この投稿はこのような方に向いています
・5Gをいまいちまだよく分からない
・話のネタにざっくり知っておきたい
「月に1人紹介すれば〇万円、紹介料がもらえるよ」などとうたった美味しい話しには裏がある。筆者もねずみ講の講演に行き、あやうく友達を失うとこでした。そうです。美味しい話しには裏があるんです。が、今回は5Gのメリットのみを掲載してみました。そのうち、その裏側も紹介できたら。。。
そもそも5Gとは
皆さん、ご存知ですよね?スマホになる前から、携帯電話では3Gや4Gといったことがテレビで出ていました。最近、改めてテレビやネットでは声高に5Gと宣伝していますね。
5Gとは「5TH generation」の略で、第5世代のモバイル通信規格の事を指しています。
平野ノラがネタで持っているような、巨大な移動型電話が第1世代で、なんと5番目にあたるんですねぇ。巨大な移動型電話が、今ではポケットサイズで、ゲームもできちゃいますからね。とんだ進化ですよ。
「へぇ~第5世代ねぇ。で、4Gと何が違うの?」と思う方が多いでしょう。その違いについて解説してみます。
1.高速大容量通信
まずは、なによりもこれです!4Gより100倍通信速度が速い!
例えばネットフリックスで2時間のドラマを見たいと思った時、4Gのスマホではダウンロードに5分かかります。
しかし理想的な環境では、5Gではなんと!3秒!で完了します。これは待ち時間も少なくストレスフリーになりそうですね。
さらに通信容量が向上することで、地下鉄やお祭り、花火大会の混雑時の通信速度が4Gよりも向上します。
待ち合わせまでの時間を有意義に過ごせるかもしれませんね。
またVR、AR、8K映像配信に革命が起きます。特に8K映像配信には通信速度が肝になります。テレビを見ていて途中で止まるということもなくなるでしょう。
2.低遅延
通信電話では概ね、話している人と聞いている人の間に、4Gでは10ミリ秒の遅れがあります。
これが5Gになると1ミリ秒となります。
スマホで話しながら待ち合わせ場所に向かうとき等、相手の声が遅れたり、途切れたりすることはなくなるでしょう。
また遠隔操作する場合には不可欠なシステムです。
自動運転技術においては、遅延がある事で、即事故へとつながります。
ネットワークの遅れが解消することで、更に事故のない街づくりができそうですね。
更に工場や農場に応用することで、スマートファクトリー、スマート農場にも利用することが可能でしょう。
工場や農場で働く人材が減少しており、人手不足は年々増えています。
そこでネットワークの力を使うことで、一度に多くの生産性を上げる事ができそうですね。地方の農家さんたちは助かりそうです。
3.多数同時接続
5Gになることで、1平方キロメートルあたり100万台の機器が同時接続可能になります。
私たちの日常には欠かせなくなってきているIoTやクラウドゲーム、eスポーツなどが、より便利に利用することが出来るようになります。
また病気になった時、やはり有名なお医者様に手術をしてほしいなどの希望はありますよね。
しかし、有名なお医者様ほど多忙です。
そこで利用できるのが5Gです。ネットワークを駆使して、遠くにいるお医者様の手術でも、身近に高度な医療を受ける事ができるようになってきます。
このように4Gから5Gになることで、様々な恩恵を私たちは受けることが出来ます。まだまだ課題は多いようですが、最後に簡単に課題を解説して終わりにしたいと思います。
これからの課題
1つ目は、データ通信を行うのに基地局が必要なんです。
日本全国で97パーセントをカバーしているNTTドコモでも、4Gを5Gにするのに5年を必要とします。
都心部では基地局も多く、通信環境も整っていますが、地方にいくと5Gの恩恵を受けるのに、5年以上かかりそうですね。
2つ目は、料金設定に国が関与したことで、電気通信事業法の改正があり、スマホの料金の引き下げが行われました。
それにともない基地局はどんどん作っているものの、5G対応スマホががなかなか売れていません。
3つ目は、まだ研究段階ですが、6G(第6世代モバイル通信規格)の開発です。2018年100GBPSデータ送信する技術開発にNTTドコモが成功しています。
5Gになることで、より楽しい、より便利な、より快適な日常を送れそうな気がします。