシュしたり。もう、理由なんていらない。かわいければ、すべて許せる。 「期待すること」と「信じること」はちがう人に期待して、傷つく。これは恋愛あるある。でも猫には、そもそも期待してない。「今日、遊んでくれるかな」「そばにいてくれるかな」ってちょっと思うけど、来なかったら来なかったで、「まあ、猫だしね」で終わる。それって、ある意味、信頼のかたちなのかも。“自由でいていいよ、でも戻ってくるって知ってるから”っていう信頼。彼にも、そんな風に思えたらよかったのに。そんな風に、心のゆとりが持てたら、もっと違ったかもしれない。でもそれができないのが「人間関係」ってやつで、それができちゃうのが「猫との関係」なんだよなあ。 やさしさは、かわいさの中にある猫って、人の感情を空気で読む天才。こっちが落ち込んでると、いつもよりそっと近づ
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