建築士が暴露!注文住宅の見積りで絶対に損しない方法
プロだからこそ言える注文住宅の裏話私は、大工として現場で家を建ててきた職人であり、同時に一級建築士として設計の仕事もしていますこの両方の立場から、注文住宅の「見積もりのカラクリ」については誰よりも詳しい自信がある。長年、数えきれないほどの見積もりを見てきたが、正直なところ…「これは明らかにぼったくりだな」と思うものも少なくない。例えば、こんな経験はないだろうか?最初の見積もりと最終金額が全然違う! ・「オプションを追加しないと住み心地が悪くなる」と言われる ・「この価格が限界」と言われたのに、交渉したら簡単に下がったこれは偶然ではなく、住宅業界の仕組みとしてそうなっている。今回は、「現場を知る大工」×「設計のプロである建築士」だからこそ語れる、見積もりの落とし穴と、損をしないための具体的な対策を紹介しよう。1. 注文住宅の見積もりは、最初から「安く見せる」仕組みになっている家づくりを始めたばかりの人は、「見積もり=最終金額」だと思っていることが多い。しかし、ハウスメーカーや工務店の見積もりには、ある「仕掛け」がある。🏠 仕掛け①:最初の見積もりは「最低グレード」で出されるよくあるのが、「建物価格1,500万円!」と安く見える広告。しかし、これは本当に最低限の仕様で、「そのままでは住めないレベル」のことが多い。現場でよくあるパターンが、床材・キッチン・ドア・外壁などのグレードが最低限になっていることだ。実際のところ、床材:傷がつきやすい合板(アップグレードすると+50万円)キッチン:狭くて収納が少ないもの(標準仕様だと使いづらい)外壁:汚れがつきやすく、メンテナンスが大変な素
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