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【0020_カーテンウォール工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

都会のビル群を彩るスタイリッシュな「カーテンウォール」。意匠の要である一方、巨大な部材をミリ単位の精度で取り付ける高度な管理が求められます。 今回は、建物の「顔」を完璧に仕上げるための知恵を監理指針から紐解いていきましょう♪01 「カーテン」という名の通り、重さは支えない!? カーテンウォールは、その名の通り「帳壁(つるし壁)」です。建物の重さ(自重)を支える構造的な役割は持たず、あくまで外部からの風や雨を遮る「幕」としての役割に特化しています。 そのため、軽量であることが求められ、建物の骨組みの動きに柔軟に追従できる構造になっているのが最大の特徴です。参考:監理指針17.1.102 最大の敵は自重ではなく「風」!? カーテンウォールに最も大きな影響を与える力は、実は「風」です。指針では、建物の高さや地域の気象条件に合わせて「風圧力」を計算し、それによって部材の太さやガラスの厚みを決定することを求めています。 台風などの強風にさらされても、部材が大きくたわんだり、ガラスが破損したりしない安全性が第一の品質基準です。参考:監理指針17.2.103 オーダーメイド品は「予行演習」が必須!? 特定の建物のために設計されたカスタム製品(オーダーメード)の場合、本番の施工前に「性能試験(モックアップテスト)」を行うことが原則です。 実物大の試験体に実際に強風や豪雨、地震の揺れを再現してぶつけ、設計通りの性能が出るかを科学的に証明します。 この試験をパスして初めて、工場での製作が許可されるのです。参考:監理指針17.2.2 カーテンウォールは、建物の機能を守る強固な盾であり、美しさを表現す
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【0021_防水工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

 現場を飛び回る皆さん、いつもお疲れ様です!今回は建物の「寿命」を左右する、新築時の「防水工事」について、絶対に守るべきルールを分かりやすく解説します!実務の現場パトロールで即座に使える知識を蓄えていきましょう♪01 雨上がりの施工、乾いて見えてもNG? 降雨や降雪の後は、表面が乾いているように見えても、下地の乾燥が不十分な状態であれば防水施工を行ってはいけません。 下地内部に水分が残っていると、後から日光などで熱せられた際に水蒸気が発生し、防水層の「膨れ」を引き起こしてしまいます。 監理者は、表面だけでなく芯まで乾いているか、水分計などを用いて客観的な数値で確認することが求められます。参考:監理指針 9.1.302 気温5度以下は「防水工事」のイエローカード? 防水工事は、気温が著しく低下した場合(一般に5℃以下)は原則として施工を行わないこととされています。 低温下では材料の硬化反応が極端に遅れたり、水分が凍結して材料が変質したりして、本来の防水性能を発揮できなくなるからです。 冬場の現場では、その日の日中だけでなく、夜間の冷え込みまで予測して作業の中止を判断するのが監理者の重要な仕事です。参考:監理指針 9.1.303 シーリングの「試し塗り」が命を救う? シーリング材などの防水材を塗る際、たとえ設計図書で指定された材料であっても、事前に「接着性試験」を行うことが強く推奨されます。 特にカーテンウォール等の表面仕上げ(ふっ素樹脂塗装など)によっては、防水材が全くくっつかないことがあるからです。 カタログ値を過信せず、その現場の下地で実際に確かめるのが、雨漏りを防ぐプロの鉄
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【0022_地盤調査】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

皆さま、今日もお疲れ様です!ついに新築編の監理指針も、最後の章である「地盤調査」まで辿り着きました。 建物を支える大地の「健康診断」とも言えるこの工程、確実な品質管理のための知恵をお届けします♪01 「予備」と「本番」、調査の二段構えが基本! 地盤調査は、いきなり掘り始めるのではなく、既存の資料や周辺の状況を調べる「予備調査」から始まります。 予備調査で地層の構成をある程度推測し、それに基づいて最適な調査方法や範囲を計画する「本調査」を行うことで、手戻りのない確実なデータが得られます。参考:監理指針24.1.102 地下にある「お宝」や「パイプ」を壊さないために ボーリングなどの調査を始める前、最も重要なのが「地下埋設物」の確認です。 既存図面のチェックだけでなく、必要に応じて現地で試掘などを行い、水道管やガス管、通信ケーブルを傷つけないよう細心の注意を払うことが、事故を未然に防ぐ監理の第一歩です。参考:監理指針24.1.103 「N値」が語る、地中の本当の硬さ 標準貫入試験で得られる「N値」は、地盤の硬さや締まり具合を判定する最も一般的な指標です。 重さ63.5kgのハンマーを落として、試験用サンプラーを30cm打ち込むのに必要な打撃回数を測ります。 監理者は、この数値の推移から、設計通りの「支持層」に確実に達しているかを判断します。参考:監理指針24.1.2 これで新築工事監理指針のすべての章を網羅しました!目に見えない地中の世界を、指針のルールという眼鏡を通して正しく見つめる。 その誠実な姿勢が、何十年経っても揺るがない信頼の施設を作り上げます。 新築編にお付き合いいただ
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【0019_コンクリートブロック・ALCパネル及び押出成形セメント板工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

 建物の形がはっきりと見え始め、いよいよ壁が立ち上がるワクワクする時期ですね! 今回は、耐震性や防火性の要となる「ブロック・ALC・ECP工事」から、現場で即座にチェックしたい三つの知恵をお届けします。01 ブロックを積む前、なぜ「水」をかけるの? ブロックを積む直前、接着面に水をかける「水湿し」は非常に重要な工程です。 乾燥したブロックのままだと、モルタルの水分を急激に吸い取ってしまい、接着不良(ドライアウト)を起こすからです。 ただし、べちゃべちゃに濡らしすぎてもモルタルが流れてしまうため、「適度に」湿らせる職人の加減が品質を左右します。参考:監理指針8.2.302 横筋の入れ方、実は「高さ」が重要!? ブロック壁を補強する横筋は、ただ並べれば良いわけではありません。 指針では、ブロックの溝の中に正しく納まり、かつ周囲に十分なモルタルが回るような位置にセットすることを求めています。 鉄筋がブロックに直接触れていると、錆びやすくなり強度が保てません。モルタルの中に「浮かせる」ように配置されているかがチェックポイントです。参考:監理指針8.2.303 充填モルタル、「つつく」のが合格の秘訣?このラインより上のエリアが無料で表示されます。 補強ブロック造の空洞部にモルタルを流し込む際、ただ流し込むだけでは中に空隙が残ってしまいます。 指針では、棒などで入念に「つつき固める」ことを推奨しています。 これにより、鉄筋とブロックが一体化し、地震に強い壁が完成します。 見えなくなる「中身の密度」こそ、監理者が目を光らせるべき場所です。参考:監理指針8.2.3 壁は建物の美観をつくるだけで
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【0018_植栽及び屋上緑化工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

 建物の竣工が近づき、現場に潤いを与える「植栽工事」。コンクリートや鉄の管理とは異なり、「生き物」を扱うからこその難しさと楽しさがあります。 今回は、緑豊かな施設を末長く維持するための知恵を、監理指針から紐解いていきましょう♪01 植栽材料は「一律の基準」が作れない!? 植栽に用いる樹木や芝、土壌などは、工業製品とは異なり「天然素材」です。そのため、指針では全ての材料に一律の数値を当てはめるのが困難であると認めています。 監理者は、地域性や現場の状況を考慮し、個々の樹木の形状や品質が設計図書の意図に合っているかを、柔軟かつ誠実に判断することが求められます。参考:監理指針23.1.202 植え付けの「時期」には特等席がある? 樹木には、移植に適した「適期」がハッキリと存在します。指針には種類ごとの適期表があり、これを外れると枯損(こそん)のリスクが飛躍的に高まってしまいます。 もし工程の都合で真夏や真冬に植えなければならない場合は、蒸散防止剤の散布や入念な養生など、特別な対策を受注者に提案させる必要があります。参考:監理指針23.1.303 「根切り底」の排水性が成功の8割!このラインより上のエリアが無料で表示されます。 どれだけ良い木を植えても、穴の底に水が溜まってしまうと根腐れを起こします。指針では、植栽基盤の「排水性(透水性)」を必須の確認事項としています。 特に粘土質の地盤では、穴の底を深く掘ったり、排水層を設けたりする工夫が必要です。監理者は、植える前の「穴の底」の状態を厳しくチェックしなければなりません。参考:監理指針23.1.3 いかがでしたか? 「植栽工事」は、図
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【0017_舗装工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

 建物の周りを美しく、そして使いやすく整える「舗装工事」。屋外作業がメインとなるため、天候や気温に左右されやすく、監理者の判断力が試される工種でもあります。 今回は、現場の足元を完璧に仕上げるための知恵を、監理指針から分かりやすくお届けします♪01 公共建築の「舗装」は道路とは違う!? 指針に定められている舗装は、建物の周囲に施工される「構内舗装」を対象としています。 一般的な公道の仕様とは異なり、歩行者や施設の車両が通ることを前提に、厚さや締固めの程度が最適化されています。そのため、安易に道路公社の基準をそのまま当てはめるのではなく、指針に基づいた「敷地内」のルールを確認することが重要です。参考:監理指針22.1.102 舗装の寿命は「路床(ろしょう)」で決まる! 舗装の表面がどれだけ綺麗でも、その下の「路床(舗装を支える地盤)」が軟弱だと、すぐにひび割れや沈下が生じます。 指針では、路床の沈下を防ぐため、必要に応じて地盤の改良や、排水を考慮した施工を求めています。 見えなくなる土台の強さを数値で確認することが、長持ちする舗装の第一歩です。参考:監理指針22.1.203 アスファルトは「温度」が命!?このラインより上のエリアが無料で表示されます。 加熱式アスファルト混合物は、現場に届いた時の温度管理が極めて重要です。 温度が下がりすぎると、ローラーで転圧しても十分に固まらず、スカスカの仕上がりになってしまいます。 指針では、適切な温度範囲で速やかに敷き均し、締固めを完了させる「スピード感」のある管理を求めています。参考:監理指針22.1.1、22.4.1 舗装工事は、建物の外
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【0016_排水工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

 現場の「水」を制する者は、現場の「信頼」を制す!今回は、建物の外回りで行われる地味ながらもトラブルが多い「排水工事」をピックアップ。 雨水をスムーズに逃がし、地盤を守るための知恵をマスターして、スマートな現場管理を目指しましょう♪01 「排水工事」の守備範囲は配管だけじゃない!? 公共建築における排水工事は、地下に埋める排水管だけを指すのではありません。 敷地内の雨水を流す「街きょ(側溝)」や、歩道との境界をつくる「縁石」、さらにはそれらを集める「桝」の設置までが、すべてこの工種の範囲に含まれます。 雨の日の現場をイメージしながら、敷地全体の「水の流れ」を立体的に管理するのが監理者の役割です。参考:監理指針21.1.102 配管の「深さ」、浅すぎるとどうなる? 排水管を埋める深さ(かぶり厚さ)は、原則として「600mm(60cm)以上」と決められています。 外構工事の段階では「500〜1,000mm」程度が標準的な数値ですが、これより浅いと、上に載る車両の重みで管が潰れたり、冬場に管内の水が凍って膨張し、管を破裂させたりするリスクが高まってしまいます。参考:監理指針21.1.603 配管同士は「500mm」離すのがプロの作法!このラインより上のエリアが無料で表示されます。 給水管と排水管が並んで埋設される場合、管の間隔は「500mm以上」離すのが原則です。 これは、将来のメンテナンスや修理の際に、作業スペースを確保するため、そして万が一の漏水時に互いに影響を与えないようにするための合理的なルール。 「埋めてしまえば同じ」と思わず、掘削段階でこの距離感を死守しましょう。参考:監
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【0015_ユニット及びその他の工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

 現場で「これ、ユニット製品だから置くだけでしょ?」なんて思っていませんか?実は、出来合いのものを扱うからこそ、監理者の「見る目」が問われるのがこの工種です。今回は、手離れが良いからこそ見落としがちな、ユニット工事の品質を守る知恵を凝縮しました!01 ユニットの材料、「お任せ」はトラブルの元!? ユニット工事やプレキャスト製品に用いる材料は、原則として「所定のもの」でなければなりません。 しかし、既製品の場合はメーカーの標準仕様で進みがちです。指針では、JIS等の公的規格がない材料でも、施工図や品質計画でその品質を明確にし、監理者が検討・承諾することで初めて材料が「確定」すると定めています。参考:監理指針20.1.202 「傷ひとつ」が命取り?ユニット製品の厳しい合格基準! ユニット製品の仕上がり状態は、「出来ばえとして認められないような傷や汚れがない状態」であることが求められます。 現場で後から補修するのが難しい製品が多いため、搬入時のチェックが非常に重要です。客観的な判断が難しい場合も多いため、あらかじめ品質計画で許容範囲を定めておくのがプロの工夫です。参考:監理指針20.1.203 フリーアクセスフロア、「音」が不合格の合図?このラインより上のエリアが無料で表示されます。 オフィスなどで使われるフリーアクセスフロア(OAフロア)ですが、歩いた時にガタついたり、異常な音(金属音など)がしたりすれば、それは不合格です。 指針では、使い勝手や耐久性に有害な欠陥がないことを求めており、特に「ガタつき」は経年劣化を早める大きな要因となるため、初期の建込み精度がすべてを決めます。参考
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【0014_内装工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識

 内装仕上げが始まると、現場はいよいよ完成間近という雰囲気になりますね! 今回は、建物の「使い心地」と「健康」に直結する「内装工事」から、プロなら見逃せない知恵をご紹介します。 現場での品質パトロールにぜひお役立てください♪01 ビニル床シートは「お昼寝」が必要!? 現場に届いたばかりのビニル床シートをすぐに広げて張るのはNGです。 ロール状に巻かれていたシートには巻きぐせがついているため、施工の24時間前には使う部屋に運び込み、仮敷きして現地の温度に馴染ませる(アクリマゼーション)必要があります。 この一手間を省くと、後でシートが浮き上がったり、目地が隙間だらけになったりする原因になります。参考:監理指針19.2.302 ボードの継ぎ目、十字に交差させるのは「素人」の証? 石膏ボードを張る際、縦と横の継ぎ目が十字に交差する「芋目地(いもめじ)」にしてはいけません。 指針では、継ぎ目が互い違いになる「千鳥(ちどり)張り」を原則としています。 十字に交差すると、そこからひび割れが起きやすくなるためです。壁の強度と美しさを守るための、内装工事の鉄則ですね。参考:監理指針19.7.303 塗床の天敵、コンクリートの「汗」にご用心!このラインより上のエリアが無料で表示されます。 合成樹脂塗床を施工する場合、下地コンクリートの乾燥状態が仕上がりを左右します。 表面が乾いていても、内部に水分が残っていると、後から水蒸気が発生して塗膜がポコポコと膨れてしまいます。 監理者は水分計を使い、含水率が規定値(一般に8%以下)まで下がっていることを数値で確認してから、GOサインを出さなければなりませ
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