注文住宅っていくらかかるの!?相場と種類まとめ

※この記事は、私個人が運営する弱小ブログのリライト記事になります。

後日、参考データを最新のものに修正予定です。

建築費相場は、ここ数年で高騰しております。

前回の記事では、建売住宅と注文住宅のメリットとデメリットをまとめました。

さて、この記事では注文住宅に焦点を当て、相場や種類、注意したい点を解説していきます。

注文住宅とは

注文住宅とは、住宅の設計から竣工までを、設計士さんと一緒に打ち合わせを重ねながら、創ることができる自分だけのオリジナルの住宅です。よくお昼のワイドショーでやっている建築家が設計した素敵な住宅紹介などを思い浮かべればイメージが湧くと思います。

注文住宅の費用相場

まずは一番きになる価格の相場から見ていきましょう。

ここでは、「2018年度フラット35 注文住宅融資利用者の主要指標（注文住宅全体）」を参考にして注文住宅の相場を解説していきます。

注文住宅(土地含まず)の所用費用全国平均は、3395万円となっており、2014年度以降、4年連続で上昇しています。注文住宅の所用費用は、土地を除いた場合でも、首都圏が3694万円と、その他の地域よりも高くなっています。

また、土地を含めた注文住宅の全国平均は、4775万円となっており、次に高い近畿圏の4227万円と550万円もの差があります。これだけ首都圏の土地が高いことが分かりますね。

注文住宅の面積相場

次に、注文住宅の面積の相場を見ていきます。「2018年度フラット35 注文住宅融資利用者の主要指標（注文住宅全体）」を参考にして解説します。

注文住宅(土地を含まず)の住宅面積の全国平均は、126.8㎡となっています。5年連続で縮小しています。

さらに首都圏の注文住宅面積平均は125.3㎡となっており、その他の地域と比べて一番小さな値となっています。

つまり、注文住宅は都心に行くほど面積は小さいが、費用は高い、、

という結果になります。

注文住宅の種類

ひとえに注文住宅と言っても、いくつか種類があることをご存知でしょうか?

どのような企業に頼むかによって、仕上がりや費用が変わってきます。

・建築設計事務所

・工務店

・ハウスメーカー

建築設計事務所

建築設計事務所は、建築のデザインのプロフェッショナルです。建築家さんが運営する、比較的小さな事務所です。一概には言えませんが、設計する作品に対するこだわりは他の企業よりも強く、作品に込める思いも強いです。(自分で独立して事務所を作るくらいなので、、)

そのため、クライアントさんにより親身に寄り添い、暮らしのイメージを形にすることができると考えられます。仕上がりに関しては、頼む事務所によっても違いますが、その住宅だけのコンセプトやストーリーを大きく感じることができるでしょう。費用は設計費として、総工費(工事費)の12〜15%程上乗せされるので、他の工務店やハウスメーカーに頼むのよりもやや高くつくかと思います。

工務店

工務店は、簡単に言ってしまうと、会社の中に設計部と施工部があり、設計と施工をまとめて打ち合わせが可能なので、準備している資金を伝えれば、その中で最善のものを作ることが可能です。建築設計事務所に頼んだ場合、施工は別の工務店に頼むことになるので、設計が終わった段階で、工務店に見積もりを取って見たら高くなった、、という話も少なくありません。

なので、工務店は設計事務所ほどの独創性は無いかもしれませんが、設計部と施工部を抱えている工務店に頼む場合、費用の面では安心できるかと思います。また、地域の工務店などはTVCMや広告を出していないことが多いので、その分、費用も低く抑えられると考えられます。

ハウスメーカー

ハウスメーカーは、よくCMなどでも見るので、イメージが湧きやすいかもしれませんね。一つの会社の中で、営業からコンサルタント、設計、施工までの部署を抱えているので、総合的に見た安定感は抜群です。資材などもお抱えの倉庫にある規格化されたものを使用するので、品質と費用面での安定感も見込めます。しかし、提示した費用やプランによっては、ある程度規格化されたものの組み合わせで設計することになるため、間取りに制約があることも多いです。費用は、設計事務所と工務店の間という感じでしょうか。

注文住宅のまとめ

以上、書いてきたように、注文住宅は請け負う企業によって、仕上がりや費用が変わってきます。それぞれの企業で、得意なことと、そうでないことがあると思います。

例えば、注文住宅ですから、極端に言えば1000万円で家を建てたいと言えば、建てられないこともないのです。ですがその場合、ある程度規格化されたもので設計を行うハウスメーカーでは難しいかもしれませんよね。間取りを自由に設計できる設計事務所や工務店にお願いした方が良いかもしれません。しかしまた、ハウスメーカーには、設計事務所や工務店には無い安心感があることは間違いありません。自分がイメージするライフスタイルや、費用と照らし合わせて依頼する企業を選びましょう。