昨日の夜、俺はあんなにも熱く、期待に胸を膨らませてブログを書いた!
「日本の歴史の答え合わせだ」
「KIDさんが果たせなかった夢の続きだ」
「絶対にリアルタイムで見届けてくれ」と。
読者のみんなを巻き込んで(過疎ブログだが見てくれてる人よありがとう('ω'))
勝つこと、いや、勝って世界への重い扉をこじ開けることだけを信じて疑わなかった。自分が書いた文章を読み返すと、穴があったら入りたいくらい胸が痛む。
そして迎えた今日。
オクタゴンという金網の中は、俺たちが勝手に描いた「エモい筋書き」なんて、たった一瞬で無慈悲に粉砕する残酷な空間だった。
正直、言葉が出ない。
平良達郎がヴァンに敗れ、日本中が深い哀しみに包まれたあの日から
まだ傷も癒えていない。
その希望の光だったエース・堀口恭司までもが、歩みを止められてしまった。マネル・ケイプという「鬼門」は、想像を絶するほど高く、そして分厚かった。
日本人初のUFC王者という途方もない夢が、またしても手の中からすり抜け、遠ざかっていくのを感じた。
KIDさんへの誓いを知っているからこそ、胸が張り裂けそうだ。マジで「ぴえん」なんて軽い言葉じゃ済まされない。格闘技の神様は、どこまで日本人に試練を与えれば気が済むんだと恨みたくもなる。
というかキョージという男は
この2013~2026年まで日本人いや本物の世界のトップファイターとして
色々な困難や怪我や試練を迎えても腐らず真っすぐ機械のように淡々とやると言い放ちどんな強い相手や無茶ぶりの興行主重視の短期間のマッチメイクも逃げずに一生懸命やり続けてきた主人公なんや
だけど。
絶望に打ちひしがれて下を向いたまま昨日書いた自分のブログを眺めていた時、ふと気づいたんだ。
昨日俺が熱く語った堀口恭司の強さって、一体何だったっけ?って。
彼の本当の強さは、無傷で勝ち続けることじゃない。
大怪我で長期離脱を余儀なくされても(靭帯の断裂etc)
団体の危機に直面しても、何度どん底に突き落とされても
その度に立ち上がってきた「不屈の魂」にこそあるはずだ。
今回の敗北で
タイトル戦への道は大幅な遠回りになった。それは間違いない現実だ。
でも、脱落したわけじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今、誰よりも悔しくて、誰よりも心身にダメージを負っている恭司本人が、きっともう次を見据えている。
あの揺るぎない目で、自分の足りなかったピースを探し始めているはずだ。
闘う本人が1ミリも諦めていないのに、安全な場所から見ているだけの俺たちが「もうダメだ」なんて勝手に絶望して、ここで終わらせていいわけがない。
格闘技は残酷だ。血の滲むような努力が必ず報われるとは限らない。
いくら優勢に試合運びを進めていても、
一発の拳で全てがひっくり返りそこまでのアイデンティティや格闘家としての積み上げを一瞬にして奪われる。
でもだからこそ狂おしいほどに美しく、俺たちの心を根底から震わせる。
今日だけは、思い切り哀しもう。
悔し涙を流したいヤツは流せばいい。
でも、明日の朝には顔を上げて、必ず前を向こうぜ。
この途方もなく険しい遠回りの道程すらもいつか必ず訪れる
「日本人初のUFC王者誕生」の瞬間を世界で一番エモい歴史に変えるための試練だと信じて。
俺たちは、堀口恭司というファイターの生き様を、最後まで見届ける義務がある。
「これだから格闘技は辞められないよね。鍛え直してまたすぐに戻ってきます!まだ俺の夢は諦めない」
「ケイプ選手強かった。ありがとうございました!」
キョージの試合後のコメントだ 漢だこいつは!潔いし 悔しくても
次見てんだ
そこらへんのしょーもねぇファイターと違って
負けても引退がどーとか怪我がどうとかくだらねぇことも
いわねぇ言い訳もしねぇ
諦めてないんだよまだ 遠回りでも
ダメージも今までの激戦で怪我の中 漢気で試合を受けて
朝倉海にKOされて 靭帯切れたあとも2年ちかくかけて復活してリベンジして ぺティスにもあの1発でベラトールで意識断ち切らてもう堀口もダメージが溜まって打たれ弱くなってるねっていう外野のヤジもはねのけて
連勝を積み上げて今日の試合までたどり着いてんだ。
でも2時間は茫然としてたぜ
今日という日はサッカーはおめでとうだがどうでもいい(サッカー好きな人ごめん)
でもキョージは前をもう向いてる。
乗り越えよう。
このどうしようもない哀しみを糧にして、俺たちもそれぞれの日常という戦場へ向かおう。