ため息ひとつで、その人の物語まで感じてしまう

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カフェで隣の席に座った人が、
深い、深い、ため息をついた。

一度、二度、三度。

その音を聞いただけで、
私は胸がじんわり重くなった。

(仕事で何かあったのかな…)
(誰かとすれ違ってしまったのかな…)
(今日は、しんどい日なのかな…)

感受性が高い人の脳内は、
他人のため息ひとつを
“悩みのタロットカード”みたいに読み始める。

もちろん、真相なんてわからない。
ただ、ため息の深さやスピードで
人の気持ちを感じてしまうのだ。

その人が席を立つ前、
ふとコーヒーを一口のんで、
少しだけ肩の力を抜いた瞬間があった。

そのわずかな変化に、
私は勝手にホッとしていた。

(よかった。少し楽になったね)

どこの誰とも知らない人だけど、
その人が帰り道でちょっと元気になりますように、と
その場で小さく祈った。

感受性が高いって、
疲れるけど、
やさしさの分だけ世界が柔らかく見える。

私は、その柔らかさが好きだ。
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