#13:プラス思考の発言を② ~悪口は自分の人生を破壊する~

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たけやんです。
 自分の成長のため & 情報のアウトプットを目的に、ブログをはじめました。まったり更新する予定です。
これを読んでくれた方に、少しでもプラスとなる事があれば幸いです。
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前回に引き続き、プラス思考の言葉遣いをしよう!ということで、私の尊敬する ”中村天風” 先生の名言をご紹介いたします。

◆いやしくも、人を傷つける言葉、勇気を挫くような言葉、あるいは
 人を失望させるような言葉、憎しみ、悲しみ、妬みの言葉を遠慮なく
 言っている人間は、悪魔の加勢をしているようなものだ。
  そういう人間を哲学的に言えば、自他の運命を破壊していることを
 平気でしゃべっている。
  だから、何回も言うように、人々の心に勇気を与える言葉、喜びを
 与える言葉、何とも言えず人生をおおらかに感じるような言葉をお互いに
 話し合うようにしよう。
中村天風.png
 【中村天風(1876/7/30~1968/12/1)日本の実業家・講演家】

ちょっと長いですが、私はこの言葉が大好きで、人と話をするときはいつも意識しています。

組織やコミュニティで生きる我々にとって、人間関係を円滑にするのはとても大事なことです。特に、仕事上でのビジネストークや雑談、酒の席での自由な発言など、人は様々な『会話』を通して思考や価値観を表現・共有し、組織として強く結ばれるものです。

ただ、この会話の中で「自分以外の誰かや何かに対する不平や不満、陰口や悪口など」を多用する人がいます。
人間関係を良好に維持するためには、嫌でもそれに共感したり、むしろ好んで一緒に悪口を言う人もいるかもしれません。

日頃のストレスや、やり場のない怒りなど、どうしても悪い感情は出てくるし、それを発散できる場所がないと辛いのも分かります。ですが、中村天風先生の言うとおり、人前で平然と悪口を言っている人は、自分の人生をダメにしている可能性が非常に高いのです。

例えば、こういう人たちを一歩引いた場所から客観的に見てください。この人達の印象は良いですか?ひょっとすれば、この人達はあなたのいない場所で、あなたの陰口や悪口を言っているかもしれませんよ。

この真実に衝撃を受けた方には、自分から悪口を言うことは控え、愚痴ばかり言う知り合いからは距離をとる、という対策をとって頂きたいです。

ただ、職場や地域のつながり等、どうしても縁を切れない相手もいるはず。
そういう人とうまく付き合う方法としては、

1:相槌は打つが共感はしない『受け流しの聞き方』
  悪口を言っている人は、自分と他人を比較し、他人が劣っていると判断
 される部分を攻撃します。これはその人の主観なので、我々が否定したり
 矯正することは不可能です。であれば、ただ相手の意見を聞くことだけに
 集中し、「そうだよね~、分かる」という共感ではなく、「なるほど~、
 そうなんだね」と、相手の ”意見” だけを受け止める方法

2:悪口を言われている相手の ”良いところ” を探す『視点の転換』
  誰かや何かを評価するとき、人は必ず ”部分的な一面” だけにフォーカス
 します。それが不平や不満につながる一面であるだけで、見る角度を変える
 と、必ず ”良い一面” が出てきます。「顔が威圧的で怖い。大声で部下を叱
 りつける嫌な上司」も、ひょっとすると「取引先との交渉では絶大な発言力
 があり、確実に契約を取る。やり手のビジネスマン」として、上層部からの
 信頼を得ているのかもしれません。

このように、ものの見方や話し方を変えるだけで、あなたの脳から「悪口」を追い出すことは簡単にできます。何より、「悪いところ、嫌なところ」を探すより、「良いところ、好きなところ」を探すほうが、心がワクワクしてきませんか?

プラス思考の言葉遣いは、あなたや周りの人達を勇気づけ、元気にしてくれます。今こそ自分の人生を、自分の言葉で素晴らしいものにしましょう。

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