【0021_防水工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

【0021_防水工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

記事
学び
 現場を飛び回る皆さん、いつもお疲れ様です!今回は建物の「寿命」を左右する、新築時の「防水工事」について、絶対に守るべきルールを分かりやすく解説します!実務の現場パトロールで即座に使える知識を蓄えていきましょう♪

01 雨上がりの施工、乾いて見えてもNG?
 降雨や降雪の後は、表面が乾いているように見えても、下地の乾燥が不十分な状態であれば防水施工を行ってはいけません。
 下地内部に水分が残っていると、後から日光などで熱せられた際に水蒸気が発生し、防水層の「膨れ」を引き起こしてしまいます。
 監理者は、表面だけでなく芯まで乾いているか、水分計などを用いて客観的な数値で確認することが求められます。

参考:監理指針 9.1.3

02 気温5度以下は「防水工事」のイエローカード?
 防水工事は、気温が著しく低下した場合(一般に5℃以下)は原則として施工を行わないこととされています。
 低温下では材料の硬化反応が極端に遅れたり、水分が凍結して材料が変質したりして、本来の防水性能を発揮できなくなるからです。
 冬場の現場では、その日の日中だけでなく、夜間の冷え込みまで予測して作業の中止を判断するのが監理者の重要な仕事です。

参考:監理指針 9.1.3

03 シーリングの「試し塗り」が命を救う?
 シーリング材などの防水材を塗る際、たとえ設計図書で指定された材料であっても、事前に「接着性試験」を行うことが強く推奨されます。
 特にカーテンウォール等の表面仕上げ(ふっ素樹脂塗装など)によっては、防水材が全くくっつかないことがあるからです。
 カタログ値を過信せず、その現場の下地で実際に確かめるのが、雨漏りを防ぐプロの鉄則です。

参考:監理指針 9.7.2

 建物を雨から守る防水工事は、目に見えなくなる「下地」と「工程」の管理がすべてです。
 今回の知識を胸に、妥協のない誠実な現場管理を貫いていきましょう。皆さんの厳しい眼光が、建物の未来を支えます!

 現場管理をスマートにするための「武器になる知識」は、これからも定期的にお届けします。
 皆さんの日々の仕事がより自信に満ちたものになるよう応援しています!また次の記事でお会いしましょう♪
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す