ネットワークとの付き合い方4-パケットキャプチャー解析
ネットワークで問題が発生した場合には、ネットワークコマンド(pingなど)を使って原因究明するのが一番多いですが、色々調べてもわからなかったときに、一番たよりになるのがパケットキャプチャーではないでしょうか。
なんでネットワークを扱うのが難しいのかって、ネットワークが目に見えるものではないからだと思います。
ところがパケットキャプチャーできれば通信しているデータが見えてしまうのですから、これは強力です。
これまで、パケットキャプチャーする環境構築に苦戦しておりましたが、今回はネットワークの可視化したものを眺めます。パケットキャプチャーの実施
私が作業しているシェアーオフィスで実施しました。
朝9時前に私を含めて、数名しかいない時間から、5,6名の会員が来て、Web会議なども実施する状況で1時間弱の間キャプチャーしました。
Wifiは Wifiアダプタ TP-Link Archer T2U PLUSを接続して、自端末の通信のみを取得するのではなく、該当チャンネルで飛び交うパケットを全て取得できるモニタモードで収集しました。
これによって、無線波の管理・制御フレームとデータフレームの割合などから、無線効率を確認したり、モバイル端末が接続するときのネゴシエーションから問題の切り分けができたりします。
ただし、あまりヴィジュアルとして訴求できなかったので、わかりやすいラズパイ内臓Wifiによる、etherフレーム以上のパケットから可視化したヴィジュアルをあげます。
1.プロトコル階層統計:メニュー「統計」→「プロトコル階層」
【 wlan0 - プロトコル階層 】【 wlan0 で
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