全国の下僕(猫飼い)の皆様、そしてPCの前で戦う全人類の皆様、お疲れ様です。
突然ですが、事件です。
我が家の愛すべきモフモフ生命体によって、私のPCの「→(右矢印)」キーが物理的に破壊されました。
え、キーボードって猫の肉球で破壊できるの?
そう思ったあなた。甘いです。奴らの「かまってストライク」の破壊力を舐めてはいけません。
【事の発端:消えた右への道】
時はまさに、バリバリと仕事をこなしていた今。
画面への集中力がMAXに達していたその時、視界の端からジャンプをして
フワッと現れた前足が、キーボードの右下を正確に射抜きました。
カキィンッ!
という、キーボードから絶対に鳴ってはいけない軽快な音が響き渡り、転がる黒いプラスチック片。
恐る恐る視線を落とすと、そこにあるはずの「→」が……ない。
ぽっかりと空いた四角い穴と、むき出しになった謎のポッチ。
「……終わった」
頭を抱えました。
「→」がないって、致命傷すぎるんです。
文章を書いていて「あ、一文字戻……進みたい」って時に進めない。
Excelのセル移動もマウス頼り。
YouTubeで10秒スキップもできない。
コーディングも困るし動画編集や映像制作の時なんて特に激痛
「仕事できねぇ!!!!」
かつてない焦りが全身を駆け巡りました。
納期、進捗、そして迫り来る「右に行けない」という事実。
人生、常に右肩上がりでありたいのに、物理的に右に行けない絶望感たるや。
【捜索、そして原始的な儀式】
しかし、ここで負けるわけにはいきません。
犯人(猫)は「なんか飛んだニャン」みたいな顔で毛繕いを開始していますが、とりあえず無視して床を這いつくばります。
「あった!!!!」
転がる「→」キーを発見。
しかし、これ、どうやって直すの? 修理に出す? いくらかかる? そもそもその間仕事はどうする?
パニックになった私の脳が弾き出した解決策は、極めて原始的なものでした。
「気合で押し込む」
これしかありません。
まずは拾い上げた「→」キーのホコリを飛ばすために、ファミコンの裏技よろしく「フーフー!!」と息を吹きかけます。(※精密機器への息の吹きかけは自己責任です)
そして、むき出しのポッチの上にそっと乗せ、己の全闘気を指先に集中させ……
「オラァッ!!!!」
パチッ。
【結末:完全勝利と下僕の帰還】
恐る恐る、メモ帳を開き、「→」を押してみる。
カーソルが……右に動いた……!!!!!
セーーーーフ!!!!!!!
なんということでしょう。気合とフーフーのハイブリッド療法によって、私のPCは奇跡の生還を果たしました。
人類の叡智(物理)の勝利です。
今この記事も、無事に直った「→」キーを酷使して書いています。
もし今、猫にキーボードを破壊されて絶望している人がいたら伝えたい。
「とりあえず拾って、フーフーして、気合で押し込め。意外とイケる」
現場からは以上です。
あ、犯人は現在猫鍋の中で爆睡しております。
今日も猫は最高に可愛いです。