🌸愛着の問題について🌸

🌸愛着の問題について🌸

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【人が怖いのに、人を求めてしまう】
★愛着の傷を抱えた心のおはなし
人は、一人だけでは生きていけません。
誰とも関わらずに生きようとしても、仕事や家族、友人、ちょっとした会話の中で、私たちは毎日誰かとつながっています。

でも、人との関係が「安心」ではなく、「緊張」や「不安」になってしまう人がいます。

愛着に傷つきを抱えた人は、人との距離感にとても苦労することがあります。
相手のことを好きになると、不安になる。
嫌われたくなくて、無理をしてしまう。
少しそっけなくされただけで、「もう嫌われたかもしれない」と胸が苦しくなる。

反対に、人と近づきたい気持ちはあるのに、怖くなって距離を取ってしまう人もいます。

本当は誰かに甘えたい。

でも、傷つくのが怖い。

だから近づけない。

そんな気持ちを、心の中で何度も繰り返してしまうのです。

また、「いい人」でいようと頑張りすぎる人もいます。
空気を読んで、相手に合わせて、迷惑をかけないように気を遣う。
気づけば、自分の気持ちよりも相手を優先してしまう。

周りからは「優しい人」に見えるかもしれません。
でもその優しさの裏側には、「嫌われたくない」「見捨てられたくない」という不安が隠れていることがあります。
愛着の傷は、自分自身との関係にも影響します。

「どうせ自分なんて」

「自分は愛されない」

そんなふうに、自分を否定してしまうことがあります。

頑張っても自信が持てない。

褒められても信じられない。

つらくても「大丈夫」と言ってしまう。

幼い頃に十分に安心できなかった人は、自分を大切にする感覚を持ちにくくなることがあります。

だからこそ、無理を重ねてしまうのかもしれません。

恋愛の中でも、生きづらさが強く出ることがあります。

相手を好きなのに、不安になる。
愛されているか確かめたくなる。
嫌われるのが怖くて、本音が言えない。

時には、「相手に必要とされることでしか、自分の価値を感じられない」と苦しくなってしまう人もいます。

愛されたい気持ちが強いほど、苦しくなってしまう。
それはとても切ないことです。
また、感情のコントロールが難しくなることもあります。
小さなことで深く傷ついたり、急に涙が出たり、怒りが抑えられなくなったり。

反対に、感情を感じないように、心を閉じてしまう人もいます。
それは「弱いから」ではありません。
ずっと気を張って、傷つかないように頑張ってきた心の反応なのだと思います。

そして、心の疲れは身体にもあらわれます。
眠れない。
疲れが抜けない。
胃が痛い。
頭痛が続く。
理由もなく不安になる。

心と身体は、ちゃんとつながっています。
だから身体の不調も、「気のせい」ではなく、心からのサインなのかもしれません。

愛着の傷は、性格の問題ではありません。
わがままでも、弱さでもありません。
これまで必死に生きてきた中で、身についた「こころのクセ」のようなものです。

だから、無理に急いで変わろうとしなくて大丈夫です。
安心できる人との関係の中で、少しずつ、
「そのままの自分でも大丈夫かもしれない」
そう感じられる時間が増えていくこと。
それが回復のはじまりなのだと思います。
人との関係で傷ついた心は、やっぱり人との関係の中で少しずつ癒えていきます。

なんとも不器用で、遠回りですがで、人の心というのは、案外そういうふうにできていると言えるのです。

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