こんにちは皆様。
昔マネーの虎って言う番組が有ったらしい(私は見た記憶が無い)、そのマネーの虎のアメリカ版の番組で奇妙なビジネスが有ったらしい。
「ポテト・パーセル」と命名されたそのビジネス、9.99ドルでじゃがいもに手書きのメッセージを書いて郵送するビジネスで、これに投資する実業家が居て、成功の方に傾いているらしい。
ポテトにメッセージ?食べちゃったら終わり、ジャガイモがしなびれたら終わり、なのですが何故か売り上げ好調。
手紙ならもっと安くて残るのと思っているのは私だけで、残らないからこそ良いのかも知れない、いやSNS全盛の時代、写真を乗せるにはジャガイモか?
ジャガイモで愛を語る時代になったのか、それともそれ以外のメッセージツールがありきたりなのか、私には解らないが、ジャガイモにプリントして送るのにお金を払う時代が来たのだ。
物を売るビジネスが伸びずにサービスを売るビジネスが伸びる時代、何が売れるかは解らない。
SNSで流行ったとか、テレビで紹介されたとか色々あるけど、その裏ではちゃんと人が手を煩わせて作っている。
機械化されたと言っても、人間は必要で誰かの手によって作られたものを、運送屋さんの手によって運ばれてくる。
ITでは出来ない仕事がそこにある、私達はそれを忘れつつあるのじゃ無いかと思う。
ネットで注文したら次の日には家に在る、それ自体が大変な事なのだと考えるべきなのかもしれない。
肉屋のバイトで「今日頼んだら明日には着くやろ?」と言われるお客さんの多い事。
今から肉切って包装して梱包して(お店の業務をしながら)6時ごろにはヤマトさんに持っていって貰わないと、次の日に着くことは出来ない、6時閉店まで忙しければ肉を包装梱包出来ない。
ヤマトさんも都合で絶対は無く、状況によっては配達が遅れてしまう。
実は出来ない尽くしの中で仕事をしていて、ネットワークビジネスの裏には物凄いローテクが潜んでいるのを感じる。
どんな時代になってもローテクは無くならない、ネットで頼んだ商品が遅くなっても、大きな目で見てみましょうか。
此の所私はそう思っている。
いつも、有難う御座います。