建物の周りを美しく、そして使いやすく整える「舗装工事」。屋外作業がメインとなるため、天候や気温に左右されやすく、監理者の判断力が試される工種でもあります。
今回は、現場の足元を完璧に仕上げるための知恵を、監理指針から分かりやすくお届けします♪
01 公共建築の「舗装」は道路とは違う!?
指針に定められている舗装は、建物の周囲に施工される「構内舗装」を対象としています。
一般的な公道の仕様とは異なり、歩行者や施設の車両が通ることを前提に、厚さや締固めの程度が最適化されています。そのため、安易に道路公社の基準をそのまま当てはめるのではなく、指針に基づいた「敷地内」のルールを確認することが重要です。
参考:監理指針22.1.1
02 舗装の寿命は「路床(ろしょう)」で決まる!
舗装の表面がどれだけ綺麗でも、その下の「路床(舗装を支える地盤)」が軟弱だと、すぐにひび割れや沈下が生じます。
指針では、路床の沈下を防ぐため、必要に応じて地盤の改良や、排水を考慮した施工を求めています。
見えなくなる土台の強さを数値で確認することが、長持ちする舗装の第一歩です。
参考:監理指針22.1.2
03 アスファルトは「温度」が命!?
このラインより上のエリアが無料で表示されます。
加熱式アスファルト混合物は、現場に届いた時の温度管理が極めて重要です。
温度が下がりすぎると、ローラーで転圧しても十分に固まらず、スカスカの仕上がりになってしまいます。
指針では、適切な温度範囲で速やかに敷き均し、締固めを完了させる「スピード感」のある管理を求めています。
参考:監理指針22.1.1、22.4.1
舗装工事は、建物の外観をグッと引き締め、利用者の安全を支える「おもてなし」の工程です。
目に見える部分の美しさと、目に見えない路盤の強さを両立させる。そんな誠実な監理が、高品質な施設を生み出します。
現場の最前線で戦う皆さんの眼光が、今日も確かな品質を守っています!
舗装が終われば、現場はいよいよ外構の仕上げ、そして植栽へと進みます。
建物の周囲が整っていく様子は、何度経験してもワクワクするものですね!次回の豆知識も、皆さんの実務に寄り添う情報をお届けします。
どうぞお楽しみに♪